皆さんは、週に何回、洗濯機を回すでしょう。
私は、週に一日しか洗濯機を使えないきまりでここまで来ましたが。
大家にとっては、それは「週、一日」ではなく
「週、一度」だったらしく。
今日、午前中に洋服を洗い、更にシーツなどをつっこみ、
洗濯物を干していたら、大家がやってきた。
今日は私の洗濯日。だから、大家の洗濯機といえど、大家は私の洗濯には関わらない。
そういう決まりだった。
大家の下の娘が、パンツがないからどうしても水曜にちょっと洗濯したいといったとき
大家は「それはできない」と、(私が構わんといっているのに)
ムキになって怒ったものだ。数年前の話だが。
そして今日。
「洗濯、もう終わるのよね」と
回っている洗濯機をみていう。
私は「いや、それ、さっきは洋服で、今はシーツ入れましたから、しばらくかかりますけど」
といったら、
「え、あなた、2回も洗うの?」ときた。
「そりゃ、シーツ、タオルの類と普通の洗濯物は一緒に洗えませんから」
「でも、毎週必要なわけじゃないでしょう」
「・・・まあ、毎週じゃない・・・かな」
「ヒトツキにいっぺん位でしょう?」
「何いってんだこの叔母さんは」 と思ったが、いわずに、
「そりゃ、先週(留守にしていたので)、洗濯機使わなかったし、その前、洗わなかったから、今週二回洗いましたけど」
いい加減にして欲しい。
そして、私はわざと、シーツ類を洗濯機から出さないでそのままにしておいたが、
夕方いってみると、私の洗濯物は外に出され、
大家は私に何も言わず、勝手に洗濯機を回していた。
ご自分の決められたことと全然違うことをしていますね。
といいたくなったが、
喧嘩したくもないし、する気力もないので、知らんぷりをしていた。
ドイツでは、シーツ・タオル類は、60度で洗い、その他の洗濯物は40度。
洗濯をする人は分かると思うが、
そのほか、色の明るいものとくらいものでは分けて洗う。
ドイツで売られている衣類は、ものによっては日本では考えられないほど色落ちが激しい。
そういうわけで、洗濯機を回す際に、それらを分けて洗うのは、常識である。
週一度しか洗えないのでは、それらの洗い分けができない。
そういうことを分かっているはずなのに、いきなり「週一度」と思いこみ、
それを押しつける大家は、娘さんにも「狂っている」といわれていた。
もちろん、娘さんは、大家には直接言わないが。
娘さんは「それはおかしい、そんなのむちゃくちゃだ」といって、
さりげなく、水曜日はschatzky☆の洗濯日なのに、なんで洗ってるの」と聞いてくれたらしい。
そして、何とか「二回まではいいけど、それ以上はだめ」という見解を引き出した模様。
「午後2時までは洗濯機に行かないっていってるから、
それまでに3回洗えたら、洗っちゃうといいよ」といって、帰って行った。
なんだよそれ。
と思ったが、それは大家に対して思ったのであり、
娘さんにではない。娘さん、サンキュー。
水曜午前に用事があったら、私は次の水曜まで洗濯できないのか?
娘さんは、洗濯をたくさんするので、大家が娘さんの光熱費を引き上げた!!
といっていた。洗濯機の使用料金、
例えばアパートの共同のものなんて、1回1ユーロからあるんだけど。
狂っている。
というわけで、横目で引っ越しをにらみながら、今日も振り回されてしまった。