あんましびっくりした味わいってのではないかなーと思う ドメーヌ・シャソルネ
びっくりした味わいって言うのはなんじゃいなとい意見は置いておくとして、なんだかんだとドメーヌ・シャソルネのワインは年1本くらい飲んでいます。今回は オーセイ・デュレス・ルージュ[2004]ドメーヌ・ド・シャソルネを飲みました。とかいいながら実は去年は1本も飲んでいないのでした。05年の12月にブランを飲んでますね。なんかラ・コンブとかと印象が被っているからかなー?けど、シャソルネはラ・コンブよりも好きなんです、ラベルが。ラ・コンブもシャソルネもブルゴーニュの自然派ワインさんで、果実味というよりも出汁系のワインをおつくりになられておりまして、偏見100%でいうとワインは褐色を帯びて、一瞬「終わっているんじゃねーか、このワイン」とか思わせながら実はしみじみとした美味しさが広がっていくみたいなワインたちです。最初にラ・コンブを飲んだときはゼッタイに逝ってるって思ったもんなー。オーセイ・デュレス・ルージュはやっぱし褐色を帯びていますが、まあまあ果実味も残っていてバランスはとれているかな(出汁系ではありますが)けど、わかりやすくはないんですよね。もうちょっとはっきりしたワインな方向でもよかったのではないかなーと思ったりします。それはコストパフォーマンス的な感覚ではあるのですが、なーんか5,000円オーバーのワインという感じはしないんだよなー。けど、3,000円くらいのブルゴーニュ自然派とはあきらかに違うかったりするからおもしろいなー。そういう意味では5,000円くらいのワインって扱いに困るのです。そう気ままにあけるわけにはいかないけど、置いとくべきワインかといわれるとそうでもない。みたいな。まあ、このワイン自体は美味しかったから良しとしましょう。けど、抜栓2日目は体調が悪かったからそっちのほうが問題だったりして。