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なんちゃってレビュー

2016.01.10
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テーマ:ハイレゾ(12)
 前回は、音楽機器メーカーや音楽配信者が推し進めているハイレゾ商法について述べました。
 ひとくちにハイレゾと言っても、音源が録音されたときの時代背景、録音機器や元の音源によってその結果が異なってくることや、肝心の人間の聴力がある程度なければハイレゾ以前の問題であることはご理解いただけたのではないでしょうか。

 前回の記事:[やってみよう] BBA をアップサンプリングしてニセ BBA を聴く(ハイレゾ話)その 1

 しかしながら、違いがわからないからと言ってハイレゾ機器や楽曲を買うことがバカげているとは思いません。
 ハイレゾプレイヤーで音楽を聴いたら感動した!という体験ができたのならば、それがその人にとって買い時かもしれないのですから。

 メーカーは音楽関係者やオーディオマニア向けの機器だけを作っているわけではありませんし、純粋に音楽鑑賞が好きという人たちに幅広く商品を買ってもらった方が儲けは大きくなります。

 今回は、お手持ちの CD に収録されている曲をアップサンプリングする方法と、その楽しみ方についてご紹介します。

 どなたでも簡単にできる方法ですが、ハイレゾ化しても、必ずしも聴きやすい音にならないかもしれないことはご理解ください。
 (市販されているアップサンプリング済みの楽曲は、購入者が好みそうな音になるようにエンジニアが調整を加えたものです。)

 ここに示す方法は、お手持ちの CD を使って個人で楽しむことを目的としています。
 ファイルを他人と交換したり、ネット上にアップロードすることは違法行為となりますので絶対にやめましょう。


 リンクをクリックすると、記事の各セクションに移動します。



【無料コース】BBA をニセレゾ化


 ハイレゾって面白そうなんだけど、良いものかどうかわからないものに金を払うのはどうもね、という方は、ハイレゾ音源を試聴できるサイトをあたってみるとよいでしょう。

 mora [Walkman 公式ミュージックストア]
 e-onkyo music [ONKYO ミュージックストア]

 そのほかいろいろありますが、なぜか検索がサクサクいかないところが多いですね。
 前回も申し上げたとおり、タイトルがまだ出そろっていないのが現状ですので、お好みの楽曲がみつからない可能性もあります。

 だったらお気に入りの CD 音源をハイレゾ化しちゃえばイイじゃんということで、ここでは BBA を自分でアップサンプリング(ハイレゾ化)して違いを聴き比べてみることにします。
 BBA とはいってもオバサンの顔をハイレゾ化してシワの深さを鑑賞する企画ではございません



 ジェフ・ベック(Jeff Beck)、ティム・ボガート(Tim Bogert)、カーマイン・アピス(Carmine Appice)の頭文字を取って BBA でございます。

 こちらのアルバムは、ジェフ・ベック初来日のときの貴重なライブアルバムとして超・超有名です。しかし、実際に日本公演を観に行ったアルバムの持ち主に言わせると、録音状態がそこそこだったことや、プレス時に曲順が勝手に変えられていたりもして、嬉しさ半分、残念さ半分だったようです。

BBAジャケット

 私は当時すでに廃盤になっていたこのアナログ盤アルバムを高校生のときに借りまして、生まれる時代を間違えたと本気で人生二回目に思いましたね(一回目はザ・ドアーズを聴いたときの衝撃)。
 メンバーのキャラが濃すぎて活動期間が短かったロックグループですので、リアルタイムでご覧になった方がうらやましいかぎりです。

 その中でも私は太鼓職人のカーマイン・アピスのファンなのですが、話すと長くなりますので、機会を改めていろいろ書きたいと思っています。

 さて、今回は、この二枚組 CD の中から 3 曲目の『ジェブズ・ブギー』をハイレゾ化してみましょう。

 注意点:このアルバムに関しては、ライブ時のマスタ音源が38cm/2トラックのアナログテープなので、この CD 音源を疑似ハイレゾ化したところで上限は知れていることはお断りしておきます。

ステップ1:CDから曲を取り出す


 まず、CD から曲を取り出して作業領域にコピーします。この作業はリッピングともよばれます。

 ここでは Windows にもれなくついてくる Windows Media Player を使います。
 Windows Media Player の起動してから、メニューより「整理」→「オプション」の順に選択します。

Media Player オプション選択

 「音楽の取り込み」タブを選択し、取り込みの設定形式を WAV、ALAC、FLAC のいずれかにします。
 そのほかの形式でもかまいませんが、ロスレスに近い状態の形式にします。

 音質は、最高品質になるようにします。
 その分、取り込み後のファイルサイズは大きくなりますので、余裕のあるディスクドライブにファイルが保存されるように設定を変更しておきます。

Media Player オプション設定

 また、CD の自動取り込みオプションは解除しておいてください。

Media Player 自動取込を解除

 CD を入れます。
 すべてのトラックが選択された状態となりますので、その中からお好みの曲だけを選択状態にしてから、「CD の取り込み」ボタンをクリックします。

Media Player 曲の選択と取込 
 
 取り込みオプションが表示されます。
 市販の CD をリッピングする際は、このように使用目的を確認するためのメッセージが表示されますので、チェックをつけてから「OK」ボタンをクリックします。

