今年も残すところあとわずかですね。
いろんなことが起こりましたが、何とか無事に過ごせています。
将来ふり返ると、たくさんの発見があった年と記念されるような気がします。
モデルナワクチン二回目接種後に、無事に高熱が出ました。
身体の殺菌が行われて翌々日は気分スッキリでした。
ところが数週間経過後の謎の腰痛いや腰内部の痛みが発生し、
お医者さんにかかったところ、原因不明....。空手を休んでなるべく安静を
心がけて、回復となりました。
人の体はひとつの基準では語れないものですね。
私も52歳。今後何が起こるか分かりません。
そんな年齢になったんだなぁと深く感じることがあります。
今この時にやるべきことはないか?そんな自問自答をしています。
もっと大所高所から物事を俯瞰したいと思いつつも、
妻から、君は器が小さいと言われ続けています(涙)(笑)
私とお付き合いさせていただいているお施主様、OB様たちは
多分いや確実に私が小さい男であることに気付かれていらっしゃるのでは
ないでしょうか。
でもだからこそ、少しでもBIGな男になれるように!と思います。
点検等でお会いした時に、田村は男になった!と言われるように
小さい肝を磨いていきます。
そんな小ささ故に、私とお付き合いしている仲間たちもさぞかし
大変だろうなぁと感じています。
幼馴染たちはもう私の性格を知り尽くしていますが、まだまだ
お付き合いして数年の仲間たちにしてみれば、お前ごときにそこまで
言われる筋合いはない!となるのは当たり前。
ただ手加減ができない自分がいて、とことん腹を曝して付き合うのが
男のたしなみであるという持論が曲げられないところがまた小ささの所以です。
大きな目的は一緒でも、そこにたどり着く過程は人それぞれ。
そんな意味で、旅の途中で袂を分かった仲間もたくさんいます。
多分いつかは交差することになるのでしょうが、今の段階では
別の道を歩むというまさに人生それぞれという真理は存在するものです。
そんなことを感じるひと時を過ごしました。
百年の家という組織から始まり、現在は群馬環境共生住宅+(プラス)という
グループにて学ぶことにより私のいや田村工業の家つくりのハードつまり性能は
成り立っています。
講師の岡田先生とも15年以上のお付き合い。
それがここのところ忙しいを理由にするという最悪最低の所業にて
二ヶ月に一回の勉強会を休んでおりました。
コロナ禍にて勉強会がZOOMになったというのも一因で、
やはり対面勉強がいい!という我がままもあって。
そんな私の我がままに先生ならびに同窓仲間たちも付き合ってくれて、
弊社展示場にて開催された勉強会。
岡田先生、いつも気密測定でお世話になっている関口氏、いつもの勉強仲間の
深澤氏と齊藤氏(このお二方はZOOM)と私の5人での勉強会となりました。
斉藤氏とは久しぶりの接触で、元気か心配していたのですが、しっかり勉強
を継続していて、私以上に大きな知識を身につけていました。
何だかとても嬉しいと同時に、我が身の不甲斐なさを痛感もしました。
岡田先生への私のたまりにたまった質疑から、それへのツッコミと解析。
やはり勉強は本当に大切であり、楽しいものです。
特に私たちは住まいをつくるというそれこそ聖職と言っても過言でない
職種に生きています。
お客様のお家を実験台にすることは言語同断であって、学びのなかで
しっかり解析つまり計算されたものしか性能として提供できません。
にろす、今更そんな質問か~などと怒られながらも
基礎に立ち返った貴重な勉強ができました。
空気線図を見ながら、壁内の熱移動や蒸気分圧と言った住まいの理科を
復習できました。
いまや付加断熱は当たり前になっていますが、それは本当に安全な
決まりごとの中で施工されているのか?
屋内から屋外がハードからソフトな素材で組織されているのか、透湿抵抗が
高い素材が外部に配置されていないか?
換気の役割、結露とは、UA値の本当の意味や真のリサイクルの意味など、
たった2時間がとても中身の濃いふり返りと新規の追加知識を得る
時間となりました。
有難いです。望めばこうして学ぶ時間をいただける。
なおかつそれは解析によって裏付けられた、正真正銘の真理であって
それらに基づく安心安全をお施主様にしっかり提供できる、
自分にも得られる安心。
先生と勉強仲間に感謝しつつ、理論的に性能を語れるように
なれた自分を育てていただいたことにも感謝したいです。
でもまだまだ未熟者。
住まいの見えないところで起こる現象こそ
最初から全て見えていて、しっかり説明できることこそ工務店の
当たり前の能力である。そこに向ってまっしぐらです!
TAMURA住まいの性能虎の巻に更に基礎項目が追加されました。
次回からは真面目に参加します!
そして仲間と言えども、つくる住まいはそれぞれ個性が
違うもの。安全安心性能の中で、考え方もそれぞれです。
そのそれぞれをお互いリスペクトし合い、生かし合う。
いつかは交わるかも知れないが今はそれぞれの道を進む。
本当に大切なことですよね。真剣に勉強し合うからこそ感じられる
それぞれの個性。
住まいつくりの学びは理科や数値の学びだけではなく、生き様の
学びににもなるんだ!と深く感じることができました。
とてもスッキリできた時間でした。
そしてそしていつものように現場報告も。
U様のお住まい現場もしっかり進んでおります。
牛歩のごときですが....。
木の玄関アプローチがデザイン及び施工完了です。
TAMURAオリジナルは本当に素敵です(笑)
田村青子、バッチリ現場躍動中です(笑)
屋根勾配を決めるのに一時間じっくりと。
そこの数センチって変わるの?と聞けば、
当たり前じゃん。とても大切な事よ!と切り込んでくる。
私は常に無言色っぽい♪です。(by工藤静香いや木村静香?笑)
そして疲れた今宵は、ちょって贅沢に妻チョイスのお店で
極上パンケーキを。
甘くないパンケーキにスイーツなシロップをそえて、生クリーム
をまぶして食す。
まさにプライスレスな時間です。
甘いのは苦手です。ほんのり甘く、カチンとしたテイストを持つ。
まさにこれは田村青子の住宅装飾デザインです。
レッドパインの多様はどうしてもテイストが甘くなってしまいます。
それを青子流にほんのり甘く、カッコよくに変える。
語るまでもなく、お施主様たちはそこを支持してくださって
いるんです。
まさにそれこそがTAMURAオリジナル。
他社にない魅力で、実はそこに気が付いて下さるお客様は
本当に極々少数派です。
だからこそそこに気が付いて下さると、それはそれは
濃厚魚貝豚骨の間柄になれるのです。
小さき門を潜ってその先の小さきゲートを潜って私たちに
会いに来てくださる方々。
まさに極上のコミュニケーションをありがとうございます。
コミュニケーションを育む住まい
田村工業株式会社
田村 博 青子