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家曜日~うちようび~

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Q輔とU子と「仕事曜日」

2021.04.17
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【相談】 

Q輔さん、こんにちは。

少し前に「上司の一貫性に欠ける発言に悩んでいます」という相談をさせていただいた、Q輔です。

さて、私は今、先だっての私の相談に対するあなたの返事に大変憤慨しています。

あなたのお考えを要約すると、
上司の発言が、過去と現在で一聴して辻褄が合わないことなど当たり前。
部下たるもの、皆まで説明されずとも、その奥にある一貫性を汲み取るべきである。
とのこと。少なくとも私はそう受け取りました。

いやいや、おかしくないですか?何で下のもんが汲み取ってやらにゃならんの?上司は赤ちゃんか!
上司なら、正しい言葉で、正しい指示を、こちらが迷わんように、かつ傷付かんように伝えんかい!
私はこれまで、上司の自分本位の支離滅裂な発言に振り回され、身も心もズタボロです。
やはり人の上に立つ者は、常に細心の注意を払って発言するべきだと思うのです。
これは上司部下の関係に限らず、先輩後輩、親子、夫婦、先生と生徒、政治家と市民、何だってそう。
常に責任ある発言を心掛ける。これ、あらゆる人間関係の基本でしょう?
とにかく先日のあなたの発言だけは許せません。撤回して下さい。撤回しやがれコノヤロー。


(名古屋市、46歳 ペンネーム・Q輔)





【お返事】

えらい言われようでござる。
なるほど、Q輔さんのおっしゃることも一理ある。てか、二理も三理も万里もある。大正解。
でも。しかし。である。
そう、モノゴトには「でもしかし」があるから面白いよね。
という訳で、以下は、あなたの意見に対する僕の「でもしかし」です。

僕は「会話」とはスポーティーなものだと思ってる。
ていうか、個人的には、ほぼスポーツだと言って過言ではない。
野球、サッカー、バスケ、陸上、柔道、水泳、それらと同じ「会話」という競技。
会話は文化的資質より、どちらかというと運動神経がものをいうゲーム。
ちなみに昨今、メール、ライン、ツイッターなどの「電子での会話」も新しい競技として確立しつつあるな。
とにかく「会話」はスポーツなのだから、他の多くのスポーツと同じく、
瞬発力、知力、体力、時の運、血の滲むような日々の努力、
もって生まれた才能を駆使して、ただ本番に結果を残すことが全て。
もちろんスポーツなのだから、向き不向きがあって当然。努力だけでは如何ともしがたい現実もある。

例えば、一流のアスリート。
例えば、引退しちゃったけど、イチローとかね。
彼は、自分の才能に胡坐をかくことなく、日々努力を怠らず、己の野球哲学を信じ、
自分の体の細部にまで注意を払って、試合に挑んでいたと思うのですね。
そんな野球のプロフェッショナル、超一流のイチローにかかれば、
相手が投げたボールの速度、回転、位置を、瞬時に、的確に判断し、
バットの芯にジャストミートさせ、日々鍛錬した肉体をフル稼働させ、
全ての玉はホームラン!
・・・かというと、そうでもない。
たまに、空振りする。
プロのくせに。高い給料もらってるくせに。超一流とか言われてるくせに。
たまに、三振する。
なぜなら、野球には相手がいるからだ。
相手のピッチャーは、こちらが打ちやすい玉を投げてはくれない。困らせる玉ばかり投げて来る。
イチローにしてみれば、
もっとホームランを打ちやすい玉を投げてくんないと、僕ちゃん嫌だ!とか。
今日は何だか調子が悪いのでバッターボックスには立たないもーん!とか。
今の玉、家に持ち帰って検討するね。三日後また投げてね。必ずホームランにしちゃうから!とか。
言いたいであろうが、言えるわけねーじゃん。プロの世界なのだから。

では、会話というスポーツの場合はどうでしょう。
例えば、あなたの上司。
彼が、自分の才能に胡坐をかくことなく、日々努力を怠らず、己の仕事哲学を信じ、
自分の体の細部にまで注意を払って、仕事に挑んでいるとう前提で。ははは。
そんな上司にかかれば、
部下が投げかけた質問の意味、真意、背景を、瞬時に、的確に判断し、
質問の芯にジャストミートさせ、日々鍛錬した頭脳をフル稼働させ、
全ての発言は当意即妙!
・・・かというと、そうでもない。
たまに、失言する。
上司のくせに。高い給料もらってるくせに。社長とか部長とか言われてるくせに。
たまに、人を迷わせる。
なぜなら、会話には相手がいるからだ。
会話の相手は、こちらが答えやすい質問ばかりをしてくれない。困らせる質問ばかりしてくる。
上司にしてみれば、
もっと答えやすい質問してくんなきゃ、僕ちゃん嫌だ!とか。
今日は何だか調子が悪いので、ヘンなコト言いたくないので、発言しませーん!とか。
今の質問、家に持ち帰って検討するね。三日後また問いかけてね。必ず的確に指示するから!とか。
言いたいであろうが、言えるわけねーじゃん。仕事なのだから。

仕事ってバスケの試合みたいに瞬発力が必要でしょう?
細部に至る判断ともなれば、分刻み、秒刻みで行っていかなければならない。
仕事中はみんなゼイゼイ言っている。ハアハア言っている。それはあなたの上司もきっとそうです。
プロがどれだけ努力しても空振りはする。パスをミスる。これまでのタイムを大きく下回る時もある。
もちろん、でもだからと言って、
上司が自分の置かれた状況や感情に任せて何を言ってもよいと言っているのではありません。
野球の下手な選手が、レギュラーになれないように。決してプロにはなれないように。
会話の下手な上司は統計的にみても出世しにくいようですね。特に昨今は。まあ、当然か。