Media Player 取込オプション選択

 CD の取り込みが開始されます。
 所定のフォルダに曲が書き出されていたら、この作業はおわりです。

BBA Jeff's Boogieリッピング終了

ステップ2:ツールを準備する


 CD の取り込み作業で作成されたファイルはロスなしですので、CD と同等の品質(44.1kHz/16bit)となっています。

 この 44.1kHz とはサンプリング周波数を指します。この数値は、アナログ音声をデジタル化する際に、1秒間に実行するデジタルサンプリングの回数を表しています。
 つまり、この周波数が高ければ、それだけサンプリングの回数が増えるために、結果的にファイルとしての情報量が増します。
 ですが、必ずしも品質が向上したことを必ずしも体感できるわけではなく、数字上はハイレゾになる(ニセレゾになる)という意味になりますので、ご注意ください。

 さて、このサンプリング周波数を上昇させることをアップサンプリングアップコンバートと呼びますが、この作業を行うには変換ツールが必要となります。
 変換ツールは無償、有償のものがありますが、ここでは無償で有名どころの foobar2000 を使うことにします。

 foobar2000 はこちらからダウンロードできます。
 ツールは英語表記ですが、使い方はそれほど難しくはありません。
 foobar2000 ダウンロード [外部リンク]

ステップ3:アップサンプリングする


 サンプリング周波数を変更するには、MultiResampler というコンポーネントをインストールする必要があります。
 foobar コンポーネント MultiResampler ダウンロード [外部リンク]

 ファイルをダウンロード後、ダブルクリックすすると、MultiResampler がインストールされます。

 変換先のファイルフォーマットによっては別途エンコーダが必要となります。
 flac 形式をご希望の方は、flac エンコーダが必要となります。
 こちらからエンコーダパックをダウンロードしてインストールしてください。
 foobar2000 用無料エンコーダのパックダウンロード [外部リンク]

 今回は、エンコーダなしで使える wav 形式でアップサンプリングしてみます。
 foobar2000 をインストールしてから起動します。
 「File」→「Add files...(ファイル追加)」の順に選択し、先ほど CD から取り出したファイルを追加します。

foobarファイルを追加

 曲目を右クリックして、メニューから「Convert(変換)」→「...」の順に選択します。

foobarで変換ダイアログ開く 

 変換設定ダイアログが表示されます。
 プリセットの[default]設定を選ぶと、Current Settings (現在の設定状態)が表示されます。
 この中から、Output format(出力形式)を選択します。

foobar Output format 選択

 wav 形式を選択し、サンプリングビット数を 24bit (元は16ビット)に変更します。
 ここまでおわったら「back」ボタンをクリックします。

foobar Output format 設定

 つぎに、処理方法を選択します。
 「processing」をクリックします。

foobar処理選択

 設定可能なコンポーネントの一覧が表示されます。
 この中から、先ほどインストールした MultiResampler を選んで左のペインに移動してから、「Configure Selected (選択したコンポーネントの設定)」ボタンをクリックします。

MultiResampler選択

 ここで、サンプリング周波数を変更します。
 ここでは 96000 (96kHz)にしてから「OK」ボタンをクリックします。

MultiResampler周波数変更

 これで、設定内容が 96kHz/24bit (いわゆるハイレゾ仕様)になりましたね。
 ここまでおわったら、設定内容を確認して、画面下の「Convert (変換)」ボタンをクリックします。
 ファイルが変換されます。

foobar Output format 変換実行


 それでは変換後のファイルを foobar2000 で開いてみましょう。
 「Add files...(ファイル追加)」でアップサンプリング済みのファイルを追加してから、ファイルを右クリックして「Properties」を選択します。

foobarファイルのプロパティ選択

 ご覧のように、サンプリング周波数が 96kHz、サンプリングビット数(深度)が 24bit になっているのを確認できますね。

アップサンプリング後のプロパティ表示

 このように、わりと簡単に数値上の音源を疑似ハイレゾ化できます。

とりあえずハイレゾ音源を聴く


 手軽にニセレゾ体験を楽しむには、お使いのパソコンの設定を変えるのが手っ取り早いでしょう。

 画面右下のタスクバーのスピーカーアイコンを右クリックして「再生デバイス」を選択します。
 すると、再生デバイス選択画面が表示されますので、設定を変更するスピーカーを選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。

再生デバイスプロパティ

 スピーカーのプロパティ画面が表示されますので、そのなかから「詳細」タブを変更すると、そのサウンドカードが対応しているサンプリング周波数とビット数を変更できます。

スピーカーのプロパティ

 ここでは、24ビット、96000Hzを選択します。
 これで、先ほどファイルをアップサンプリングしたときの設定と同じになりますね。 

 これに加え、ハイレゾ音源対応のヘッドフォンやスピーカーを併用することによって、ハイレゾ体験ができるようになるわけですが、手持ちのヘッドフォンがなければ今お使いのヘッドフォンでもそれなりに効果の違いを実感できるかもしれません。

ステップ1:音質を変えてみよう


 Windows Media Player を使って先ほどアップサンプリングした音源を聴いてみましょう。
 Media Player で曲を開き、プレイビューに切り替えます。

Windows Media Player メディアビュー切替

 画面の中の適当な場所を右クリックするとサブメニューが開きますので、その中から「拡張設定(E)」→「グラフィックイコライザー(G)」の順に選択します。

グライコ選択

 グラフィックイコライザーが表示されますので、「規定値」の一覧からお好みの設定値を選択します。
 BBA はハードロックですので、ロックかメタルが向いていますので、ここではメタルを選んでみます。

