|
カテゴリ:がんばれ胎児-双子妊娠中のこと-
ハイリスク妊婦には「管理入院」という、通常の分娩より長めの入院コースが用意されます。
多胎妊娠は管理入院が割とフツーで、胎児が危ないとか、生まれた赤ちゃんが危ないとか、母体が危ないとか、いろいろあります。 私は多胎妊娠の中でも一絨毛膜二羊膜+年齢というハイリスクタイプなので、管理入院の実施が決まっております。 目下、お腹の様子を見てもらいながら、入院カウントダウン中です。 今のところ、順調。今後も調子がよく、容体が急変しなければ、もうちょっと家にいたいです。 さて。 入院に際して、私は、心底、見舞いに来てほしくないと思っております。 元々、周囲でも入院中の見舞いに関するトラブルが頻発していたので、「見舞いとかヤダナー、うまくかわしたい」と思っていたのですが、一昨年の子宮外妊娠で入院した時には、うまくかわせませんでした(爆)。 てか、張ってた包囲網が、突破されちゃったんですよねー…。 こっちが来てほしくないと思っていたって、押しかける側は止まってくれないという。 げんなりしました(´Д`;) 今度はめでたく妊娠による入院ですが、やっぱり、私は見舞いに来てほしくないと思っております。 今回の出産に関しては、さらに危険な状態ゆえに入院するんだから。 出産後なんて、私も双子も、生きてるんだか死んでるんだかわかんないですよ。(ほんとに) 「ヤダナー」と思っている見舞いが来ちゃったりしたら、体調もすこぶる悪化します。安静の妨げに加えて、多大なるストレス負荷です。 駄菓子菓子。 押しかける側というのは、本当に止まってくれないのです。 「来ないでくれ」という、入院している本人の気持ちには、お構いなしなのです。 こういう暴走特急タイプの人にかかったら、こちらの予防線なんて段ボールで作ったバリケードのようなものなのです。 「入院の見舞いをかわしたい」というのは、そもそも「困った人(時に複数)がいるのでシャットアウトしたい」ということです。 そういう悩みは、古今東西あふれているのですが、100%防衛成功という話には、滅多にお目にかかれません。 私も、今回も防衛はしきれないであろうと、すっかり負け戦気分です。 なんといっても、あまりにも、相手方が強烈すぎるから。 我々フツーの人類がたてる防衛作戦など、意味をなさないというか、むしろ逆効果だったりするくらいです。 素手で新幹線を止めろとか、竹やりでF/A-18を落とせというようなもんです。 友人や夫に知恵を出してもらったり、ヤフー知恵袋・大手小町/発言小町等々の情報も参照したのですが、防衛目処が立ちません。 # 大手小町なんか、読んでてほんとヘコみますよ。 『見舞いを断られているのだが行きたい』という暴走特急からの投稿に対して、 大勢の第三者から 「行っちゃダメだよ!」 「入院してる人がかわいそう!」 「最悪!」 という非難が殺到したにもかかわらず、 『お見舞い行きました~♪』という結果になるんですから…。 逃げたい。 夫と私しか知らないどこかへ、逃げたい。 そして、ほとぼりがさめて赤ちゃんたちが元気になった頃に、こっそりと、安心できる人にだけ会いたい。 通常分娩できそうな優良妊婦だったら、秘密裏に転院とか、出産方法変更という手も使えたかもしれないなあ…。 ↓お大事にボタン にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.30 21:02:37
[がんばれ胎児-双子妊娠中のこと-] カテゴリの最新記事
|