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りゅうちゃんミストラル

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2010.04.13
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カテゴリ:アニメと漫画
先日、図書館で「サイボーグ009 コスモ・チャイルド編」を読んだ。
このシリーズは、石森章太郎による未完の大作。

      

地球にエイリアンが迫っている。
それを知らせるため、フルル星の住人は世界各地で事件を起こす。

009たちはフルル星の子どもたちと出会う。
彼らは超能力を持っているのだが、それを戦闘に使うことができない。

フルル星では、かつて殺し合いの時代があった。
人類存続のため、彼らは殺戮を拒否。
その「平和的思考」のためにエイリアンと戦わなかったフルル人。
フルル星は滅亡の危機に陥った。

009は考えた。
フルル人の力を間接的に使い、エイリアンと戦うことはできる。
だがその方法にも限界があった。

結局、フルル人の子どもたちを脅すようにしてエイリアンと対決する。
その結果、子どもたちは戦うことを知る。そして殺戮に慣れる。
エイリアンはフルル人の能力で撃退。

003(フランソワーズ)は、その状況を見て危惧する。
闘争心が戻ったフルル人の将来について。

SFの世界では、進んだ文明が「不戦の誓い」をすることがある。
スタートレックでも、そんなことを描いたエピソードはあった。

地球人もフルル人のように、戦うことを拒否する日が来るのか?
それとも「力には力」で対抗する考えで滅亡へ向かうのか。
フルル人の選択は、地球人にも大きな宿題を残した。

追記  同じ日に「七つの子編」も読んだ。

このエピソードは短編。
003(フランソワーズ)が001(イワン)を抱いて歩くシーンで始まる。

001には聞こえる。
七つ子を、医師たちがどうするべきか話し合っている内容が。

母体を、5対の胎児助けるために、減数の実施を相談する医師たち。
イワンは言う。
すでにこの状況が自然ではないということを。

多胎を減数の問題を、かなり前の作品で訴える石森。
時代に耐える作品を発表してきたからこそ。
石森は偉大だった。

イワンの助けにより、7人の兄弟たちは助け合って成長する道を選ぶ。
だがそれで問題は解決したわけではない。
今後も不妊→排卵誘発剤による治療→多胎→減数という問題は残るからだ。

多胎・減数手術について

死してなお社会問題を我々に残す石森。
描いたのが医学博士の手塚でないところが新鮮。

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サイボーグ009 私見 コスモ・チャイルド編

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最終更新日  2010.04.14 14:34:31
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