カテゴリ:つくる~たべないもの
年度末の繁忙期を控えふだん着などつくる時間あんまりないと思う…のですが、楽しみだったので注文して届きました。
著者michiyo先生作のニットは、女子ものでも女らしい人しか似合わないようなものでなく、多数の先生が載っている他の本でバラで見ても、売り物ニットとのギャップが少ない点が好みです。 この本も服屋さんのカタログのよう。つくる時間あんまりないと思う…けど、見ているだけでいい気分。文化出版局さんいいお仕事。 第2弾、第3弾…と続いていくことを期待します。 どこのだろうと思っていたリネン、コットンの糸は、とてもメジャーなハマナカさんのフラックスとポームでした。 特にかぎ針作品の模様がどれもかわいい。作品Sのキャミソールとか、Tシャツの上にキャミなんか着ないですが、巻物の柄などにしたいと思います。 一方、上の表紙のカーディガンを見てもわかりますが、四角い形をつないでいる構造が故に、裾が床と平行でない。 写真曲がってますが、作品Vのチュニック。これも四角から首と腕が出る形、つまり肩下がりがないので、裾の両端が下がり、床と平行でない。 私も引き返し編みなんてしたくないほうですが、洋裁的な補正を無視した形というのは、おしゃれに着ないと、安い服着てるとか、編むの下手くそとか思われたらどうしようとかちょっと思います。 そういう意味では、服の形として美しい、人の身体も美しい、そんな着る物も二、三欲しかったようにも思います。 あとは、編み物本によくあるよくない点ですが、色違いを別に数えて無理やりAtoZにそろえたのは余計だと思います。ただまっすぐなストールを3作品扱いは、ちょっと。 さてこれの本から何をつくるかですが、まずはお花見シーズン対策で、Aの台形を素材や前空きとかいじりながら量産したいかな、かぎ針のリネンくつしたもいいなという感じです。 売り物ニットでいうと例えば下のような感じが好きなつくり人にはいい本ではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月08日 00時00分23秒
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