グライコ規定値選択

 これだけでもお手軽に音の違いを体験できると思います。
 みなさんはお好みの曲をお好みの設定値に変更して試しくださいね。

 Windows Media Player はグライコの設定をあまり細かく設定できないので、私個人としては VLC Media Player をおすすめします。

 参考画像:VLC のグライコ設定インタフェース

VLCのグライコ設定

 無料で使えますので、興味のある方はダウンロードしていろいろお楽しみください。
 VLC Media Player ダウンロードページ [外部リンク]

ステップ2:ヘッドフォンを変えてみよう


 ステップ1 まではコストをかけずにハイレゾ体験ができる手順をご紹介しましたが、ここからは、機器をそろえていく必要があります。

 前回の記事でもご案内したとおり、録音時の音源の是非を語りだすとキリのない部分もありますが、今までとは違うサウンド体験をしてみたい方のために、いくつかヘッドフォンのご提案をさせていただきます。

 まずはハイレゾから逸れてしまいますが、今お使いのヘッドフォンの品質がイマイチどころかイマニであれば、周波数の範囲が 20Hz-20KHz までカバーできるものに変更するだけでも効果はあらわれます。
 20KHz が人間の耳が認識できる限界値と意識しておけば、どこまでの性能を求めるのかを決めていくことができます。

 たとえば、こちらのカナル型イヤフォンなら、何と663円の投資で新しい鑑賞体験を実現できます。
 再生周波数帯域が 6~23,000Hz ですので、数値の上ならこれでも十分すぎるスペックになるかもしれません。



 イヤフォンは耳が圧迫される感じで落ち着かない方は、ヘッドセットをおすすめします。
 私がコストパフォーマンスがよいと思った激安ヘッドフォンは、サンプリング用ヘッドフォンの Superlux HD681 ですね。

Superlux HD681

 3,000円前後で購入できる激安ヘッドフォンでありながら、周波数帯域:10Hz ~ 30,000Hz をカバーしています。
 どちらかというとバランスのよいフラットな音を楽しめますので、低音よりもよりクリアな音を聴きたい方や、楽器を演奏される方に適していると思います。
 さらにフラットな音を楽しみたい方は 681F、重低音のきいた音を楽しみたい方は 681B などのラインナップもありますので、興味のある方は調べてみてください。

 ただ、イヤーパットがでかくて安っぽい作りなことや、バッチリ音漏れもすることから、室内の利用に限られるモデルとなります。



 また、変わりネタとしてはこちらの 7.1ch 仮想サラウンド対応ゲーミングヘッドセット SADES SA-901 も面白いと思います。
 中国ブランドのゲーミングヘッドセットですが、北米では 70ドル前後でゲットできると聞いています。

SADES SA901

 USB 接続ヘッドフォンでサウンドカードがない方もお使いになれます。
 日本国内では 4,000円前後で購入できるという激安の部類ですが、スピーカーの設定を細かく変更できるのが魅力です。

 特に、鑑賞環境のプリセットが 27 種類、それから仮想的な部屋のサイズが 3 つで、計 81 種類の設定バリエーションが用意されていますので、お好みの音に変更して楽しめます。

 再生音量が大きなヘッドセットで、音量 1 でも十分な音量になりますので、プレイヤー側の音量を下げて調整してください。

SA901環境設定

 また、仮想サラウンドスピーカーの角度と距離も細かく変更できますので、360度対応のゲームはもちろんのこと、プチコンサートホール、プチ映画館体験も手軽に楽しめます。

SA901 Speaker Shifter

 ただし、対応しているサンプリング周波数が最大 48KHz、16ビット(DVD 品質)であることは気をつけてくださいね。



 そのほか、当ブログでご紹介したヘッドフォンのレビューはこちらをご覧ください。

 ベロベロ~ンになった AKG 買い替え
 ヘッドフォン交換したらもっといいモデルが送られてきたぞい

 さらにハイレゾ効果を体験したい方は、やはりハイレゾ対応のヘッドフォン、イヤフォンを求めることですね。

 個人的にはハイレゾ音源を聴くにはカナルイヤフォンタイプをお勧めします。

FiiO X1プレイヤー

 私が使っているのは前回ご紹介したように ELECOM の EHP-CH3000SGN ですが、一万円前後の価格帯になりますので、もっと手ごろな価格で楽しみたい方は 4,000円前後で購入できる EHP-CH1000GD もねらい目だと思います。



 もちろん、とにかく良いものを求めたい方は、さらに高価なハイレゾ対応モデルを購入してもいいですね。

 しかしながら、前回の繰り返しになりますが、年齢や個人差によって聞こえる音域は異なりますし、最高級といわれるヘッドフォンでも想像していた音が聴けなくてがっかりした、という声は普通に聞かれます。

 それは、単に人間の耳がヘッドフォンの性能に追いついていないというのもありますが、ヘッドフォン自体ができるだけ元の音源を忠実に再現することに特化しているモデルだった場合、補正は最小限に抑えられていることがあり、高品質でも体感的にそれほどのクオリティに感じられないこともあるわけです。

 いずれにせよ、最終的には自分の耳が一番心地良いと思ったヘッドフォンがあなたにとってベストになると思いますので、いろいろ比較して悩みたい方は、利用者のレビューよりも、ご自身でショップに足を運んで試聴されるのがハズレがないと思います。