ただ問題はね。
「競技としての会話」がどうも苦手であるということと。
その人の「業務実績」は別であるということです。
別で考えないといけない。
表面的な言葉で傷付いたとか、迷ったとか、ハラスメントだとか、まあごもっともなのだけれど。
そこでシャットアウトしてしまうと、その人から本来得られるべき情報は途絶えてしまう。
僕はその情報がとても勿体ないと思うので、喉から手が出る程欲しいので、
表面的な言葉のキツさはさておき、その先を、その奥を、何とかして掴むように心掛けている。
口は悪くても、精度の高い仕事をする職人はいるし。
口下手でも、センスの光る図面を書く設計士はいる。
失言だらけでも、力のある政治家もいる。
「競技としての会話」にだけ重点に置くのであれば、
橋下徹氏とか、ひろゆき氏とか、ホリエモンとかが総理大臣になったらいいと思う。
何を聞かれても当意即妙。会話という競技の選手としてのスキルが半端ない。
こと会話だけのことでいえばね。でもそれと、実務は別ですからね。
会話が業務の全てならばいいんだけどね、所詮は会話は業務の一部でしかないのよ。

オリンピックの森前代表が、あの失言で、すったもんだで。
まあ、当然の報いか知らんけど。
あれは、イチローがある打席で派手に空振りしたということで、
イチローのこれまでの功績も全て無効、全てチャラでよいという考えなのかな。
イチローの空振りと、イチローのこれまでの功績が別であるように。
森さんのあの失言と、森さんのこれまでの功績は別だと思うが・・・。

タレントの出川の十年前の失言がほじくり返されて、好感度が落ちたとか、落ちないとか。
あの女性は、この生涯を振り返って失言をしたことがないのかな?
誰も傷つけず、迷わせず、いつ何時も辻褄の合った発言で、名言格言を連呼してきたと言い切れるのかな?

僕たちだってそうだよ。

自分は部下だから、後輩だから、子供だから、生徒だから、市民だから、
会話のバッターボックスには立たず、観客席からヤジを飛ばしていればいい?

たった一言の失言で、その人の人間性が測れるなんて、
いやあ、しっかし、みんな人を見る目が長けているのだなあ。
どこもかしこも人を見るプロフェッショナルばかり。

おもんぱかる。
という、思わずハグしてチューしたくなるカワイイ言葉があります。

「ぱか」のあたりが実に愛くるしいよね。

思慮する。考えを巡らせる。

だってさ。

あなたの上司が、あなたをおもんぱかるのは、そりゃ当然ですが。

ちなみに、あなたは、あなたの上司をおもんぱかっていますか?

言わずもがなのことですが、

おもんぱかりは、お互い様だと、僕は思いますよ。


Q輔さん、ご相談、ありがとうございます。






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最終更新日  2021.04.18 07:50:15
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2021.04.05

【相談】 

Q輔さん、こんにちは。

上司の一貫性に欠ける発言に悩んでいます。

例えば、つい最近まで

「コピー用紙なんて何百枚使ってもよいから、紙で記録をしっかり残せ!」

と言っていたのに、

この頃は「紙が勿体ないと思わんか!何故データで記録を残さんのだ!」

と平然と言ったりします。

何故ああも以前と真逆のことを、平気で部下に指示出来るのでしょうか。

ついて行けません。悩んでいます。教えて下さい。

(名古屋市、46歳 ペンネーム・Q輔)





【お返事】

Q輔さん、ご質問ありがとうございます。それは恐らく僕の会社の上司の話ですね。

分かるうう。僕も上司の支離滅裂な指示・指導に振り回され、行き詰まること多々ありい。

んでもね、表面的には真逆の発言のようであっても、必ずその発言には共通項があったりするものです。

例えば先の二つの発言は「その時代にあった最善の方法で記録を残せ」という意味では一貫性がある訳です。

先ずはそれを汲み取りましょう。汲み取る努力をしろよ、アホ。

お前が、相手の発言の根っこの部分を、ぐにっと掴むことが出来ていれば、

その発言の枝葉の色合いごときに、翻弄されることはないと思うぞ、アホ。

この人は、自分ではないのだから、自分と考えが違うのは当たり前だし。

この人の考えをいくら自分に押し付けられても、

自分としては、へーそっかあ、そうなんだあ、って感じだし。

考えの異なる者の集団からは、何も作り得ない、何も生み出せないかというと、

意外とそうでもなくて、思わぬ化学反応で、思わぬ成果が導き出されたりするし。

そもそも仕事で成果を出すことと、倫理観や理路や仕事の流儀を混同してはいけないし。

この人は、あの日ああだった、でも今日はこうなんだ。

ちなみに、今日の午前にはああだった、でも今はこうなんだ。

へえ、そうなんだ。

そっか、そっか、そうなんだ。

その人の根っこの部分が変わっていない限り、

その枝葉や、言の葉や、言葉尻や、ニュアンスに、必要以上に翻弄される必要はない。

へー、なんかいつものようにいつもの如く、わーわー言っとらっせるわ、この人。

おー怖。

うっせーな、馬鹿。

そんでいいのではないのでしょうか。

自分の倫理観で相手を測れば、必ずあなたも相手の倫理観で測られますよ。

その発言に一貫性があるという一点だけで、

あなたに人望が集まり、あなたが仕事で大成し、あなたの生活が豊かになるのであれば、

あなたは、周囲への発言の、辻褄合わせばかりを気にして仕事をしていればよいのだから、

ずーっと、そうしたらいーですよ。

でもよお、そんな甘ったるい職場は、どこにもねーですよ。あるかっつーの。

それは、あなたが一番分かっている筈でしょう?

少なくともあなたの上司は、とっくにそれを悟っているのではないでしょうか?

考えろタコ。クズ。カス。

以上です。

Q輔さん、質問ありがとうございました。



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最終更新日  2021.04.15 19:23:37
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2021.04.04




