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テーマ:猫のいる生活(136087)
カテゴリ:■第1期・ぴよたんと、心臓病■
ナナコは、多血症という病気を持つ猫です。 正式には、『原発性骨髄増殖性の絶対的赤血球増加症』 といいます。 昨年の12月。 肛門のうが破裂してしまったナナコの経過観察で、 動物病院に通っていました。 ナナコも10歳だし、定期的に血液検査をしないと、 と思って検査をしてもらったところ、 あまりにも血が濃くて、 赤血球の値は測定が出来ないくらいでした。 「ナナコちゃんは多血症です。 これは、とてもめずらしい病気です。」 と獣医さんに言われた時に、私が思ったのは、 「また、めずらしい病気?!」ということでした。 その5ヶ月ほど前に、 ぴよが、心房中隔欠損だと知らされていたからです。 ぴよの時も、 「猫ちゃんではめずらしいんですよ。」 と言われました。 ぴよがめずらしい病気と知り、 いつ何が起こるかわからないとも知り、 悲しい気持ちや不安な気持ちを抱えながら、 とにかくぴよが毎日快適に過ごせるようにしてきました。 そしてまた、ナナコがめずらしい病気に。 どうして? どうしてうちのコばかりが、めずらしい病気になるの? ぴよだけじゃだめなの? めずらしい病気ということは、治療法があまりないということです。 実際、ナナコも、 副作用のある抗がん剤を飲むか、血を抜くか、しか出来ることがなく、 また、それらを行っても、根本的な解決にはならないとのことでした。 こんなことを言っては、 病気の猫ちゃんを抱える飼い主さんたちに本当に申し訳ないのですが、 私は、 どうして、もっと 「よくある病気」 じゃないんだろう、 と思ってしまったのです。 猫ちゃんに多い病気なら、もっと治療方法もあるかも知れないのに。 ちょうど年末で、引越しのこともあり、 サーキット走行会などもあり、 でも家族や身近な友人にも話せず、追い詰められていたのかも知れません。 友人には、愚痴や泣き言を言いたくないので、 誰にも話さずにいたナナコのこと。 でもある日、信頼している友人に話したところ、 とっても気持ちが楽になったのです。 ナナコが多血症と診断されたのは、昨年の12月11日。 ブログにそのことを書いたのは、12月28日。 身近な人にも話さなかったくらいですから、 もちろんずっとブログにも書けませんでした。 いつも、楽しいニャゴニャゴ日記でいたかったからです。 でも、友人にナナコのことを話して気持ちが軽くなったこと、 そして、こういう病気もあるんだ、というお知らせの意味も込めて、 書くことにしました。 突然のことでびっくりさせてしまったのに、 皆さんが、ナナコのことを心配して、 たくさんの温かい言葉をかけてくださいました。 ナナコのためにと、お守りもいただきました。 とても嬉しくて、とてもありがたくて。 ナナコのこれからの闘病生活が どうなるかわからないという不安な気持ちが、軽くなるようでした。 そんな中で、私は、ぴよのことを思っていました。 ナナコの病気のことをブログに書いたことで、 たくさんの人が応援のメッセージをくれました。 でもぴよは、 ぴよだって、大きな病気を抱えているのに、 私が誰にも知らせていないから、誰も心配してくれません。 誰にも言っていないのだから、 誰もぴよの病気のことを知らなくて、 だから、心配されるわけはないのですが・・・ ナナコは応援してもらっていて、 ぴよは応援してもらえない。 そのことが、とてもかわいそうに思えてしまったのです。 やっぱり、ブログに書いちゃおうかな・・・ 書いちゃえば、ナナコと同じように、 たくさんの人が応援のメッセージをくれるだろうし、 そうしたらぴよのこれからの、大きな力になるんじゃないかな・・・ それでもやっぱり書けなくて、 (書けなかったその気持ちについては、初めての火曜日日記をごらんくださいね。) 書いちゃおうかな、でもやっぱり書けないな、 と、1月から4月まで、ずっとそんな状態だった私なのです。 こうして改めて迷っていた気持ちを書くと、 ずいぶん、優柔不断ですね(苦笑)。 今はまだ、その時のことを思い出すと、 当時抱えていた想いや迷いを、はっきりと思い出すことが出来ます。 記録するのが好きなので、 今こうして、思い出すことが出来るうちに書いておこう、と、 火曜日日記という形で書かせてもらっています。 書くことで冷静に振り返られるので、 今後、ぴよとナナコの病気とどのように付き合っていくか、 自分の足元の位置をちゃんと確認できる気がしています。 これからの自分のためにも書いていますが、 もし、出来れば、同じような想いをしている誰かのために。 同じような想いをするかも知れない誰かのために。 少しでも、何かの参考になればなあ、と思っています。 毎回、火曜日日記を読んでくださっている皆さまには、 本当に感謝の気持ちでいっぱいです!! いつも、ありがとうございます。 今年の4月8日に、ぴよの心臓病のことを公表しました。 その日から毎週火曜日は、病気に関することを書いています。 過去の火曜日日記へは、ページ左上のカレンダーからさかのぼるか ■ぴよたんと、心臓病■ のカテゴリーからごらんくださいね。 応援していただけると嬉しいです♪ ↓ クリック♪ ↓ ↓ クリック♪ ↓ () () いつもたくさん応援してくれてありがとう!の ぴよたんとナナコに さらなる応援のニャゴニャゴクリックお願いします たくさんのかたとお会いして、お話できることを楽しみにしています。 ↑ 4つ並べて飾っています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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珍しい病気に罹っていても
こうして Akiママの愛情や 応援しているみんなの思いを受け止めて 日々頑張って暮らしているんだもん。 他の難病の猫ちゃん、わんちゃんの励みに なるよ。 ナナコ姉ちゃん、ぴよたん選手代表、 そしてAkiママ これからも、頑張れ! 沢山の人が、見守り応援してるんだからp(*^^*)q (2008.09.16 12:10:35)
ナナコさんその後いかがですか?