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最終更新日  2016.01.12 00:06:56
2016.01.05
テーマ:ハイレゾ(12)
 あけましておめでとうございます。

 新年のごあいさつとして、ハナマガリ七曲署のみなさん勢ぞろいでごぜえます。
 ボスが「なにぃ~!!」と言ってるシーンですね。たぶん。

太陽にほえろジャケ表

 太陽にほえろ!のオリジナルサウンドトラックのビニール盤が実家から出てきたんですよ。
 過去にあきら~こと布施明のアルバム『Love Will Make a Better You』のレビューで言及した、あのとき見つからなかったアルバムです。

 元記事:Love Will Make a Better You ― あきらぁ~は実はおまけのスルメイカ的なアルバム

 裏面はこちら。時代を感じさせますね。
 中身はカビカビでございました。
 ジャケットに縦にヒビが入っているのは、ハナタレのチビッコの頃にこの『太陽にほえろ!』のサントラを聴きながらソファの上で飛び跳ねまくっているうちに、コケてこのジャケットの上に尻から着地したためです。

 私のケツ圧に負けて二つ折りになったジャケットを無理やり伸ばしたのでこのようなヨレヨレ具合となっております。

太陽にほえろジャケ裏


 さて近年、巷では CD 音源の上の品質を求める動きが活発になっていますね。
 ハイレゾという言葉を耳にしたことがある方も多いことと思います。

 という感じの流れになりますが、本日より楽天ブログの投稿文字数の上限が全角で 50,000文字にアップしたということで、年初めから長文記事を投稿することにしました。

 記事は二回構成となっています。
 第一回目はハイレゾ商法の批判的な内容が中心になりますが、第二回目ではお手持ちの CD 音源を疑似ハイレゾ(ニセレゾ)化する方法をご紹介します。

ご注意:
 ハイレゾサイコ―!ハイレゾのことを悪く言うヤツは許さん!という方はこの先をお読みにならないことを強くおすすめします。


 リンクをクリックすると、記事の各セクションに移動します。



ハイレゾ商法とは


 音源の品質をマスタ音源に近づけたもので 96kHz/24bit、192kHz/24bit....というように 1秒あたりの収容情報量を上げた音源を日本語では高解像度と表現していますが、海外では Lossless と表現することの方が多いようです。
 参考値として、 CD の品質は 44.1kHz/16bit です。

 ハイレゾ音源の定義はこちらのページがわかりやすいと思います。
 ハイレゾ音源とは [Victor Studio HD Music]

 従来の音盤フォーマットであった CD のさらに上をいく、データロスが(ほとんど)ない高音質な音源を販売することで、CD では得られなかった音楽体験を提供しようという試みがハイレゾ商法といえますね。

 テレビでは、ハイレゾウォークマンの CM をご覧になった方もいらっしゃることと思います。



 プレイヤーとしては実にパソコン一台分のお値段になりますので、決して安くはありません。
 マルチメディア再生機として豊富な機能を兼ねそろえていることに加え、相当量のハードディスクを積んでいますから、当然そのコストも上乗せされています。

 たかが音楽を聴くためにそこまでの投資をする必要があるのか、とお考えのあなた。
 その感覚は半分は間違ってないと思います。

 音楽業界、音響メーカーもともにハイレゾ化の道を歩み始めており、今後販売される機器はハイレゾ対応が主流になっていくことは容易に想像できます。
 違法コンテンツがこれだけタダ同然でネットで垂れ流されてしまっているなかで、安価な mp3 プレイヤーをせっせと作って売ったところで商売上がったりになるのは目に見えているわけですから。

 そこで、良い音を良いままで聴ける音楽再生プレイヤーを輩出することで、イマイチな品質の音楽をチープな mp3 プレイヤーで楽しむだけの金をつかわない層と、高品質の音源をできるだけ高音質で聴けるのならある程度の投資はあたりまえという層を差別化する動きも出てくるわけですね。
 商品を売る側からすれば、喜んで金を払いそうな層に積極的にアプローチしたがるでしょう。

 ハイレゾ音源は、アルバム一枚分でも数ギガのデータ量になるため、現在、販売形式はダウンロードのみとなっています。

 もちろん、ダウンロードするにはアルバム料金、十分なディスクスペース、ブロードバンド回線、ダウンロード時間がかかるだけでなく、ハイレゾ体験を満喫するためには、それを再生するための機器もそろえる必要があります。

 対価を払わずにはハイレゾ体験ができないしくみを整えることによって、ネットでタダ乗りしようとするユーザを排除することにも一役買っているともいえるでしょう(今のところはね)。 

ハイレゾ商法に踊らされるな


 アーチストが製作した楽曲を販売できるようにするには、まずは録音作業が必要になります。
 そして、音源の良し悪しは録音機器と録音媒体(テープやディスク)の性能にあらわれます。

 黒いアナログディスク時代に使われていたマスタ音源録音機器の性能、CD 黎明期の録音機器(まだ結構な割合でアナログだった)、その後出現したデジタル録音機器といったように、録音機器自体にもそれぞれの特徴や性能のブレがあります。