「私はあなたのように強くないのです」

「あなたは部長になられてから変わった」

「あなたの指導法で転職を考えました」

以上のことを、三人の社員に、二日間のうちで順番に言われました。

うちの会社自体がいろいろと変革の真っ只中で、

社員たちに迷いや疲労が出てきているのは感じていたが、それは僕だって同じな訳で、

いやあ、さすがにヘコみましたよ。


人は、何をもって強い、又は弱いというのか、それはその局面ごとに細かく異なるので、

一概に僕が強い、君が弱い、とは言い切れるものではないと思うが、

それでも、いかなる局面にあっても、僕は元弱者の代表として、弱き者のために強くありたい、と思う。

弱音ひとつ吐いてたまるか、と思う。


僕は、人は変わるべきだし、変わり続けるべきだと思う。

その志だけは、ずっと変わっていないつもりだ。


自分に一番合った指導法を知っているのは、自分だ。

こんな指導をしてもらえば私はもっと伸びるのに、というビジョンがすでにあなたにあるのなら、

あとは、それを自分自身に実施するだけだと思う。

だから僕は、極力こちらからは教えないし、答えも出さない。

ただ資料のある場所、取説のある場所だけを教えます。

もちろん、あなたが失敗しても、事務的な指摘はするが、注意はしません。叱りません。

もちろん、分からないところは、ぜひ聞いて下さい。質問には丁寧に答えます。

これからの時代に重要になるにのは、検索力、構成力、実行力、継続力、

コミュニケーション能力、折れた心を速やかに修復する復元力であると僕は考えます。


おっしゃる通り。

すべては、みなさんのご指摘の通り。

分かっちゃいるけど、ヘコんだ、凹んだ、丸二日。

僕が丸二日も悩むってのは、普通の人が丸三年悩むぐらいの時間に換算されるのではないかしら。


んで、さすがに妻がキレた。


一体全体何なのあんた、情けない。

いい?あたしがあんたに唯一惚れている部分は、

いかなる状況にあっても飄々と立ち回れるところよ。

おぎやはぎの小木みたいなところよ。

心があるのかないのかよく分んないところよ。

あたしはあんたのようには生きられない、だから憧れてるのよ。

しょぼくれてんじゃないわよ。お願いだからシャキッとしなさいよ。

ピエール瀧を見習いなさい。あんな失敗しちゃったけど、復帰してんじゃん。

何事もなかったかのように、飄々と生きてんじゃん。

あんたは、ピエール瀧で行きなさい。ぼーんつーびーピエール瀧。

心配しなさんな。

あたしがあんたの石野卓球だから。




・・・なー言っとお、さっぱあ分っかあへん。



というわけで、明日からはピエール瀧の心意気。





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最終更新日  2021.04.04 18:38:34
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2021.04.03





先の三月で、約一年に及ぶ公共工事を、やっとこさ終えたっす。ちかれたー。
この工事は、工事を管理する工事監督が、過度のストレスにより、
ノイローゼというか、鬱というか、心の調子を崩して工事の途中で退職し、
受注した会社が、その後処理に大いにすったもんだすること多々あり、という曰く付きの類の工事であった。
役所が入札を公示したところで、参加者がなっちんぐで、何度も流れているところを、
うちの社長が棚から落札してきたという、最悪のぼた餅なのであった。
工事の内容としては、実に陳腐な給排水の改修工事であったが、
地域住民というか、入居者というか、低所得者というか、怖い人というか、
老人というか、クソガキ共というか、外国人というか、宇宙人というか、
百世帯を超えるそういった人達のプライベート的な、空間的な、ルーム的な、
にお邪魔して給排水工事を行うことが、
実に陳腐ではない、工事監督たちの心を木っ端みじんに破壊するポイントであった。
その、地域住民というか、入居者というか、低所得者というか、怖い人というか、
老人というか、クソガキ共というか、外国人というか、宇宙人というか、への、
工事の説明、連絡、調整、クレーム処理に、みんな心をズタズタにやられてしまうのだ。
さらに昨年からは、追い撃ちをかけるかのようにコロナ禍でざんがしょ?
そんなこんなで、着工時は、最悪の場合オイラもこの工事にて、
身も心も玉のように美しく砕け散るのであります!なんつって覚悟したのであるが、
蓋を開けてみれば、な~んてこたあない、よくよく思い返せば、そもそもこのオイラ自身が、
地域住民というか、入居者というか、低所得者というか、怖い人というか、
老人というか、クソガキ共というか、外国人というか、宇宙人というか、
の、コミュニティからウジのように湧いて出た人間であったので、
「おーおー、里の者たち、達者であったか、今帰った!我がホームタウン!まじ落ちつくうううう!」
ってな台詞を腹の底から叫びたい衝動を禁じ得ず。
なんだかもうキツネにつままれているかのように、工事は順調に、快調に、快便モリモリに進み申した。
てゆーか、昔からどういう訳か僕は、年上の女性に可愛がられるというか、不思議とよくして頂けるので、
不用意に現場内を巡回などしていると、ちょいとそこ行く監督さん、このお菓子食べてって!
あんら、監督さん、お家上がってお茶飲んでって!缶コーヒー待っていって!みかん持っていって!
年末の旅行でお土産買っといたから貰って!チューして!サインして!などなど。
素敵なマダムや、ばあば様に声かけまくられ放題、モテモテ放題なのでありました。
もう、最終的に現場事務所は、頂き物だらけで、少々困ったぐらいでありんした。あは、あはは。
まあ、たまたま、この現場は、頭の良い、計算の早い、暗記力や記憶力の高い、
そんな数値化出来る能力に秀でた生真面目な人には不向きで、
僕のように、コミュニケーション能力などの、非認知能力オンリーの人間からしてみりゃあ、
おちゃのこさいさい、屁のカッパの現場だったちゅうこった。ぶぶ、ぶはははああ。
僕の父は昔、名古屋市笹島のドヤ街に、日雇い労働者のホームレスを拾いに行く際、
「番頭さん、食べってって!飲んでって!」とホームレスたちから振舞われる、
食べ物だか何だか分からない、腐っているかどうだか分からない得体のしれない物を、
その場に座わって、彼らと共に、わいわい話をしながら飲み喰いしたという。
現場事務所に山になった食べきれない頂き物を物を見るにつけ、あの馬鹿な父が、ほんの一瞬偉大に思え、
今だのうのうと生きているあの父に、今死んでたらきっと感謝出来るのにい、もう!
と歯がゆさを感じる、春の始まりでわろし。



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最終更新日  2021.04.04 09:47:27
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2020.12.12
ちーっす。

