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カテゴリ:読書
さてさて。 先ほど書いた「神去なあなあ日常」 こちらの続編にあたる本作品、読みました。(ここ連日読書三昧)
いや~~これ!!これは面白かった。
あのですね、あくまで個人的にですよ、個人的に感じたことなので。 一読み手側としてですのでこの方のイメージというか思ったことなのですが。 これは林業の仕事に就いた若者の話であり、その林業、山仕事に関わる職人としての気質、 そして山への敬意等のくだりがですね、そうした専門分野のことの説明が必要になってくる話しになると 非常にその部分にとられてしまう感じがしてですね。本編の人物があまり動いていない?というか。 主人公の気持ち、心情などもちろん描かれているのですけどね、なんとなく比重が比較的軽く 感じてしまうというか・・・どうしても読んでいると、説明などのくだりで一気に引き込まれたその後 肝心の人物の魅力に欠けてしまう気がするのですよ(※あくまで私個人の感覚ですので)
それがこの作品は、前作で林業等、山仕事の云々の説明を十分に盛り込んでいるので その分、人物だけにスポットライトが当たっており、 登場している人物が、生き生きと描かれているように感じました。
なので純粋に面白かったです。
いや、もちろんその専門分野のお話しであるのでその職業への理解も必要でありますからね。 でもどうしてもその分説明に物語の大半を費やしてる気が・・そうなるとページ数の関係かどうかは わかりませんが人物描写がいまひとつ掴みにくいというか、一緒な気持ちになって読むことができないというかなんというか。
それが今作では若者のその後が中心に描かれ、いままで明かされなかった 他の登場人物の過去も描かれ、また続編あるのかな~その後どうなるのかな~(主人公の恋の行く末)と思いながら読み終えました。 たぶん他の作品でも続編を書かれているので、このシリーズもまた続編あるのではないかと思います。
全般的には題材に興味を惹かれ、手にとりやすく、読みやすく、といった小説だと思います。 なので、話題となり、映像化される理由なのだろうな~と。
映像化はどうしても脚色、人物の追加、変更、恋愛に重点を置く・・・といったことが多いのですけど(すべてではありませんが)この作品も先ほどの予告編を見てちょっと感じたのですけどね(汗) 作品のイメージを壊していなければ映画化は成功なんだろうな~と思います。
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Last updated
2014.10.27 15:35:35
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