 しかもアナログ録音は音をそのまま拾えるのに対し、デジタルは音源を 0 と 1 の信号に置き換えてしまうため、その中間に存在していた音は記録されません。

 ですから、たとえば 1960年代に録音されたモノラル音源と、2015年に録音されたデジタルマルチチャンネル音源とでは、品質に大きな違いがあります。

 また、今でもデジタル音源に懐疑的で、アナログ音源にこだわる人もわりと多く存在します。
 CD に合わせてアナログ音源をデジタル変換する際に、前述のようにデータの何パーセントかは削除(劣化)してしまうのを知っているからです。

 ここで、考えなければならないことがあります。
 データ劣化のないハイレゾ音源をどうやって手に入れるかです。

 すでに販売済みのアナログディスクや CD は、前述のとおり録音機器に問題があったり、CD のマスタ音源の品質が問題になったりします。
 今さらアーチストを呼んで、最新鋭のハイレゾ対応機器を使ってスタジオ録音をやり直すなんてわけにもいきません。

 たとえばビートルズのホワイトアルバムがハイレゾ音源として販売されたところで、マスタ音源がハイレゾであるわけがありません。
 余談ですが、8トラックの多重録音が利用可能になったのがこのホワイトアルバムの録音時期ですし、この後にも録音機器は進化を遂げ続けているわけで、過去の音盤製作に使われたマスタテープなんてとっくに消滅している可能性もあります。

 それだけでなく、磁気テープはビニールに磁性体を塗ったものですから、読み取りヘッドに擦れることで劣化するだけでなく、構造上、物理的にリールで巻き取るために再生すればするほど伸びてしまいます。
 マスタテープ自身、何度も繰り返して再生して使うものではないですね。
 音源の品質が悪化しますから。



 1950年代~60年代中半くらいまではレコーディングスタジオの資金繰りと機材の調達の兼ね合いもあり、モノラル録音によるマスタ音源が主流でしたので、当時活躍していたグループの CD を買い求めると「モノラル」という表記になっているものが結構みつかるはずです。

 こちらのハービー・ハンコックの『テイキン・オフ』というアルバムは、その裏表紙に 1950年代~1960年代に 2 トラックによるモノラル同時録音を行ったという、ニセレオこと、ニセステレオ録音テープから作成されたことが書かれています。

ハービーハンコックジャケット

 また、アナログディスクであっても、初回プレスに近いものでなければ、リマスター(サウンドエンジニアがよい音をサンプリングして加工したもの)盤になっていますから、これもまたオリジナル音源とはかけ離れています。

 ついでに申し上げますが、私が購入した CD の品質で最低なのがこのディスクです。
 いつかどこかでお話ししたことのある、エマーソン、レイク&パーマーの『恐怖の頭脳改革』でございます。
 世界的に有名な実力派グループですし、映画『エイリアン』の美術担当でおなじみの H.R ギーガが手掛けたジャケット画像も気に入ってはいるんです。
 輸入盤で長いブリスターパックに入っているやつでした。

ELP恐怖の頭脳改革

 楽曲のレビューはさておき、アナログプレスされたのが 1973年ですから、アナログマスタテープからデジタルマスタリングして CD に焼いたのはわかるんです。
 ですが、すべての楽曲トラックが終わった後に、ブチっという、ありえないカット音が入っているのはどうしてもいただけません。

 たまたま私と同じ時期にこの CD を買った人はなんじゃいこりゃと思ったことでしょう。

 CD でさえ、元の音源が古い技術で録音されたものがこの調子だったりすることもあります。
 現状から言って、過去に発売された音盤を高解像度化(アップサンプリング)することによって、言葉だけはちゃっかり「ハイレゾ」になっているものがほとんどでしょう。

 それだけ、ハイレゾ音源販売に特化した機器で録音された音源の準備が追いついていないのです。

 なぜ、ここまで言いきれるかというと、ハイレゾ音源販売サイトの少なさと、商品の圧倒的な少なさがその理由です。
 今、せっせと既存 CD の音源をアップサンプリングして販売しようとしているところでしょうが、それをユーザの間では本来あるべきハイレゾとは区別して「ニセレゾ」と呼んだりもしています。

 一応、販売側も気をつかって CD をアップサンプリングしなおした音源についてはそのような表記を入れていますので、購入時は注意したいですね。

今のあなたにハイレゾは必要なのか


 ハイレゾ音源でなにが良いかというと、本来あるべきハイレゾ音源あれば、劣化なしの音が聴けることにつきると思います。
 もちろん、ニセレゾであっても元の CD よりも音質は良くなっていることの方が多いでしょう。

 だから、これまでの CD 品質よりいい音で音楽を楽しみたいという考え方をお持ちの方であれば、ハイレゾ音源はアリでしょう。

 しかし、以下のことを考慮した場合、人によってはハイレゾ音源は不要になる可能性があります。

1. 加齢による聴力の衰え

 人間の耳は老化とともに聴力が衰える運命にあります。
 20代後半くらいから徐々に高音域が聞こえなくなっていきます。

 8000ヘルツ~20,000ヘルツの音を視聴できるこちらのサイトであなたの聴力を試してみましょう。

 Hearing Test – Can You Hear This? [Noise addicts]

 15,000ヘルツを超えたあたりから聞こえないという方もいらっしゃるでしょう。
 私は 17,000 ヘルツが限界でした。

 ハイレゾ音源は、これよりも低い周波数や高い周波数で真価を発揮するものですので、聴こえない方は、ハイレゾにこだわること自体が無意味ともいえる可能性もなきにしもあらずです。