前々回からの続きでーす。

僕が部下に常々言っているコトは、笑っちゃうほどシンプルなこの三つ。

① メモとれー。

② 時間守れー。


③ 片付けろー。


んじゃあ、今回は最後に、

「片付ける」

について書きまする。

ちなみに、だいたい想像つくと思うっすけど、
いわゆる片付けのハウツー的な内容は皆無です。
あらかじめご了承ちょーだい。




さて。

僕が働く建設業界では、最近でこそタブレットに図面データや資料を入力して現場で持ち歩く人も増えたが、
現状はまだまだ紙が主流だ。
公共工事においても、やっとこさ工事写真のデータ提出が定着した程度で、基本的な提出書類はいまだ紙ベース。
受注額が三千万を超えるような公共工事ともなれば、役所への提出書類は、通常段ボール二箱にはなる。
だから日頃から意識して事務所内を片付けておかないと、あっという間に書類の山、書類の山脈が出現してしまう。
てゆーかホント、建設業界には書類を片付けられない人が多いのよ。
「何かあった時の資料として残しておきたい」つってね、捨てらんねーのね。
僕なんか、まわりがドン引きするぐらい、鬼捨てしちゃうけどね。
社長によく叱られるもん「捨てすぎだ!舐めてんのか!」つって。ははは。

その「何かあった時」が何なのかを明確にすれば、それ以外の書類は捨てられますね。
なんつって、部下たちに助言するのだが、なかなか伝わらず、みんな漠然と片っぱしから保管している。とほほ。
いやはや、そーいう社員ってどういう訳か、僕より年上だったり、かつての上司だったり、
困ったことに業績がさほど悪いわけでもなかったりするので、なかなか厳しく注意しにくいのよ。
まったく自分が不甲斐ない。




ちなみに、僕の机の上には何も無い。書類どころか、ペン立てひとつ、カレンダーひとつ、
皆が机に敷いている緑色の布と分厚いクリアシートひとつ、無い。
事務員さんに「間違っても花瓶に花一輪とか置かないでね、死んだと思われるから」とお願いしてある。
それぐらい、ひと気がないデスクだ。
だって普段から、ちょー片付けているからね。
これは僕が仕事のどこに重きを置いているかに繋がる。

僕は仕事の始めと終わりだけは、我ながら珍しく真面目に実務を行う。
先ずは仕事のはじめ、新しい物件の依頼が来たら、資料にくまなく目を通し、
不足資料や必要書類などの細々とした手配までを地味ぃーに行う。
この地味な事務作業を行うことで、内容全体の入念な把握を兼ねる。
このような雑務は事務員に依頼したら?と言われることもあるが、違う。
仕事の始めと終わりは同じ者が立たないと、総じて芯がなくなる。

その代り、打って変わって中間のことは、ド派手に人にお願いする。
精巧なキャド図面、商談の駆け引きに使う重要な見積り、プレゼンシート、公共工事の膨大な書類など、
他の者が「ここは重要、あえて自分で」という業務を、僕は何とかして人に依頼する流れにもって行く。
あとはポイントごとにチェックするだけ。まったくアッパラパーなもんだ。

そしてその物件が竣工したら、その膨大な書類やデータの整理と片付けを、
着工時と同じように、我ながら珍しく真面目に行う。
僕は多くの業務のなかで、この片付けに一番ウェイトを置き、一番時間をかける。
片付けや整理整頓を軽視してはならない。
捨てる資料と、残す資料を仕分けしながら、僕はその物件を総括をしている。
評価点や問題点をピックアップしてメモをとり、
残った資料は、ただそのまま保管するのではなく、
必要に応じて資料を作り直し、重複する資料をひとつにまとめ、紙の枚数を極力減らし、
その後、第三者が参考資料として活用できる精度に仕上げる。無論データ管理も同じく。

片付けや整理整頓を事務員さんなど他人に任せる社員が多いが、
僕は、片付けこそ、人任せに出来ない大切な業務だと思うのだ。
正直、順調な物件などは、早く資料を取りまとめたく、片付けるのが待ち遠しかったりする。

僕としては、終わった仕事の資料を、片付けながら総括し、

更には次の仕事の試行錯誤を、すでに始めている感覚だ。

仕事とは、片付けで終え、片付けから始まるのだ。

あんだすたん?




と、ここまで三回に渡り、

俺様ドヤ的日記を長々と書いといて何ですが、

一回目の記事を読んだ矢先の妻から、

異議あり!

なんつって、超ド級の猛抗議を受けた、このアタシ。

なんかね、家では「メモをとる」も「時間を守る」も「片付ける」も、

からっきし出来ていないらしいですのよ、このアタシ。

嘘こけ。ポリポリ(←ポテトチップスを食べる音)

ちゃんちゃらおかしいわ。ポリポリ(←尻をかく音)


・・・だ、そうです。


まあ、アレだ、

何と申してよいのか分かりませんが、

まあ、アレだ、

つまりは、そういうことです。



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ポリポリな妻のルーム↓






最終更新日  2020.12.21 07:05:29
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2020.12.11

突然ですが、長女の画力がなかなかな件。


​さて、学歴は高卒、入社時は小汚い現場作業員、
その後、ちょっとしたきっかけで監督となり、
オフィスで大卒の社員に馬鹿にされコキ使われているうち、
何故か気が付くと部長になっていたというこの僕が、
部下に常々言っているコトは、笑っちゃうほどシンプルなこの三つ。

① メモとれー。

② 時間守れー。


③ 片付けろー。

というわけで、今日は前回からの続き。

「時間を守る」

について書きまする。


僕ね、時間や期日には、かなりうるさいです。

例えば、業者会議のトイレ休憩などで、約束の開始時間に平気で遅れてくる部下などを見ると、
たとえ一分の遅刻でも、こいつはいったいどーいうつもりなんだろうと思うレベル。

そんな社員には、けっこーキツく言います。

なにしろ関係各所にダイレクトに分かりやすく御迷惑をかけてしまうし、

出来るだけ本人にも、自分にも、会社にも、恥じをかかせたくはないからである。

もちろん、僕は時間も期日も、ばりばり厳守っす。

やっぱあれだね、会議や打ち合わせ・待ち合わせには、10分から15分前には必ず到着しておくのがいいよね。
人が見ている時計にはズレがあるものだし、人それぞれの感覚的な時間の捉え方ってのもあって、
5分前の到着を「遅い」と感ずる先方も結構いるので、
そこらへんを配慮して、最低でも10分前には到着・着席するというのは、確かに理に適っていると思う。

