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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:新宿区
書類の作業で都内へ来たが、目的はそれだけではなかった。大久保でつけ麺の老舗として知られている「はやし家」は閉店することになったという情報をラーメンバンクで読んだから、時間があればぜひ最後の訪問をしたいからだ。
ラーメンにはまったばかりの時、かなり通称「石神本」の石神秀幸さんが編集したラーメンガイドに頼っていた。そこではやし家というお店の存在を知り、訪問し始めた。昼のみの営業なので、頻繁に訪問できなかったが、魚粉でスープを濃厚に仕立てるタイプのラーメンが流行ってくる前に、はやし家はおそらく魚介系のつけ麺のお店の中でもかなり味が出ているほうだと思う。一時期に夜の部の営業をしていたが、結局やめただけでなく、昼の部の営業時間も短縮したのだ。最後は店主の体力、諸般の事情で2月28日に閉店するってことになった。 11時15分頃に到着したら満席で店外5人待ち。というと、店内で待っている客に合わせて10人ぐらいが待っている。相変わらず繁盛しているが、昔のこの時間だと少し行列が短かったと記憶している。やはり閉店のためわざわざ訪問しに来た客も多いかな。つけめんの麺少なめを注文し、サービスの味付玉子をお願いした。麺少なめだと味玉か、メンマがサービスだが、麺少なめでも300gある。並だと400gもある。ある意味で、べんてんより麺の量がかなりあるかな。今日は連食を視野に入れたということで、少なめをお願いしたのだ。あつもりもできるが、初心に帰りたいので、ひやもりを御願いしした。 相変わらずポリュームのあるつけめんだ。 野上食品による黄色い中太麺は弾力と絡めもよい。少し平打ちの感じもあるが、厚みがあるので、四角い、って感じかな。これだけでも300gある。並盛までいただいたら連食できなかったね。 背脂が浮いているつけ汁は魚介スープの味がしっかりしている。少し辛みもあるが塩気が重いのも特徴だ。味がきついと思う人までいるのだろうが、わしからみれば、魚粉に頼らずにここまでの味を出しているとは店の底力ではないかと思う。つけ汁の下にチャーシューとメンマが沈んでいるが、チャーシューのトッピングを頼んでいなくてもかなり量がある。最後はスープ割で完食。 記憶ではほとんどの客はつけめんを頼んでいたが、今日では、ラーメン、味噌ラーメンを頼む客もかなりいると思う。月末まで時間があれば一回味噌ラーメンを食べに来たいけど、できるかな。とりあえず、久しぶりに来てよかったと思う。ご馳走様。そしてお疲れ様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.02.20 16:46:38
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