 聞こえない音は楽しむ以前の問題ですね。そもそも聞こえないんですから T_T。
 プラシーボ効果で聞こえた気になって、自己満足で終わってしまうこともあります。

 ハイレゾ対応の再生機器やヘッドフォンを使うと、全体的に音がより立体的で鮮明に聞こえたり、ギターの弦をすべる指の微かな音や、マイクが拾った息継ぎの音なども際立って聞こえてきたりしますので、音域だけでは語れない部分があるのも面白いところではあると思います。

 しかし、これも 96kHz/24bit の音源を CD 化したものなら、ロスなしのハイレゾ音源と聴き比べても違いがわからない可能性が高くなります。
 ソフトウェア上の計測値では明らかに違う!とはいっても、肝心の人間の耳がそこまでの違いを聞き取れるほどの性能ではないからです。

 そういうところが気になる方は、ハイレゾ音源を視聴できるショップで音を確かめてみることをおすすめします。

2. ハイレゾ音源はライブ演奏に遠く及ばない

 これを言ったら元も子もないでしょうよ、という話になるとは思いますが、ハイレゾ音源を本物の音と言い切ってしまうのは語弊があります。

 生演奏の臨場感、空気感、それはあなたが会場に行って目の前で演奏しているのを見たのならそれが本物です。

 音楽を提供する側からしてみれば、ライブ音源と全く同じものをファンに楽しんでもらいたいと考えるところですが、録音された音源が 96kHz/24bit(いわゆるハイレゾ)で無加工であっても所詮は録音デバイスを通じて録音された音にすぎません。
 しかも、録音された音がそのまま商用にできるかというと、決してそうではありませんね。
 最終的にリスナー自身が心地よい音楽鑑賞体験をできるように、エンジニアが手を入れて音を合成しているのです。

 また、ハイレゾ音源対応プレイヤーでいくらでも音質は合成できますから、自分好みの音が聴けたところで、本物とは似ても似つかないものになります。

3. 競合の出現と低価格化の流れ

 ハイレゾ音源に対応したプレイヤーは、現在は数万円から数十万円という価格幅があります。
 これはプレイヤー自身が音源の性能を引き出すために高性能になっているため、安く提供できないというのもあるでしょうが、より低い価格で勝負をかけるメーカーが少ないことも挙げられます。

 そんな中で、中国のメーカーが一万円台でハイレゾ対応プレイヤーを販売してそこそこ成功していますから、近い将来、小型化、軽量化、低価格化というような流れになっていくでしょう。

 ちなみに私が所有しているのは FiiO X1 です。
 本体はディスクレスですが、自前で MicroSD カードを用意することによって、最大 128GB まで載せることができます。

FiiO X1プレイヤー



 ちなみに、一緒に写っているカナル型イヤホンは、ELECOM の EHP-CH3000SGN です。
 丸型なので耳穴をかなり圧迫する感じですが、ぴったり収まるとなかなか良い音を鳴らしてくれます。
 低音重視型の方におすすめです^^。



 前述のように、機器はあっても肝心の音源が出そろっていないため、あなたの欲しい楽曲が聴きたいハイレゾ音源で提供されるまで待つ必要があります。

 待てるのであれば、もう少し待ってみても損はないでしょう。

4. 外出中、移動中などのリスニング環境の問題

 いくら音源はよくても、外出中の街中や、移動中のバスや電車の中では雑音に囲まれることになりますから、ハイレゾの世界にどっぷりつかること自体が難しくなります。

 雑音は微かな音を阻害しますから、ハイレゾがどうこうという話ではなくなってしまうのです。
 従来の音楽プレイヤーで、ヘッドフォンを良いものに変えるだけでも、十分良い音を楽しめますし、さらにこだわりたい方はポータブルヘッドフォンアンプをつなげるだけでも、よりクリアな音質で音楽を楽しめるようになります。



 いきなり高価なハイレゾプレイヤーを買う前に、できることはいくつかあるということですね。

 また、遮音性の高いヘッドフォンやイヤフォンは、使う人にとっては理想的かもしれませんが、外の音を遮蔽してしまうことは、外部に対して注意が行き届かなくなることを意味します。
 
 これによって、自転車の呼び鈴の音を聞きもらしたり、車のクラクションの音が聞こえずに交通事故に巻き込まれたりといったように、自分の身を危険にさらすことにもなるので要注意です。

 ハイレゾ機器をそろえたからといって寿命が縮んでしまうわけではありませんが、自分の欲求を優先したばかりに命取りになるようなことが起こらないように、さらに気をつけながら楽しみたいものですね。


 ハイレゾ対応機器メーカーや音楽コンテンツ販売側は、自分たちにとってマイナスな印象に結びつくような発言はまずしません。売り文句も良いこと、魅力的なことだけを並べるわけですよ。

 そんなわけで、なんかいろんな人を敵にまわしたような気もしますが、これが正直な気持ちです。

 従来のプレイヤーで聴くよりは、ハイレゾ音源対応プレイヤーで聴いた方が再生機器の性能がよいために、当然のことながら良さげな音が聞こえてくることはつけ加えておきます。

 
 BBA って結局なんなの?という件については、次回にお話ししましょう。



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最終更新日  2016.01.11 17:12:25
2015.12.30
 クリスマス行事とは無縁な我が家ですが、何の前ぶれもなく 23日にこれをもらいました。