うちは毎週末に営業職と工事監督が集まって会議をするのだけれど、
やっぱちょいちょい遅刻する社員はいる。いつも同じ顔ぶれだ。
先の打ち合せが長引いた。現場でトラブルがあった。渋滞に巻き込まれた。理由はそんなとこ。
僕は司会なので、時間になったら「さあ、みなさん、定刻となりやしたぁー」つって、さっさと会議を始めたいのだが、
遅刻者から「すみません!あと五分で着きます!」的な連絡があれば、
社長が「五分ぐらい待ってやらんか?」とか何とか言いやがるので、しぶしぶ待つ。
んが、そんな社員が、連絡通り五分で着いたためしはなく、大抵はもう10分遅れて到着するといったぐあいだ。
うちの会議は速やかに30分程度で済ませることを目標にしているので、僕はスタートが遅れた分を差し引いて、
「さあ、みなさん、今日の会議は15分で終わります!」と宣言してから始めたりする。
兎にも角にも一人の遅刻者の為に、会社全体の業務が遅れることは避けなければならない。



時間や期日を守れない人に共通しているのは、こちらに対して形式的な謝罪はあるものの、
なんつーか、堂々としているっつーか、開き直ってるっつーか、
こちらの厳しい注意にも「悪気はなかった」「不測の事態だった」なんつってケロっとしているところだ。
てゆーか、そもそも「悪気がない」なんて、当ったり前じゃーねーっすか?
遅刻に限らず、入力ミス、計算ミス、誤送信、失言、あらゆる仕事の失敗に悪気がないのは、大・大前提だ。
みーんな悪気なく失敗している。それでも指導・処分されている。
遅刻だって同じ。「悪気はなかった」で済まされる話ではない。
たった一分の遅刻だって、失敗は失敗。少なくとも僕にとっては、しばらく落ち込むほどの大失敗だ。

時間や期日を守らないから不測の事態が発生する。
その不測の事態に追われているうちに、また別の不測の事態が生まれている。
その不測の事態に追われているうちに・・・これぞ不のスパイラル。
だから時間にルーズな人は、自分の仕事量や業績に反比例して、
いつも忙しく、いつも騒がしく、いつも気が休まらず、年がら年中疲れ切っている。

だいたい、不測不測っつーけど、仕事をしている以上、不測の事態なんてつきものだ。
あるていどの不測は加味してスケジュールを組むべき。なーにを毎度毎度翻弄されとんじゃい。
いい加減、不測の事態が起きることぐらい予測して仕事をするべきだと思う。



時間や期日を守る、愚直に守り続けるって、すんげー頭使うのよ。
「時間を守る」という単純な行動は、
自分を成長させてくれる様々なきっかけに発展してゆくからね。

例えば、遠方での打ち合わせの後、会社の会議に遅れずに戻るつもりなら、
事前に打ち合わせが長引かぬよう、話をまとめる力がいる。
たとえ途中でも、当たり障りなく中断を申し出る話術がいる。
その後、この中断した内容をどうしていくかの応用力がいる。

期日内に見積や図面を提出するのが困難なほど多忙な時は、
他の誰かに依頼をしてでも間に合わせなければならない。
その為には、その体制・人材をあらかじめ作っておかねばならない。
その為には、普段から風通しの良い人間関係を構築しておかねばならない。

絶対遅らせることの出来ない工期がタイトな現場があれば、
今日はどこまで工事を進めるべきか、という計画が必要だ。
となれば、午前中にはどこまで進めておくべきか、という計画が必要だ。
となれば10時にはどこまで、9時にはどこまで、今から30分後にはどこまで。
そして、計画より実施が遅れれば、工事の速やかな立て直しが急務だ。

そんな調子で、時間さえ愚直に守り続けて仕事をしていれば、

いつのまにやらびっくりするぐらい、自分ってなあ成長しているものだ。




僕が一介の現場作業員から監督になった時、オフィス内で高卒は僕だけだった(今も)。
僕はチビで、きゃしゃで、体力もなかった。
人前で上手に話せなかった。てか、敬語を知らなかった。
電卓を叩いても、間違いだらけだった。
パソコンなんて、まともに使えなかった。
ネクタイすら、まともに締められなかった。
そんなだからか、当時の事務員さんが、僕にだけ明らかに欠けた湯呑でお茶を出し続けた。

まったく、まわりとの能力の格差というものを、嫌というほど思い知らされる毎日であったが、
たったひとつ、まわりと僕に平等に与えられているものがあった。
それが、時間だ。
神様は、僕たちに、時間だけは平等にあたえて下さった。
時間の与えられ方においては、学歴も、体力も、見た目も、関係ない。
時間はいつだって、フェアだった。
だから僕は、この大切な時間を正しく使うということに、執拗にこだわった。



社会人としての最低限のルールなどと言われながら、

実のところ、ほとんどの社会人がまるで出来ていない、

時間を守る。

このことに、僕は今も、異常にこだわっている。


気が付いたら、部長になっていた。


仕事なんてなあ、やたら難しく考えず、時間さえ守っていればいい。

これでいーのだ。


だから、僕にはビジネス書なんていらない。



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買ってくれた人がいたらしい。
ものすんげー嬉しそうだった妻のルーム↓






最終更新日  2020.12.12 07:23:36
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2020.12.09

​僕は、会社では「業務部長」という役職に就いている。
うちは小さな会社なので、部署は「営業部」と「業務部」しかない。
したがって「営業部長」が管理する営業に係る仕事以外は、
必然的に全て僕が管理することになっている。
工事監督、職人、事務員などは、役職上全て僕の直属の部下にあたる。

んでもって、立場上、年齢男女問わず、僕は部下たちに「指導」なるものをせねばならぬわけであるが、
普段から僕は部下に対して、声を荒げて怒鳴ったり、ネチネチと粘着チックな指導をしたりはしない。
我を見失うほど感情的になったり、だらだら無駄に時間を割いたりするほど、正直言って他人に興味を持てないのだ。

僕が、彼彼女らに一貫して言うことは、たった三つのこと。

笑っちゃうほどシンプルな三つのことである。

それは、

① メモとれー。

② 時間守れー。

③ 片付けろー。

ははは。

その時々で言い回しは変われども、基本的にこの三つのこと以外は言っていない。
何故なら部下のミスをよくよく検証すると、
ごく単純に、この三つのうちのどれかが、訂正になされていないのが原因だからだ。

