カテゴリ:小学校
プチーももうすぐ五年生。
塾に行く子の数も増えてきました。 ですが、中学受験する子が少ない小学校へ通っていますから 学校ものんびりした雰囲気です。塾へ通う子とそうでない子の差は もちろん開きますが、わかっている子がわからない子に説明してあげる という形で、今までうまくやってきているように思っていました。 ところが算数の時間に、塾へ通う子供達が叱られる機会が 増えてきた、とプチーが言います。 式をとばして答えを書いたりするからだそうです。 暗算でできても、暗算でしてはいけなかったり そういう学校のルールに従わない子が現れたそうです。 わざと従わない子もいれば、うっかり従い損ねるケースもある、と プチーは言います。 問題に「式を書きなさい」と書いていなかったから、と プチーは頭の中でささっと暗算して、答えを書いてしまったことがあり 先生に叱られたそうです。 「式を書くのですか?」と先生にききましたが 「そんなことくらい自分で考えなさい」と言われ 式を書かずにテストを提出してしまいました。 そのテストでは、式を書かずに提出してしまった子が みんな、たまたま、塾へ行っていた子ばかりだったようです。 (うちは、行っていないんだけれど、行っている組と一緒にされています) 「式を書くのは当たり前でしょ!」と、猛烈にこわい顔で言い放たれ、その上 「塾へ行ってたってなんだって、学校がメインなんだから!」 と、すごい剣幕でたたみかけられたそうです。 なんだか、変な方向へいってしまったんだなぁ、きっと。 どちらが始めた、というわけでもないけれど お互いがお互いを悪く思い始め、どんどん関係が悪化していくように 感じました。 「それは子供の屁理屈だ」思える状況の時もあれば 「その先生の持っていき方はちょっとマズイんじゃないか」と思う 状況もあります。 多分、クラスで一番偏差値がいいだろう、と思われる男の子が 先生に反抗的な態度をとることが増え、それを先生も目の敵にし 「○×君には近寄っちゃいけません!」 と言ってしまったのが、更に子供達と先生の関係を 悪化させてしまいました。 子供達が団結を深めてしまい、窮地に立たされた先生は 毎日機嫌が悪い・・・。 もうすぐ個人懇談なので、最近の脅し文句はもっぱら 「お母さんに言うからね。」 なのですが、それがまた、子供達の不信感を煽ります。 先生はどうやら、塾へ通う子供達が学校を軽視していると 感じるらしく、昨日、テストを返す際に 「学校のテストをちゃんとやらないと、バチがあたるよ!」 と、また怒っていらしたそうです。 この言葉の使い方、ちょっとおかしいと思うのですが (天罰って、こんなところで引っ張り出すようなことじゃないと サリーは思いました) プチーは、かなりびびってしまった様子で 「どうしよう、今回テスト悪かった・・・」 と、心配そうな顔で答案用紙を持ってきました。 今までだって、テストが悪かったことくらいあるのに どうして今回だけそんなに気にしているのか、ときいてみて この「ばちがあたる」発言のことを知りました。 本当に天罰が下ると思って、心配しているようでした。 「この子アホちゃうか」と心の中でつっこみつつ 「多分大丈夫だと思うよ。」となぐさめておきました☆ 神様が決めてくださることだから、絶対とは言えないけど 天罰って、もっと違った状況で下るものだと思う、と サリーなりに説明しておきました。 去年の担任の先生の殺し文句である「通知表の評価を下げるよ」も 印象的でしたが、今年の先生の「ばちがあたるよ」も それなりにインパクトがあります♪ 学校の先生って、よほど頭の回転が速くて 臨機応変柔軟に対処する能力がないと、とっても大変なんだろうなぁ、と あらためてつくづく感じました。 そしてもう一つ、子供達の目から見て[先生に好かれてる子、そうでない子]が はっきりするような接し方をしてしまわないよう ある程度感情をコントロールする必要もあるんじゃないかなぁ、と 思いました。 どちらにしろ、学校の先生の大変さを痛感しました。 もうすぐプチーの個人懇談です。 プチーによると「めっちゃ怒られるかも」ということですが 先生の言い分をお聞きするのが楽しみです。 今の時点ではプチーの側の話しか聞いていませんが 両方の立場の人から話を聞いてみないとね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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