今の時期に湿地や神社の森に行くと、ホタルガが飛んでいます。ルリタテハかと一瞬ドキッとしますが、すぐに飛び方で蛾だということが判ります。
これには、ホタルガとシロシタホタルガの2種類があります。
上がホタルガ、下がシロシタホタルガです。違いは停まった時に白帯がV字形になるか、直線になるかです。
食草と幼虫の格好も全く違います。ホタルガはヒサカキなどを食草とし、シロシタホタルガはクロミノニシゴリなどを食草とします。
これがクロミノニシゴリにいるシロシタホタルガの幼虫です。クロミノニシゴリは湿地にある木なので、シロシタホタルガは湿地にいます。ヒサカキは何処にでもありますから、湿地には両方います。
ホタルガは少し薄暗いところによくいますので、ストロボの練習台になってもらいました。上から普通の発光、後幕発光、リピーティング発光+多重露光です。なかなか条件設定が難しいです。