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カテゴリ:プチ建築話
先日の添削にて
「自転車を出し入れするためのスペースが少し狭いので もう少し広く計画するようにしてください。」 このような指摘をさせていただいたところ 「近所の自転車置き場は1mほどしかないので、そのくらいでいいと思っていました。 また、道路から直接入れるようなところもありますよね。」 という内容のメールをいただきました。 1mでもあればいいですが、道路に向かって自転車を出すのは 他の通行人や車両との接触の可能性があるので危険ですよね。 こういうことは実際に事故や事件が起きてから問題が発覚したりします。 何も建築に限りません。 計画した人が悪いのか 建物の所有者が悪いのか 利用した人が悪いのか このような話になったりしますが 意外に、建物の所有者や管理している人が知らなかったり 気が付かないでいることがあります。 以前、あるビルで火災が起きた時、置いてあった荷物によって防火扉が機能せず 逃げ遅れた人が亡くなったことがありました。 物販店などでは、出入口を塞いで商品を陳列しているところも見かけたりします。 建築物自体は検査を受けていることもあり問題ないのですが 使い方によって、問題が生じることがあるのです。 大きな建物は定期検査や消防検査などがありますが 気が付いたところがあれば、お伝えすることも 建築に携わる者の役割かもしれませんね。 事故が起きる前に。 kanna お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/03/25 08:59:56 AM
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