はっきり言って「ばりばり仕事の出来る人」になりたいのであれば、
メモをとり、時間を守り、身のまわりを綺麗に整理整頓し続けていればよいのだ。
どんな仕事も根本は同じ。単純な仕組みだ。僕はそう断言できる。
そして、んーなアホな、んーなもん初歩だぞ、と思われるほどシンプルなこの三つのコトガラを、
何故かみんな愚直に続けられない。ちょいちょいサボる。出来ない人があまりにも多い。


というわけで、今回はその三つのうちの、

「メモをとる」

について、僕の見解を書いてみたいと思いまする。




以前、うちに入社したばかりの若手社員を、一般のお客様宅の調査に同行させた時、
打ち合わせの内容を事細かにメモをとる僕の横で、
その若手社員は、お客様の目を真っすぐに見ながら、ただフムフムとお話しにうなずくばかり。
ぼ、僕は、びっくりらこいてしまった。
打合せの後「あのさ、君は何でメモをとらないの?」と問うと、
「僕、記憶力いいんで。あれぐらいの情報、頭に入ります。」とのこと。
ぼ、僕は、愕然としてしまった。

あのね、職場は記憶力を競うところじゃないよね。
仮に君の記憶力が、神がかり的によくても、僕はそれに対して君に微塵の評価もしないよ。
例えば君の家に二社の水道業者が調査に来たとして、
一方は懸命にメモをとり、もう一方は「僕、記憶力ちょーいいんで」なんつってる。
どっちが安心? どっちが誠意ある? どっちの業者に依頼したい?
君の記憶力なんてのは、せいぜいプライベートのトランプゲームで披露してくれればいいから、
仕事中は、どーかこのとーり、メモをとってちょーだい。
君がどうしても職場でその自慢の記憶力とやらを発揮したいのであれば、
百歩譲って上司や取引先やお客様の前では、せめてメモをとるフリだけでもしてちょーだい。
ね、先ずはそこから始めよう。

まあ、その後はぺーぺーなりに、ちゃんとメモをとるようになったが・・・。

彼に限らず、僕はいつも、出会うビジネスパートナーがメモをとらない人だと、凄くあせる。

こわっ、と思ってしまう。とても不安になる。


我々建設業界では、両手がフリーになるような、胸ポケットに入るサイズのメモ帳を持つ人が多いが、
僕はかなり大きめのスケジュール帳を愛用している。胸ポケサイズじゃあ、とてもじゃないけど書ききれないからだ。
大きめの月割り予定表欄に、その日の予定・業務・発注材料・注意事項・恐妻の指令にいたるまで、
ありとあらゆる要件を事細かにメモしていく。
要件の済んだ事項は、そのつど赤ペンで横線二つで消し込む。
その日の要件が全て消し込まれたら、完全に終了した証として、その日付のメモ全体を大きなバツ印で潰す。
例えば月曜日に書いた要件が週末になっても済んでいなければ、とても焦る。
早くバツ印で潰したくなるので、優先的に要件を済ませにかかるのだ。
また、白紙のフリーメモ欄には、現場での調査事項や打ち合わせ事項を記入したり、
先方やお客様との打ち合わせの際に、施工説明や今の自分のロジックを図にして説明するのに使用する。
その際、僕は黒・赤・青・緑・ピンクのペンを必要に応じて使い分けて記入する。
だから僕はどこへ行くにも、大きなメモ帳と大きな筆箱をワンセットで持って移動している。

このように入念にメモをとっていると、おのずと自分で書いたメモを軸として、
まるでメモに自分が突き動かされるように仕事をするようになる。

最近は、現場調査や打ち合わせの時も、スマホのカメラや、ボイスレコーダーで記録が簡単にとれるが、
僕としては、それと並行して、あえて手でメモを書くことを部下にすすめている。
手で書くことによって、その情報に対して明らかに脳が動き出す実感があるからだ。
また、メモをとるからには、その情報の要点を掻い摘んで、
瞬時に簡潔な言葉に置き換える作業が必要なので、情報の本質を速やかに掴む訓練にもなる。
ちなみに、僕は仕事の資料を読みつつ、同時に片手でメモをとり、
その資料をもとに作成するレジメなどの構成を、その場でさっさと考え始めたりしている。

人の記憶ほど、あてにならないものはない。

今日あった出来事など、明日憶えているはずがない。

それを大前提に仕事をしない人を、僕は信用できない。

そういう人は、いつも不毛な言った言わないの論争ばかりしている。

メモをとる。記録に残す。

仕事の、基本の「き」だ。

今自分がどんな情報を得たのか、書くことで瞬時にアウトプットしてみる。

業務の、いろはの「い」だ。


人の記憶ほど、あてにならないものはないが、

メモをとる。

これだけは、常に記憶の片隅に置いて仕事をしたいものだよ。



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仕事ん時の僕は、けっこー認めている妻のルーム↓









最終更新日  2020.12.18 21:03:58
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2020.09.05
​​なんかあれだね。

歳を取ると、だんだん物忘れが激しくなっちゃって、嫌になっちゃうよう。

てかさ、お恥ずかしながら、僕の物忘れは、ちょいと風変りでやんして。

過去の出来事に限らず、それがついさっきの出来事であっても、

すっぽーーんと豪快に記憶が飛んじゃうことがよくあるっす。

これぞ、文字通り、間抜け。

間が抜けてるのよアナタ。




​​財布がない!

昼飯に近くの「すき家」で一人、牛丼並み盛り味噌汁お新香セットをかっ込み、

ふぃーー、喰った喰った、やっぱサラリーマンの昼飯はすき家だっちゅーの。

とかなんとか言いながら、伝票を持ってレジへ行き、支払う寸前で気が付いた。

財布がないってばああ!

あ、先に結論から申しますと、今日の話はね、僕が財布を盗まれた話ではなくて、

テメエがさっきまで、会社で財布に入った雑多な名刺を整理していて、

それをド忘れして、会社に財布をすっかり置き忘れたまま、すき家で牛丼を食べちゃった残念な男の話です。

あれれ!? ポケットにない! テーブルにない! 車にも落ちてない!

