ママチャリライフ

ズバリ「新聞購読」です。
やめてみたらメリットしかない、マジで。

新聞受けから朝刊を取り、朝一でひととおり隅々まで目を通すのは
小学生の頃から続けてきた習慣で、
新聞購読は何十年と私の日常の一部になっていました。

結婚してからも新聞は取り続けましたが
家族が見るのは番組欄のみ。
私以外誰も中まで読まない。

しかし番組欄だけは見ていた家族も
地デジ対応テレビになってからは
一切見向きもしなくなりました。

以前住んでいた地域では毎月新聞を捨てるための収納袋とかくれてたので便利だったんですが
現住所に越してきてからはそれがない。

さらに古紙収集日が月一回で
収集場所が自宅から300ｍ先になってしまいました。

一か月分たまった大量のダンボール、新聞、雑誌類、厚紙等を捨てるために
全部きっちりヒモでまとめるのも地味に大変なんですが
とても両手で抱えて持っていける重さではないため
自転車に乗せて二～三回往復しなくてはならない。

ダンボールの束はかさばるし、新聞は重いしで
古紙の収集日が来るのが憂鬱でした。

うっかり収集日に捨てそびれると
次回は二か月分の古紙を運ぶ羽目に。

そういう月は
古紙回収してくれる遠方のスーパーまで出かけ
少量ずつ古紙を処分していました。


───まあとにかくこちらに越してからずっと
新聞紙の処分に手を焼いていたわけです。

捨てるの重いし
私以外誰も読まないし
ぶっちゃけ最重要なのはチラシだし
もうホントそろそろやめたい…
いつやめよう──

そう思っていた矢先、
朝日新聞の慰安婦捏造問題がクローズアップされ
読売新聞が「打倒・捏造朝日！」的な内容の特集を組んだんですよね。

慰安婦捏造問題に関しては、小冊子が配布されたぐらいなので、
当時の読売新聞は
朝日の購読層を奪ってやろう！と相当気合入ってたんじゃないでしょうかね。

朝日新聞の悪意に満ちた反日捏造に怒り心頭だった私は
「読売新聞が朝日に対抗して頑張ってる？
　やっぱ新聞やめずに購読して応援しなきゃ！」
と思い直し、ずるずる購読を続けてきました。

ただ、読売新聞って「慰安婦捏造問題」に関しては
確かに熱ーくなってたかもしれませんが
朝日新聞や毎日新聞ほど中韓側・反日・左翼寄りではない、というだけで
保守かと思って社説読んでると
日によって軸がブレブレだし
中韓にもっと配慮せえとか朝日みたいな事を言う日もあるしで
立ち位置がよくわからない。

さらに続々と発覚した身内の不祥事にはめっちゃ甘い。
朝日に偉そうに言ってたくせになぁ…と
どんどん読売に対する印象が悪化していきました。

それから犯罪者の国籍や、通名ではなく本名やできちんと報道するか、
という誰もが非常に気になっている点に関してですが
ネットのおかげで
各紙の表現の差を簡単に比較できる時代になりました。

日本人に反感を買いそうな犯罪者の本名や国籍は隠して
あえて通名（日本名）で報道する、
あるいは、その後報道をやめる、という姿勢のテレビ局や新聞社は今も多いです。

二重国籍の野党党首をよりよく見せるために
全体像の一部分を意図的に切り取って報道するのも
日本のマスコミの得意技。

こうして報道内容が比較できるようになると、
誰もが当然疑問を抱くわけです。

なんで犯罪者なのに、一部の国籍の人だけは実名が報道されないの？
少年法で守られるような年齢でもないよね？

マスコミはなんでそんな印象操作を毎回やってるの？

日本のマスコミって、一体どこの国の人の利益のために働いてるの？

真実を報道して中韓に対する日本国民の印象が悪くなると
日本から謝罪や賠償や金を引きずり出すのに都合が悪いから
犯罪者は可能な限り実名は伏せて
「通称や通名」で「日本人」として誤魔化しておこう、ってこと？

