カテゴリ:日常
私がよく利用する駅前の公民館。
最近、そこで気になることがあった。 この公民館は集会やダンス、勉強する時などに利用されている。 ロケーションもいいので、多くの人が頼りにしている。 市の条例なのか、この公民館では年齢で使用できる時間帯に制限がある。 たとえば小学生は17時まで、中学生は19時までだ。 この制限は夏休みになると緩和されるが、基本的に規則で決まっている。 先日、そこにいた「どう見ても高校生に見えない少年」。 19時をかなり過ぎても保護者なしでそこを利用していた。 12月ともなると、夜7時過ぎは真っ暗になる。 職員に尋ねると、その少年は中学生らしい。 受付で職員が時間制限をうっかり見過ごした。 だが、私がその点を見過ごした職員に指摘しても少年を帰らせない。 もう一度尋ねると、職員はこう言った。 「どうせ、すぐ終わりますから」 何でも、使用時間があと5分くらいで終わるという。 だが規則は規則。 すぐに利用をやめさせるべきだった。 別の職員はこの点について「対応を誤った」とミスを認めた。 今どき、ゲームセンターでさえ決まった時間に少年は店から出される。 公民館が規則破りを認めてしまっていいものかどうか。 職員なら少年の利用者にこう言うべき。 「冬は暗くなるのが早い。君はもう帰るべきだ」 公民館の職員は利用者本位であるべきではないのか? この公民館、いい施設がありながら職員の管理が悪いところがある。 前にも「軽飲食コーナー」で規則を知らない職員がいた。 その場所では利用者のため、ある区域内で軽い飲食が可能。 だがカップラーメンは匂いもあることから禁止されている。 ある職員は「カップラーメン食べていい」とさえ言い切った。 職員が規則を知らないためだ。 この公民館でもっとひどいのが危機管理のなさ。 以前、急病人が出た際。 職員がエレベーターにストレッチャーが入るかどうか知らなかった。 除細動器も備えてあるこの公民館。 エレベーターにストレッチャーが入るかどうかは基本中の基本。 古株の職員ですらそのことを知らなかったのは大きな驚き。 倒れた男性は1分間に脈が200近くもあった。 意識レベルも低かった。 幸い、救急隊が駆けつけた際には意識が戻っていた。 脈はもちろん私が診た。 職員は119の電話以外何もしなかったし、できそうもなかったから。 エレベーターにストレッチャーが入るか知らない人に期待しても無駄。 管理責任者にこの点について職員全員で認識するよう私は求めた。 だが数ヵ月後に複数の職員はストレッチャーのことを知らなかった。 責任者から話も聞いていなかったためだ。 責任者は私に「認識させる」と約束したが、その約束は破られた。 救急車を呼ぶということは人命にかかわること。 にもかかわらず、基本的なことさえ周知徹底させられない。 なかなかいい組織だこの公民館は。 館内で利用者が死んでも構わないのだろう。 利用者の安全を守ることは、公の場所では優先されるべき点。 だが、基本的なことが理解できない公民館。 指摘されてもその点を改善できない組織。 住民はそこを安心して利用できるかどうか。 多くの場合、公民館の規則は管理する職員が定めている。 当たり前だが職員は規則に詳しいはず。 その職員が規則を知らず、利用者に指摘されることがおかしい。 しかも、指摘されてもなお直さないのは恥の上塗り。 あなたの街の公民館は危機管理ができている? 基本的なことを職員が知らないと。 利用者は死んじゃうよ。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.12 11:09:59
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