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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:ラーメン二郎
日本に来て三年目、ついにあの伝説の名店に行った。それは慶応大学の学生御用店と言われる「ラーメン二郎三田本店」だ。すでに何年前からマスコミの取材に拒否していたが、ずっとラーメン評論家とファンに評価された名店だ。現在、都内で多くの二郎出身の人が店を開いたので、「二郎系」と言われた一大勢力となった。
二郎と言えば、背脂をたっぷり入れた濃厚な豚骨醤油スープ、たっぷりの野菜、自家製で量が多い極太麺、大きなチャーシューだ。また、ニンニクの入り方によって、スープの味を変えることもできる。背脂をかなり入れた高田馬場店より、本店のほうが背脂がちょっと少ない。しかし、油っぽいように見えるが飲みやすい。だが、飲みきりの直前、かなりしょっぱくなったので、飲みきらないほうがよい。特にニンニクを入れてから飲むと、スープの油っぽい感じを抑えることができるようになった。チャーシューは固いタイプだが、食感がよくて、味付けが感じられるものだ。野菜をたっぷり入れたので、栄養のバランスが取れた。自家製の極太麺の量が多いだけではなく、食感がよい。 特に、ニンニクを入れなければならないような気がする。家系にしろ、二郎系にしろ、豚骨醤油スープにニンニクを入れると、スープの味を変えることができる。豚骨醤油スープのコクがあるのがさらに感じられる。 文句があるのはやはりトッピングを入れる時の「二郎用語」であろうか。本店にはそれに関しての説明がないため、はじめての客は戸惑うと考えられる。高田馬場店のように、説明の紙を貼ったほうがよいのではないか。 店主の山田拓美は今までずっと自ら台所でラーメンを作っている。この「慶応の大学生」を育てている名人の姿が見えるのも、この本店に来る価値なのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.12 23:36:57
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