これらは全てゲスの勘ぐりです。

でも真実を報道するのが役目の報道機関が
あえてここまで隠そうとするんだから
「それなりの理由」がちゃんとあるんでしょう？
勘ぐられても仕方ないよ。

今のドイツで不法移民の凶悪犯罪がきちんと報道されないのと
同じようなものを感じます。

話はかなりそれましたが
通名報道の件でした。

その都度他社報道内容と比較してきましたが
朝日や毎日と同じく
ガッカリさせられる事が多かったです。

そのたびに「読売よ、お前もか…」と落胆。

そうこうしてるうちに
フェイスブックのイラストにイイネを押した人たちの住所や勤務先等の個人情報が
マイナンバーのセキュリティ等を扱うセキュリティソフト会社（エフセキュア）に在籍する活動家によって暴かれ、拡散されるという大規模な情報漏えい事件が発生。

2015年11月、ちょうどほぼ一年前の出来事です。

共産党支持者の自分にとって「思想的に気に食わない」
ただそれだけの理由で
政府や警察、マイナンバーにまで食い込んでるようなセキュリティソフト会社の幹部が
イイネを押した人の詳細な個人情報を調べ上げ
はっきり悪意をもって世界中にばらまいたんですよ。

衝撃的な事件でした。
読売新聞がこの事件をどう記事にするか知りたかったし読みたかった。

しかし紙面で報道されることはありませんでした。


なーんだ、捨てるのも手間がかかって大変な新聞に
わざわざお金を払って読む必要や価値なんてないわー、と思い、
ついに読売新聞の購読をやめることにしました。

報道内容からすると、産経新聞だったなら継続購読してたかもしれませんね。

2016年に入り購読を中止する旨を販売所に連絡。

そこからがめんどくさかった～…

購読を継続してほしいと何度も訪問勧誘。
断る→また来る→断る→また来る…のループ。

三ヶ月、無理ならせめて一ヶ月、とあまりに何度もしつこかったので
「以前は家族に巨人ファンがいたのでとっていましたが、
　今我が家には巨人ファンがいないので、読売新聞を購読することはもうありません」
とお断りしたところ
勧誘がピタリとやみました。

理由をはっきりしないまま断ると
何度も勧誘が来るけど
「最近の事件ですっかり巨人が嫌いになったから読売は無理」とか
ハッキリとその新聞社がダメな口実を言ったほうが
すんなり諦めてもらえるのかもしれませんね。

新聞をやめて驚いたこと。
デメリットをはるかに凌駕するメリットの数々。

★デメリット（？）

１．天ぷらをする時の油を吸う紙がキッチンペーパーに変わった。
　（でも別に困らない）

２．宅急便を送る時に、クッション材として使用する新聞紙がなくなった。
　（チラシやフリーペーパーの投函は相変わらず多いのでこれも別に困らない）

３．チラシが入らない。チラシについたクーポンとか使えない。
　（でもトクバイで毎日リアルタイムにチラシが配信されるのでより便利に…あ、これはメリットだ）

４．窓を拭く新聞紙がなくなった。
　（古いタオルを切って利用するように）


★メリット

１．重い古紙ゴミが大幅減少！！！なんてエコライフ。

２．一ヶ月3000円強の節約。年間4万弱浮く。すばらしい。

３．新聞集金・勧誘のわずらわしさから解放。

４．ネット配信チラシのおかげで、仕事帰りにチラシチェックや比較が可能に。
　　お買い物が超便利に！

５．紙の新聞を読まなくなったことで、
　　意識的に多くのネット新聞やニュースに目を通すようになり
　　以前より得る情報量が大幅に増えた。（これは意外だった）

６．家を数日あける際に「何日間新聞の投函をストップしてください」と
　　販売所に連絡する手間が不要になった。
　　（正直、留守期間を毎回通知することに対し
　　　大きな不安とストレスを感じていたので、
　　　旅に出ることが多い私にとって、これは非常に大きなメリット）


確かに、トクバイやシュフーではチラシを配信してないスーパーもありますが
最近では大抵のお店が自分ところのHPでチラシを公開していますよね。
私の近所ではチラシがまったく見れないお店の方が少ないぐらいです。

古紙収集の日に捨てる紙ゴミの量・重さが大幅に減り
一度で運べるような量に軽減されたのは大きいですね。


2016年にやめて良かった習慣、ダントツ一位でした。