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りゅうちゃんミストラル

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2006.08.30
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カテゴリ:アニメと漫画
小田空は中国を紹介している漫画家。
中国には留学もしているし、日本語教師としての経験を持つ。
しかもその地が上海や北京ではなく田舎の延安だという。

今日は、そんな彼女のこの本を読んだ。

中国、なんですかそれは?

「中国の思う壷」で日本語の先生となった「老師」小田。
水不足と毎日の授業準備に追われる。
子どもたちとの奮闘ぶりも笑える。
その中には旧日本軍についての説明も含まれる。
つまり小田はその地で「日本代表」となった。
彼女の答える日本についての情報こそが中国人民にとって「日本人の考え」となる。

中国の思う壷(上)   中国の思う壷(下)

※残念なことに今は在庫がないとのこと。
図書館で探してみてほしい。

この小田が「中国いかがですか? 続」で描いた中国奥地のシルクロード旅行記は面白かった。

毎日が羊肉で飽きる食生活。漢民族とイスラム世界との摩擦。
そこで会う子ども達などとても瑞々しく表現できていた。
特にカシュガルからパキスタンへロバ車に乗って旅をしようという日本人旅行者。
「ロバっていくらするか知っている?」という会話は日本では考えられない。
私も中国からパキスタンへの旅行は考えたことがあるだけに興味深かった。
NHKの影響だけではないだろうが、やはり日本人はシルクロードが好きだ。
もしかしたら日本人は知らないうちに自分のルーツを探っているのかもしれない。

この本、いきなり「金玉」の話で始まってしまうところもすごい。
彼女はトイレ話など、女性なら書きたがらないだろう部分を描く。

すごいのは中国だけではない。
小田空という存在がすごい。

日本人女性の小田空は一人でどこまでも行ってしまう。
すごいバイタリティーだ。
しかも相手は小田が85年にユーラシア横断(シベリア鉄道にも乗る!)をした時から好きになれなかった中国。
長い時間をかけてその国をこれだけ極めるというのもまたすごい。

それだけに今回の「中国、なんですかそれは」は中国文化が深すぎて私には物足りなかった。
やはり書物は気分が乗っている時ほど控え目に書くべきなのかもしれない。
逆に、中国留学の経験がある方ならこの本は面白く読めたかも。


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  2005-11-09 14:42:20  
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  吉川友梨ちゃん捜索の輪
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最終更新日  2006.09.27 19:47:21
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