カテゴリ:哲学・思想
エリック・ホッファー・ブック――情熱的な精神の軌跡 作品社編集部 編 2003年刊 ユージン・バーディック『波止場の警句家 エリック・ホッファー』より。 ≪ホッファーの論述の多くは、飾り気がなく、悲観的であり、その主張も控えめである。 内容的に新しいこともほとんどない。≫ にもかかわらず、魅力的なのは・・ ≪それは、ホッファーが非常に冷静かつ執拗に自分の仮説を論理的に追求し、 微妙なやり方で学問的な方法と学術的な論述に従う者を怒らせるような結論を 導き出していることであろう。≫ ≪ホッファーの著書を批評した者の大半が、その簡潔さと気高さについて論じている。 彼の著書には、個人的なことは一切書かれていないし、 「私」という言葉は一度も出てこない。 だが実際には、ホッファーの警句と基本的な思想のほとんどが、彼自身の個人的な 体験から生まれたものである。≫ <目次> 1 波止場からのメッセージ―単行本未収録エッセイ (われわれが失ったもの 神と機械時代 ほか) 2 アメリカ・知識人・教育―ロング・インタヴュー (百姓哲学者の反知識人宣言 学校としての社会に向けて) 3 ホツファー論 (狂信者はいかにして生まれるか エリック・ホッファーとベトナム戦争 ほか) 4 ホッファー頌―エッセイ・アンソロジー (おどろくほど楽天的な随想 タカハシさん、哲学する ほか) 5 ホッファーを読む (『エリック・ホッファー自伝』 『大衆運動』 ほか) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.14 21:46:39
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