ぴよたんもナナコさんも命がけの病気と闘ってます! 病院やお薬はお二人ニャンにとっては嫌なことであってもわからない生活を送っていますね! どんな出会いでもAKiさんはしっかりと面倒見てくれる 心優しい人だから選ばれたんだと思います! これからもいろいろあるでしょうが多くの皆さんが応援してますよ! とにかく毎日が穏やかに過ぎていきますように! (2008.09.16 12:56:05)
きっとね、神様がAkiさんとのすパパなら
この子達のことを任せられるって思ったから ナナコ姐さんもぴよちゃんも お2人の子になったんだと思うの。 だからナナコ姐さんもぴよちゃんも こうして病気と闘いながら がんばって暮らしていけるんだと思う。 ナナコ姐さんもぴよちゃんも ホント幸せそうだったもん。 応援するしかできないけど グチならいつでも聞くから溜め込んじゃダメだよ~。 (2008.09.16 13:02:15)
私も皆さんのご意見のとおりだと思います。
病気とニャンコを丸ごと受け止め、すべてを 引き受けてくれると神様に認められた家族 なんです。 ナナコさんやぴよたんを見て、「うちも頑張ろう!」って思っている方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。 いつまでもいつまでも楽しい日々が続きますよう 心から祈っています。 毎日皆さんと一緒に見守り応援していますからね! (2008.09.16 20:30:26)
突然どうなるか分からないけど、でもそれは何かが起こるか起こらないか分からないってことだね。
もしかしたら何も起こらないかもしれないものね。 でもそういった気持ちでいると一日一日が濃いものになるよね。 だから、平穏な家族のきずなより強いものになってるんだね。一日が一年分だったりするよ。無理しないでね。 (2008.09.16 22:12:25)
私のネコバカ友達の間には『猫神様』と呼ばれている愛すべき(?)存在があります。
猫神様は容赦なくノラ猫ちゃんを手一杯にになっているネコバカ達に送り込みます。 つまり、なぜかネコバカ達は、捨てられてしまったチビちゃん、ひとりぽっちでさまよっているチビちゃん、 処分されそうになっている親子などを発見してしまうのです。 みんなそれを見過ごせる人たちではなく、『あぁ~また猫神様に愛された!』と 家族に迎え入れたり里親探しに奔走したりすることになるのです。 Akiさんご夫婦も猫神様に愛されているんですね。 猫神様はネコバカ人間に試練をもたらしますが、決して中途半端な人を選ばない、と私は思っています。 猫神様に愛されて出会ったニャンズは必ず幸せをつかみます。 なんだか、何を言いたいのか分からなくなってきましたが、 ナナコちゃんもぴよちゃんもたくさんの愛情で満ちていると思いますし、ぴよちゃん一家のパワーで勇気づけられている方もたくさんいると思います! (2008.09.17 00:28:12)
Akiママさんの、愛情の深さに感動します。
ぴよたんもナナコさんもその愛情に 一生懸命、応えているのね。 Akiママさんは責任感強いから、頑張っちゃうのね。 愚痴でもため息でも、疲れたときは吐き出して、 楽になってくださいね。 あっ、のす太パパがいるから大丈夫かしら。 実は、うちから出した里子の一人が、 白血病による癌で、少し前に亡くなってしまったの。 まさか、まさかと思って、ショックでした。 で、ジャンジャンもひょっとしたらと、考えたら、 パニックでしたね。 Akiママさんは、やはり、強くって偉いですよ。 これからも応援しますよ。 (2008.09.17 01:20:31) |