テーマ:感じたこと(2892)
カテゴリ:社会問題
NHKの調査によると、2008年の自殺者が3万人を超えた。
11年連続自殺者 11年連続3万人超(NHK) 毎年、自殺者の統計は6月ごろに警察の発表で明らかにされる。 つまり今回出たのは「速報値」であり、今後増える可能性がある。 この件については、以下の記事で書いた。 自殺者3万人。必要なのは共通認識 また、自殺者3万人が連続していることは、何回も記事にしている。 自殺者3万人、9年連続 自殺者、10年連続で3万人 こんな記事も書いた。 自殺と「舞姫通信」(重松清) 自殺と殺人はなぜいけないか? この3万人という数字。 薬物問題や非行に詳しい水谷修氏も信用していない。 水谷修氏の講演に行く 医師が死亡診断書に「事故」または「病死」と書いてしまえば。 表向き、自殺ではなくなる。 医師の判断を審査することはまずできない。 不審な点がなければ解剖すらされない。 実際に解剖へ回されるのはわずか2%ほどでしかない。 自殺者が実際に年3万人いるということ。 とすれば、自殺を試みた人はさらに多いということになる。 ある人は自殺を中止し、またある人は植物状態になる。 そこまでいかなくても、重い障害が残っているかもしれない。 さらに、多くの自殺者にも家族がいる。 こうして自殺は「負の連鎖」を残す。 自殺は自殺者だけの問題ではない。 では今年2009年はどうなのか? 残念ながら絶望的だ。 というのも「100年に一度の経済危機」が叫ばれている。 多くの人が職を失っている現在、死を選ぶ人は増えはしても減らないだろう。 考えてみれば、自殺者が減る材料はない。 世界的な経済危機対策を話し合ったはずのG7。 その会見で朦朧となった大臣。 そんな国でどうすれば自殺者が減るというのか? *********************** 関連記事 自殺者とマスメディア バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.24 12:30:18
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