SAT1.というテレビ局があるんですが、
そこで、さよなら東京というコメディドラマを撮るらしい。
で、わざわざ日本から女優を呼んできて、撮影するだのなんだのするので、
エキストラを捜していると。
旅行客のシーンを撮るので、40人くらい欲しいというんだけど、
ここに住んでいる日本人、多分全部で60人位。
中国人でも韓国人でも、この際構わないという。
そんなものなのね。
エキストラは日給40ユーロ。
5000円位か。
要するに、テレビに出たい人はそれでもでるだろうということらしい。
こういうのって、女性はすぐに飛びつくけど、
男性はなかなか食指を動かさないのだという。
で、とりあえず、男性が欲しいらしい。
ただし、そこに使う通訳を1日100ユーロ位でというのには、
びっくりを通り越してあきれた。
日給だから、10時間になっても、100ユーロ。
スーパーの店員でももっと稼いだりするのに、
テレビ局はお金がないからという。
俳優に払うお金はあっても、
プロの通訳に払う金はないのか。
テレビ局の仕事だからやりたがる人は幾らでもいるだろうと思ったら、
大間違いだといってやりたい。
日本で派遣で行ったって、
時給最低5000円はもらえるんだよ(メッセは別)。
直接の交渉なら、多分5割増し。
日給に直して超過を計算に入れたら、話にならない。
それでもやる人がいるからなぁ。
何とか意思表示ができる位の通訳レベルだったら仕方ないが、
お金を持っている顧客の価格破壊は、
はっきり言って迷惑だわー。
感情的になってしまいましたが、
これで生きてるものには切実な問題なのでございます。
そういえば、
朔耶さんは日本人観光客としてどんなギャラを戴いたのかしら。
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