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カテゴリ:親子建築士受験物語
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「母さん、母さん、最端製図からでっかいダンボールが届いてるよ。」 「あらそうなの、ありがとう。」 「すべらんうどんは入ってたけど、キットカットはなかったよ。」 「うそおっしゃい、あんたの分は既に届いてるでしょ。」 「ちぇ、ばれたか、でも、自分の分はもう食べちゃったんだよな。」 「もう食べたの? それは試験まで取っておかなくちゃ。母さんはとっておくわ。」 「試験までって、賞味期限大丈夫?」 「チョコレートだから大丈夫でしょ。 それより、製図用紙を出しておかなくちゃ。」 「へぇ~、こんな用紙に描くのか。」 「あんたも製図ができるように、学科試験頑張らないとね。」 「まだまだ大丈夫だって、勉強は卒業旅行が終わってから始めるよ。」 「余裕なのね、学科クラブに入ったからって、自分がちゃんとやらなくちゃ、先生はお尻まで叩いてはくれないわよ。」 「そうなんだよね、でも、メンバーズサイトで早速質問している人がいたけど、先生、すぐに回答してたよ。なんか安心しちゃった。」 「のんきな性格ね、まあ後で慌てるのは私じゃないから、試験直前に後悔しないようにね。」 「わかってるって、それより、すべらんうどんはいつ食べるの?」 「そうね、明日にでもお鍋に入れましょうか。」 「じゃあ、すき焼きがいいなー。」 「何言ってんの、うどんだからうどんすきでしょ。」 「え~まさかうどんだけじゃないよね~?」
次回へ続く
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最終更新日
2015/01/13 02:55:24 PM
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