SSD850EVO外箱

 サムスン Samsung SSD 850EVOシリーズ 500GB(ベーシックキット)でございます。
 SATA 3.0、2.5インチ、厚さ 7mm で、小さい、軽い、速い、静かがウリです。

 その数日前に CPU のグリス交換とサウンドカードのマウント作業をするために、パソコンスペースをガシャガシャ引っかき回したばかりだったんですけどね。

 前回の記事:CPU グリス交換とサウンドカードをハイレゾ対応にしたぞい

 でも、Windows 10 を入れるなら SSD だよね~~なんて話をしていたので、ちょっと嬉しかったです。



 で、もらったのがベーシックキットだったんで、中身は SSD 本体だけなんですよ。

SSD850EVO内容物


 こちらが SSD 本体裏側。

SSD850EVO裏


 デスクトップ PC にマウントするなら土台(ブラケット)が必要になるんですが、PC のカバーを開けてみたら予備のブラケットが装填されてなかったので、追加購入しました。

 形が合うものなら何でもいいとは思いますが、純正品ならあまりハズレないのでこちらのデスクトップパソコン用ブラケットにしました。




 外観はこちら。
 アピールするところがないせいもあって、ブラケットとネジだけのシンプルな外箱デザインとなっております。

SamsungSSDブラケット外箱


 中身も至って地味でございます。
 原価のことを考えても、金属工作が趣味の方なら自作できるレベルですが、工作の手間や適合するネジを探すことを考えれば、妥当なお値段のような気もします。

SamsungSSDブラケット本体


 ネジ留めしたところ。やっぱり地味です。

SSD取り付け


 これを PC にマウントするんですが、またしても地味。
 HDD1 側が空いてたので、そこに差し込んでネジで固定してマウントは終了でございます。

HDD1側のスロットにマウント


 あとは SATA ケーブルと電源ケーブルをそれぞれ挿して、PC を起動して SSD が認識されたらもう安心です。

SATAと電源ケーブル挿して終了


 未初期化のディスクとして 500GB の SSD が認識されたので、とりあえずは OK ですね。
 後で Windows 10 をクリーンインストールした後に、既存の Windows 7 とデュアルブートにして、しばらく並行利用した後に HDD の方を引退させる方向で考えています。

追記:

 Windows 10 をインストールしました。下図の赤囲みです。
 自動的にデュアルブートになるのがいいですね。

Windows10インストール完了

 手始めに Mozilla FireFox をインストールしましたが、インストールもものの数秒で完了しました。
 あとは既存の周辺機器のドライバがどれだけ対応しているかですね。


 この SSD は5年保証ですから、これなら使っていくうちに突然お亡くなりになっても、十分元が取れるお値段ともいえるかもしれません。
 ただ、コンピュータ全般に言えることですが、不測の事態に備えて定期的にバックアップを取ることは忘れないようにしたいものですね。


 SSD をデスクトップ PC に入れてメイン OS 用ドライブとして使いたいなあ、という方はうっすらと参考にしていただければ幸いです。



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最終更新日  2015.12.30 20:56:59
2015.12.20
年の瀬で年末年始の支度やら大そうじやらで大忙しの方も多いことと存じます。
 我が家は年末の大そうじはしないのですが、PC のお手入れは年二回ほどやっています。

 PC にとってホコリは大敵ですね。
 ホコリがたまると、冷却ファンがイカれます。
 CPU がオーバーヒートを起こしやすくなります。
 基盤に付着したホコリでショートしたり、発火したりする恐れがあります。
 
 などなどの問題が起こりますので、IT関係の方は、外見よりむしろ中身の方を綺麗にしたがったりします。
 とは言いつつも、私は自宅のネット閲覧用に使っている PC の方はそうじの方をおサボりしてまして、今回ハイレゾ音源対応のサウンドカード購入したついでにマザーボードの清掃と CPU のグリス交換をやりました。


 以降は興味のない方にはつまらないだけの内容となります。
 この作業をやっている時の気分がワクワク感半分、メンドクセー気分半分でございますので、その時の様子が画面からにじみ出ている可能性がありますことをご了承ください。^_^;


 購入したサウンドカードは CREATIVE Sound Blaster Audigy Fx でございます。


SoundBlaster Audigy Fx外箱



 安価ながら 5.1ch サラウンドはもちろんのこと、ハイレゾ音源対応になっており、圧縮済みの音源を復元したり、カスタマイズ機能の豊富さもお値段以上の性能を期待できる贅沢な仕様という触れ込みです。

SoundBlaster Audigy Fx

 


 ハイレゾ音源に慣れてしまうと、もう圧縮音源には戻れなくなってしまいますね。
 CD音源ですらダメダメよ~という人も続出しています(実感するには機器の総入れ替えが必要になりますが)。

 外箱背面がこちら。

SoundBlaster Audigy Fx外箱裏面


 でもこれをマザーボードに挿す前に、掃除しないとですね。
 これぞ PCI スロットにカードを挿すだけのつもりが、PC の大そうじになってしまうという、コンピュータいじりあるある……。

