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カテゴリ:鎌倉殿の十三人
鎌倉殿の13人:初に「初めて褒められた」泰時が作る新しい世 坂口健太郎「義時とはまた違った苦労をするだろうな」
時房「西国の所領を東の御家人が手に入れ、土地の者を苦しめている。不満を持っている者たちが先の帝(みかど)を担げば、また戦になりかねないぞ」 泰時「西の者たちの不満は私の耳にも入っています。それに関しては、きちんと決まりを作ろうと考えている」 「やっていいことと、いけないことをはっきりと示す」 時房「いい、とてもいい!」 「今、新しい世が来る音がした」 「御成敗式目」でナレーション、「これにより泰時が政治を行う間は、鎌倉で御家人の粛清は一切、起こらない」 坂口さんは、“泰時が作る新しい世”について、「義時とはまた違った苦労をするだろうなという気はしています」 「やっぱり泰時が言っていることってどこか理想」 「でも僕は泰時が苦しみながらこれから先、何か決断を下したり、分かれ道をどっちかと考えたりする姿というのはなんとなく想像ができる気がして。それはきっと義時という存在が自分の中ですごく大きなものがあるから、だからこそじゃあ泰時ならどうするんだろうというのは、多分、一個すでに泰時の中にあるんですよね。だからこそ考えやすくもあるし、それによってこれから泰時はこういう瞬間瞬間を思い出して成長していくんだろうなという感覚はあります」 尊徳先生が竈(かまど:現在の御殿場市)の小林平兵衛をお叱りになった。 「諸人愛敬無ければ、諸道成就しがたし」と仏壇に書いてあったのを見て、 「人から愛され敬まわれなければ道は成就しないと思って、人に助けられることのみ修行するものだ。これは菜っ葉の虫が柔らかい葉を食うようなものだ。 本当に諸道を成就しようと思うなら、次のように心がけるべきだ。 諸人救助なくして諸道成就しがたし この自他の違いは大きい。人と生まれて諸人を救助することなければ、諸道成就することなし。人を救い助ける心を押し広げる。そして是非を見極め、誠をもって救い助けるべきだ。 そうして後に諸道は成就するのだ」と書き直されたのだった。 諸人救助なければ諸願なりがたし 人と生まれては人を救い助ける心を推し広げ、その是非を見極めて誠をもって救助する。 それこそが、諸道成就なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.25 16:16:52
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