カテゴリ:文化の違い(国外)
久々に文化の違いを感じました。
今、エクスチェンジティーチングの相手を探していて 元々既にいたこちらの現地人の友達に加え (今までは日本語で会話していた友人) 更にネット上の掲示板などでも何人か見つけました。 ネットで見つけた一人は日系企業に勤める女性で 会社(IT企業F)のメールアドレスから、がんがんメールを 送ってきます。 朝は8時50分頃から、夕方4時59分まで。 そこでぴたっと止まるのは多分退社するからでしょう。 仕事はめちゃめちゃ忙しく、おしゃべりする暇もない、と 愚痴メールが届きます。 (サリーの頭の中:だけど定時に帰るんや・・・) のどが渇いたのに水を飲む暇もない、とメールが届きました。 (サリーの頭の中:でも、私にメールする時間はあるんや・・・) 国民性でしょうか、こちらの人は残業をほとんどしません。 出勤ラッシュは7時半頃から始まりこれは多分日本と同じですが 夕方のラッシュは5時過ぎから始まります。学生ではなく 社会人の帰宅ラッシュです。 彼らの流れに逆らっては歩いて進めないくらい 大量にサラリーマンやOLが、駅のホームへ向かいます。 皆足早に、楽しそうに歩いています。 (歩く人々の表情が明るいのも対照的かも) そして、レストランでも電車の中でも、ヨガ中でも授業中でも仕事中でも とにかく本当によく携帯を使います。 美容院では、頭にロットをつけ、ケープをまとったままでも 電波が悪いとお店の外にそのまま出て行き、携帯で会話をします。 そしてチャットやメールの頻度も半端ではありません。 若者だけではなく、社会人もです。 IT企業Fに勤めるその女性は、何度も何度も畳み掛けるように チャットメールを送ってきます。 「いるの?」 「見てるなら返信頂戴よ」 「いないの?」 「返信まだ?」 「質問に答えてよ」 「いるのいないの?どっちなの?」 「なんで返信くれないの?」 「返信できない理由はないでしょ?」 「仕事は無いんでしょ」 「家にいるはずじゃないの、読んでるんでしょ」 「どうして返信くれないの?」 サリーの返信を待たずにどんどん送ってきます。 先日はあまりにも頭に来たので、英語で 「私は、例えば友達と食事している時とか 仕事をしている時などは、携帯は使いません。 外国人ですから、生活も不便です。いつでも 携帯を常に気にしているあなた達とは文化も違います。 常に1分以内に返信がもらえるような相手ではありませんから それがダメなら、もうこんなことはやめにしましょう」 とメールを送りました。 こちらの人だもの、きっと更に逆切れして反論してくるに違いない、と 構えていたら、「ごめんね」の返信が。 あぁ、ただ単に、サリーと性格が違うだけだったんだなぁ。 人懐こい、いい子だったんだ。(ひとまわり年下) おおらかになることを忘れている今日この頃。 こちらの人は、本当に根っから失礼。 ぶっきらぼうだし、舌打ちして顎で人を使う。 でも、機嫌が悪いわけでも、性格が悪いわけでもなくて 愛想が悪いだけであることがほとんどです。 気にせず、あっけらかんと話しかけ続ける根性とおおらかさの 大切さを今更ながら実感したのでありました。 ちなみに一昨日はサリーも時間があってずっとパソコンに向かっていました。 3時から5時までの2時間でのやり取りは往復合計34通。 チャットみたいなひとことではなく、結構な文章の量です。 彼女仕事中です。日系企業だから、結構お給料ももらっていると 思うんだけど・・・。 そういう彼女とは今はとてもいい、エクスチェンジティーチング友達です♪ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.28 06:34:10
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