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カテゴリ:ドイツで暮らすには
えーと。
亡くなった人の命日じゃなくて誕生日を思い出すのは私だけだろうか。 3月は恩師と父の誕生日があり。 恩師も父も、もういないけど、3月になると誕生日だなぁ…と思う。 さて、外人局にいって有効なパスポートがなくてあたふたな私。 私「えー…あれ~…(うう…)」 掛「ああ、どうしました~?」 私「えっと、いや、なんか申し訳ないんですけど、古いパスポート持って来ちゃって… (やっぱり帰れっていわれるのかなぁ…)」 掛「あ、いいですよ。とりあえず見せてくれます?」 え。いいんですかっ? 古いパスポート、延長に延長を重ねた上に滞在許可証は犯罪者みたいな顔で写ってるので 余り見せたくないんだけど…(ってそんなことをいってる場合ではない)。 お兄ちゃん、さっさと古いパスポートを開き、名前を確認。 何も悪いことをしてなくても、色々考えちゃうんだよね、こういうとき。 そんな、古い滞在許可証なんて見ないでくれ…と思ってた。 カシャカシャとPCを操る。 掛「それで、延長ですね~。」 私「え、ええ、っていうか、今回、新しく、無期限の滞在許可を申請したいんですけど… 去年申請したときには、フリーランスで一年やって大丈夫そうだったらと あなたがおっしゃってくださったので…」 さりげなく、「あなたが去年そういったんだよ~」と強調してみる。 ドイツ語はこういうとき、主語がないと話にならないので便利。 (主語なしとかぼかしたいときには不便だけど) 掛「ああ、そうですか~。それではですね~書類を…」 ん?見てくれるのねっ! それは、無期限許可の申請ができるってことですね?! やった! 覚えてるのか覚えていないのか、淡々と事を進めるあんちゃん。 いそいそとA4封筒がはち切れそうな数の書類を取り出す私。 だって、ここで「いや、もう一年フリーで…」とあっさり言われる可能性もありましたから。 (この後、最終的にそういわれないとも限りませんが…) とりあえず、無期限許可の申請に足りるか検分しましょうかという… う、嬉しい…検分だけかもだけど。 さあ、色々まとめて持って来ましたよ~。 掛「ああ、これが年金ね~は~い」 掛「それで、滞在5年の条件も満たしてると…」 掛「健康保険に、お住まいは今どこですか~。ああ、この近くジャン」 ええ、そうなんです、友達のご両親に…(ごにょごにょ) 掛「賃貸契約書もありますね~。」 私「はいいいっ~!」 掛「で、収入ですけど、課税通知書ありますか~」 来、来た~! ないよ、そんなの~。課税通知書? 確定申告と違うの? 違うけど確定申告してないのに来るわけないじゃん。 しかも、健康保険&年金納入証明が来ないと確定申告も出せないんだ~。 私「その件なんですけど、それで電話ではどうにもってことになったんですが…」 と説明をはじめる。 私は緊張しすぎて、確定申告と課税通知の違いにも気付かない。 ふんふんと聞いていた兄ちゃん、 掛「そうですねぇ…でも課税通知書がないとだめなんですよ…」 えー…やっぱりなんかまずいのかなぁ… 掛「ちょっと待ってください」 後ろでごにょごにょ相談してたお兄ちゃん。 戻ってきて、 掛「やっぱりねぇ、課税通知書がないとねぇ…。出るのいつ頃ですかねぇ…。」 自問自答している兄ちゃん。 私「はあ、保険の通知が来てからなので…早くとも…」 掛「う~ん、6月くらいにはなっちゃいますよね、きっと…」 私「えっ?!」 (な、何で?確定申告は5月末日までには出せてるよ?っていうか出さなきゃまずいよ?) 私「えっと、保険の証明が来るのが大抵3月なんですけど、3月のいつとは分からないんです。」 (とりあえず保険にこだわってみる私) 掛「ですよね。通知が来るのもいつか読めないから…」 それまで「課税通知書」と「確定申告書」をごっちゃにしていた私だが、ここで漸く気付く。 私「あ、確定申告書ではだめなんですか」 掛「ええ、課税通知書じゃないとだめなんです」 そうか…どうなるんだろう。それじゃますます間に合わないのぅ。 どうせこれを確定申告に出すんだから、この貸借対照表で何とかならんかなぁ… (と、頭の隅で考える) 私「えーと、自分の貸借対照表は一応用意してきたんですけど…。 こんな感じで、まあ6月から働き始めたので、収入としてはこのくらいで… 月収平均このくらいになっています…」 掛「ふ~むなるほど…。月収平均でこのくらいですよね。 そうすると経費なんか含めると税金はそれほどないですねぇ… そうすると月収平均は変わらないと…。でもなあ…」 この先も安定してることを示さないとなのかな…と思い 4月までの収入予定も見せてみる。 私「こんな感じなんですけど、だめでしょうか…」 掛「うーん、大丈夫そうですよね…。」 お、おお、大丈夫そうといってくれたぞ… 掛「…でも課税通知書は必要なんだよね…。」 はー…。兄ちゃん、何とかならんかの…。 掛「ではですね…、ふーむ…」 とPCを操っていた兄ちゃん、いきなりの一言。 掛「20ユーロあります?」 私「へ?」 寝耳に水の20ユーロ。 【続く】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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