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子どもたちが生まれる前の話です。 はじめて授かった子どもは、子宮外妊娠でした。(2012年) 子どもは卵管で詰まって、腹腔鏡手術で詰まった卵管ごと摘出となりました。 (受精卵というか胎児というか) この件については、悲しかったというよりも、「お腹の中で破裂して母子もろとも死ななくてよかった」というのが感想です(爆)。 いや、だってさ、お腹の中の変なところで胎児が育っちゃうんだから、運が悪いと爆発(臓物が破裂)したときに胎児どころか私も死ぬじゃん。 (死なずとも、爆発が起きると想像を絶する激痛らしい) 私は、生きててよかったですよ。 子宮外妊娠は、なんだかんだで1%くらいの確率で起こるそうなので、実は珍しいことではありません。 みなさんも油断めさるな。 多胎妊娠も油断なさるな。 切迫流産、切迫早産も油断めさるな。 ついでにいうと、周産期心筋症も油断なさるな。 (おどしているわけじゃありませんが、あるかもしれないと覚悟しておくのと、知らずに突然なるのでは、大分違うと思いますぞ) 幸いなことに、当時は不妊治療を始めたばかりで、かなりこまめに藤沢の産婦人科まで通院しておりました。 なので、早い段階で異常が見つかったのです。 6週目で胎嚢が見つからず、医師から 「流産か、子宮外妊娠と思われます」 と告げられた時は、よくマンガにでてくる「お気を確かにッ!!」状態に陥って倒れました(爆)。 このときはだいぶ悲しい気分になっていたのですが、流産か子宮外妊娠かを見極めてもらうために、また通院しました。 そしたらあれですよ、相変わらず胎嚢は見えないのに尿検査の妊娠数値はぶっちぎりのハイスコアだし、お腹もときどき痛くなるし。 (何かが拡張・収縮を繰り返すようなギュワンギュワンという感じの痛み) 「流産」と考えると悲しくて仕方がなかったのですが、「子宮外妊娠」だと 「腹の中で爆発して、俺が死ぬじゃん。そんなの困るじゃん!」 と、なんだか怒りの方がメラメラとわいてきました。 現金なものです。 かかりつけのクリニックは助産師さん・看護師さんが手厚くしてくれるところだったので、やさしく励ましてもらえました。 「紹介先の病院ではおそらく緊急入院になるので、こんなお支度が必要です。絶食です。」とか、丁寧に教えてもらえたし、よかったです。 腹腔鏡手術は、平塚市民病院だったんですけど、助産師さんの言うとおり即日入院→即日手術になりました。 思い起こせば、手術後の一晩が一番体がしんどかったですねー。 全身麻酔のせいで、喉が器具で傷ついてすごく痛かったのと、寝返りが打てないもので足のかかとが激しく痛かったです。 いやいやまじで、切迫早産~帝王切開&心不全で入院してた病人フルコンボのときよりも、つらさの瞬間インパクトでいったら上(ォ)。 なお、普通のお腹を切る手術よりも、腹腔鏡手術のほうが人体へのダメージがはるかに少ないです。 治りも早い、お腹の痛みも少ない。 (でもなぜか、ノーマル帝王切開よりも術後がつらかった。麻酔の程度と工程の問題?) 賞味、一週間で退院できました。 ということで、子宮外妊娠が疑われました際には、以下ご参照ください(爆)。 ・いい病院を紹介してもらう ・緊急入院に備えて入院セットをWEBで検索 ・絶食の覚悟 ・医療費免罪符を申請している余裕がないので、入院費用は全額立替 平塚市民病院は、かかりつけ医がしょうかいしてくれたのですが、個人的にもおススメです。 るろうに剣心が全巻そろっていました。(産婦人科病棟とは別の棟だけど歩いて借りに行ける) いまもあるかは、わかんないけどね! なお、切り取った患部(臓物)は、後日見せてくれました。 ありがたいやら、ありがたくないやら…。 ↓油断めさるなボタン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.13 17:00:46
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