そりゃねーつーの。 会社に置きっぱなしだからね。

すみません。大変美味しくいただいておいて恐縮ですが、お金がありません。

店員さんに、今すぐ誰かにお金を届けてもらうので、ここで待たせて下さいと、事情を説明する。

とりあえず会社へ電話する。

電話口には、僕が密かに「ミスター人間」と呼んでいる部下が出た。

ゴメン、○○君、僕、財布失くしちゃったみたいでさ。

・・・それはそれは、急ぎ警察へ行って下さい。

それが、動けないんだよ。すき家で牛丼食べちゃった。

・・・無銭飲食ですか。・・・地に堕ちましたね。

ははは、でさ、悪いんだけど、お金持って来てくんないかな? 後で必ず返すから。

・・・ただ今、取り込んでます。ちょうどカップラーメンにお湯を入れたところです。

の、伸びちゃうよね~。麺が伸びたら一大事だもんね~、たはは。

・・・少々お待ちください。廻りの社員に聞いてみます。

おーい、部長がすき家で無銭飲食して、財布を盗んだとか盗まれたとかで、大変らしい。
誰か助けに行けるひと~~。

・・・丸聞こえだなあ、もう。

その後、一人の社員が助けに来てくれることになったものの、

なかなか到着しないので、店員さん、だんだん怪訝な顔つき。

レジの前で、金ないくせに喰うだけ喰って、つまようじシーシーしている僕、すんげー睨まれちゃって。

入口の防犯メジャーで、僕の伸長を目測しているとしか思えない雰囲気。

カウンター越しに見えないように、防犯ボール握りしめてる気配。

こういう場合は、期待通り逃げた方がいいんじゃないのか? と血迷い始めた矢先に、助け船到着。

たしゅかったあああ。

会社に帰ると、机の上に、これ見よがしに財布がありました。

みんな、僕の机の前を何度も行き来していたようなのだが、

口を揃えて、風景と化してた!風景と化してて気が付かなかった!と言った。

僕もちゃっかりみんなに同調して、

だよね、風景と化しちゃって化しちゃって、いや~気をつけようねみんな、あは、あはは。

つったら、例のミスター人間が、

金輪際、我々を巻き込むのはやめて下さい。今日のカップラーメン、若干伸びてましたけど。

だってさ、とっほほほおお。

どれだけ世界の食文化が進化を遂げても、

相変わらずカップラーメンがお湯を注いでから三分待たなければならないのは、

僕のような人間の屑がいるからだろう。・・・ああ、何が何だか。 


なお、この日記は前日の日記をリサイクルしています。

ブログもリサイクルの時代! 地球にやさしいエコブログ!






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最終更新日  2020.09.19 06:50:10
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2020.09.04

​​なんかあれだね。

歳を取ると、だんだん物忘れが激しくなっちゃって、嫌になっちゃうよう。

てかさ、お恥ずかしながら、僕の物忘れは、ちょいと風変りでやんして。

過去の出来事に限らず、それがついさっきの出来事であっても、

すっぽーーんと豪快に記憶が飛んじゃうことがよくあるっす。

これぞ、文字通り、間抜け。

間が抜けてるのよアナタ。




スマホがない!

早朝、いつものように一番乗りで出勤して、

PCを立ち上げ~の、昨日やりかけの書類に手をかけ~の。

ふと、スマホの充電メモリが少ないのに気が付き~の。

デスクの後ろの、僕が荷物を置いている棚のコンセントでスマホを充電した。

そう、充電した。

ことを忘れた。

あ、先に結論から申しますと、今日の話はね、僕がスマホをなくした話ではなくて、

テメエが充電したことをド忘れして、スマホがないない騒ぐ、残念な男の話です。

スマホがないってばああ!

僕、朝っぱらから顔面蒼白、ひとりぽっちで大騒ぎさ。

あれれ!? ポケットにない! 机にない! 車にも落ちてない!

そりゃねーつーの。後ろで充電してっからね。

とりあえず会社の固定電話から、自分のスマホへ電話してみる。

んが、不幸にも、前日の会議前にマナーモード(僕は会議中はバイブも切る)にしたままだったらしい。

うんともすんとも、ブィーンとも鳴りゃしねえ。

そうか! 家に忘れたんだ! 自宅に電話してみる。

ガッデム! 妻も子供も出やしねー。

その時、部下が一人出勤してきたので、

「いや~参った、自宅にスマホ忘れたみたいだから、取りに帰るわ。朝礼遅れるかも、よろしく」

と伝えて、充電中のスマホを置き去りに、大急ぎで自宅へ戻る。

自宅へ戻ると、妻が開口一番。

会社から電話あったよ! マジあんた事故で死んだかと思った!

死んでねーよ! スマホがねーんだよ! てか、電話出ろよ!

死んだかと思った!
​​
死んでねーよ!
​​​​
死んだかと思った!
​​
電話出ろよ!

死んだかと!

生きる!


不毛なラリーを数分繰り返し、その後、妻、子供、総動員で家中を捜索。

・・・見つからねえんだなこれが。

だって、会社で絶賛充電中だからね。

はっ! そういえば弁当袋の中に入れたかも! そんな気がしてきた! きっとそうだ!

今度は、自宅の固定電話から会社へ電話。

電話口には、僕が密かに「ミスター人間」と呼んでいる部下が出た。

ゴメン、○○君、僕のデスクの後ろの棚にある弁当袋の中に、僕のスマホがないか確認してくんないかな。

了解しました、探します。 では一度電話を切り、携帯にかけ直します。

ごめんねえ。その携帯電話を探しているんだよ。

その場で、僕の弁当袋の中を確認してもらう。

・・・スマホ的なものは確認できません。

あるわけないよね、君のすぐ近くでナウオン充電中なんだから。

その後会社に戻ると「部長の馬鹿がスマホ紛失した」ってんで、

みんなが、わちゃわちゃオフィスを捜索してくれていた。

社長までしゃしゃり出てきて、

ったく、たぁーけが! 朝起きてからの自分の行動をよく思い返してみよ! ったく、どたぁーけが!

なんつって、こんこんと説教されちゃって。

僕は、社長に言われたとおり、落ち着いて、朝起きてからの自分の行動を思い返してみた。

気が散らぬよう、集中して一点を見つめ、自分の記憶を辿った。

集中して、じーーっと一点を見つめ・・・

じーーっと、視線の先の探していた自分のスマホを見つめ・・・

・・・あ。

・・・充電完了してました。

社員のみんなも、あの馬鹿が落としそうな場所、馬鹿が失くしそうな場所という観点で探してくれていたようで、

まさか、当ったり前の場所で当ったり前に充電してるとは思わなかったらしく、

口を揃えて、風景と化してた!風景と化してて気が付かなかった!と言った。

僕もちゃっかりみんなに同調して、

だよね、風景と化しちゃって化しちゃって、いや~気をつけようねみんな、あは、あはは。

つったら、例のミスター人間が、

もう、あなたは何もおっしゃらないで下さい、社内に暴動が起きます。

だってさ、とっほほほおお。

世界中の人が信じ合い助け合っても、いつまでも紛争がなくならないのは、

僕のような人間の屑がいるからだろう。






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最終更新日  2020.09.06 07:23:34
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2020.06.15

僕たち夫婦は、お互いの前でオナラをしません。
これは、出会った頃からの、暗黙の約束です。
平気でぶーぶーしてそうな二人ですが、意外や意外、しないんです。
妻は、相変わらず頻繁にトイレの鍵をかけ忘れ、
大のようすを年がら年中、夫に目撃されるような人なので、
しようが、されようが、実際どっちでもいいみたいですが、
僕が、嫌なんです。
僕、そーいうの、とても神経質になります。

思い返してみると、僕の両親はろくでもない男女でしたが、
夫婦間でも、子供の前でも、オナラはしなかった。
それが、大きく影響しているのかもしれない。

うちの姉妹は、きゃっきゃ言ってぷーぷーオナラをする。
「こらこら、女の子が、はしたないことしない!」
と、僕はいつも口酸っぱくたしなめる。
次女は相変わらずだが、最近は、小四になるお姉ちゃんのほうは、
おもむろに立ち上がったかと思うと、部屋の扉から廊下にお尻だけ出して、
なぜか僕の顔をガン見しながら屁をこくまでには成長した。
うーん、彼女なりの精一杯のエチケットだと思うのだが、
自分の顔をじっと見られながら屁をこかれるのは、やはり気分の良いものではない。
なにとぞ勘弁してほしい。

妻のオナラを聞いたのは、この長い夫婦生活で、一度だけである。
次女を産んだ直後。
夫婦でバカ話をしていた途中、大爆笑した拍子に、どっかーん。
・・・え? 今の何? ビックバン? 今、世界がはじまっちゃったの?
妻のやつ、産後で気が緩んだり、あっちゃこっちゃ緩んでいたのであろう。かわいそうに。
僕は、鳴りやまぬ耳鳴りにクラクラしながら、かろうじて聞かなかったことにした。

長く一緒にいる者同士だからこそ、最低限の礼儀はあって然るべき。
普段ブログでは、うんこ・しっこなど、汚いことを書き散らしている僕ですが、
家族だからっつって「何でもあり」が、すごく嫌なんです。
僕、そーいうの、とても神経質になります。
僕、ちょーめんどくさいヤツなんです。



昔、母が駅の掃除のおばちゃんの仕事をしていた時。
仕事から帰ると、なんだか母がナーバスになっているので、
どうした?と声を掛けたら、こんなことを言った。

男便所を掃除する時「清掃中・お待ち下さい」の看板を立てているにも関わらず、
中年サラリーマンたちは、平気で入ってくる。
私が小便器を掃除している横で、そこに私が存在しないかのように、
ためらうことなく性器を取り出し小便をする。
その挙句、用を足しながら、私の横で平気でオナラをする。
仕事だからしょうがない。
でも、私だって女だ。
あの人たちは、私のことを何だと思っているのだろう。
私が見えていないのだろうか。
時々むなしくなる。
悲しくなる。

ったく、掃除のおばちゃんとはいえ、女性の前だぞ・・・。

スーツで、ネクタイで、言葉使いで、理論武装で、

どれだけ外ずらを取り繕っていても、

人の性根は、所詮はこういう時に現れます。

お母さん、そういう人は、きっと普段から、
自分もそういう扱いを受けている、かわいそうな人なんだよ。
会社では、上司や部下に、まるで存在しないかのように平気で屁をこかれ、
家では、女房が平気で屁をこき、夫婦で、平気で屁をこく子供を育て、
祭りの夜に屁で火を焚き、屁の歌を詠み、屁の神のご加護を祈願するんだ。

とりあえず、そう言って母を慰めてはみたけれど。




このコロナ禍に、

芸能人が、不倫で、多目的トイレで、自粛で。

おめでたいこった。

僕は仕事柄、これまで多目的トイレを何十室も造ってきたけど。
あれ、一室造るの、すんげー大変なの。ものすんげー金掛かるの。
緊急ボタンの位置・高さ。人工肛門の方のオストメイト配慮器具の配置。
車椅子の可動スペースの検討。可動手すりの下地の強度。外国人向けのメッセージの配置。
などなど、とんでもねー詳細な打ち合わせを入念に重ねて造んのね。

便所が、便所として存在するのが、当たり前だと思ったら大間違いだよ。

制作・維持管理に関わってる人が沢山いるんだよ。

ったく、がっかりするよ。まともに使ってくれっつんだよ。

掃除のおばちゃんだってさ、

男女が行為をするために、毎日がんばって掃除しているわけじゃねーからね。

冗談じゃねーっつーんだよ。トホホだよ。


まあ、どれだけ外ずらを取り繕っていても、

遊びとはいえ一度は体を通じた女に、

心ない仕打ちを平気でするような男には、

似たような、心ない女たちが大勢集い、

似たような、心ない仕打ちで、精一杯答えてくれる訳である。

仏教ではこれを、因果応報という。

人の一生とは、よく出来たもんで・・・。



昔から、トイレを見れば、その会社や家庭の本質が見抜けると言います。

人は、隠れた排泄行為の場では、性根を露わにするものです。


いろ~んな意味で、

人の性根は、トイレに現れる。


と、いうわけで、みなさん、

トイレは正しく、きれいに使いましょう。



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最終更新日  2020.06.16 07:15:52
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