 今回は、全体をスポンジと掃除機で掃除した後に、マザーボードに刺さっているコネクタを抜きながらちょこちょこ磨いていたら、それだけで2時間が経過しておりましたよ。

地味にシコシコやる CPU グリス交換


 清掃作業だけでかなりやる気が失せてましたが、CPU ファンを外したらヒートシンクの汚さにビツクリです。
 サボッちゃだめですね……。

ヒートシンクカバー外し


 ヒートシンクカバーを外し、掃除機で綺麗にホコリを除去してから、いよいよ CPU のグリスを交換します。
 以降は手が汚れるのと、安全性を考えて薄手のゴム手袋必須ですね。

 古いグリスをふき取ります。

グリス拭きとり


 今回は Arctic のグリスリムーバーキット ArctiClean 1 & 2 と、シルバーグリス Arctic Silver 5.1 を使います。




 こちらは、単体よりも塗布用ヘラ付きのものをおすすめします。




グリスを拭きとったあとに、洗浄液 1 を表面全体になじませて少し待ちます。

洗浄液1を塗って1分待つ


 毛羽立たない材質の布やティッシュなどでこすってみがきます。
 残留物があると冷却効果に影響しますので、この手順を繰り返して完全に表面のグリスを除去します。

 きれいになったら、洗浄液2を表面全体に塗って、同様にみがきます。
 使う布やティッシュは毎回変えましょう。

洗浄液2を塗って磨く


 グリスで汚れていた面のヒートシンクも同様に綺麗にしておきます。

ヒートシンクも同様に洗浄しておく


 いよいよ CPU をマザーボードに固定させて、グリスをちょこっと置きます。

シルバーグリス塗る

 次に、ヘラで均一に伸ばしますが、これは第一段階です。

シルバーグリスをヘラで伸ばす

 第二段階として、ヘラでグリスを伸ばした後に、極薄のゴム手袋をした指の腹でさらにうすーく均一に伸ばし、四隅をふき取って余白を作る作業をやるのですが、真剣にやりすぎて写真撮り忘れましたすんません(ヲイ)。

 ヒートシンク側は塗らなくても OK です。
 しかし、この一連の操作は一度でもためらったり、間違えたりすると最初からやり直しになるので注意が必要ですね。

 ヒートシンクカバーを乗せて、手早くネジで留めます。
 スプリングが付いているため、戻ろうとする力が働きますが、グリスがはがれて空気が入るとまたグリス除去からやり直しになってしまうため、ここでも手は抜けません


 あとは冷却ファンを留めてグリス交換完了です。

冷却ファン留める


Sound Blaster Audigy Fx を挿す


 空いてるスロットに挿すだけの作業なので、お手軽ですね。
 こんな感じです。奥までしっかり挿してネジ留めしたら完了です。

SoundBlaster Audigy FX設置

 カードの端子は 5 つ用意されていて、上から順にライン入力、マイク入力、ヘッドフォン(フロントスピーカ、右スピーカー)出力、後部スピーカー、センタースピーカー(サブウーファ)出力用となっています。

SoundBlaster Audigy Fx接続端子


 ヘッドフォンで直接音を楽しみたい場合は、三番目だけに挿せばいいですが、、スピーカーを使う場合は、三番目、四番目、サブウーファが五番目になりますね。


 最後に内容物の確認です。
 カード本体、ロープロファイル用ブラケット、保証書、使用説明書、ドライバ CD となっています。

SoundBlaster Audigy Fx内容物


 サウンドテストに関する記事は、また気が向いたときにでも書きたいと思います。


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最終更新日  2019.01.19 09:50:43
2015.10.28
 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を 2015年12月18日(金)に控え、プロモーション映像の公開や公式グッズの先行販売で異様な盛り上がりを見せていますね。

 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト

 シリーズ最新作で初登場となるロボット BB-8 の数量限定ロボット・フィギュアもまたたく間に完売し、運よく商品をゲットできた人が「僕のフォースが覚醒しました」という名言を残したりしていました^^。

 そんななか、作品の公開を前にイラストレーターの生頼範義さんがお亡くなりになるというとても残念なニュースが流れました。

生頼範義さん死去 「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」「信長の野望」などのイラスト手掛ける [Yahoo! ニュース]

 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』はもちろんそうなのですが、ハナタレの頃はキングギドラ好き、そしてかつては『信長の野望』も NEC PC-98シリーズでフロッピーディスクから地味に遊び倒した者としては、とても大切な人を失った思いにかられます。
 躍動感あふれる画風で、特にゲーム『信長の野望』のワクワク感は半端ないですな。

 以前当ブログでご紹介した映画『復活の日』のポスターを手掛けたのも同氏です^^。
 原作者の小松左京も大絶賛していた凄腕のイラストレーターでした。
 こちらがそのときの使い回し画像。
復活の日ポスター

 レビュー:復活の日 ― 海外でも伝説として語られるバブリーな和製パニック映画


 前置きが長くなりましたが、このたび私もスター・ウォーズグッヅをひとつ手に入れました。

CROSS StarWarsペン AT0625SD-17

 ボールペンでございます。

 このペンを購入した理由は、メーカーがクロスだったからです。
 普段使いにクロス製ペンをつかっていますが、多少値段は張るものの、抜群の書き味と永久保証が魅力ですので、もともと好きなブランドでした。

 このペンが玩具メーカとのコラボ品だったとしたら、恐らくへぇーーという程度で終わっていたと思いますが、クロスですよ、それもがスター・ウォーズとのコラボ!



 もちろんこちらの製品も永久保証付きですので、今後いつまでも使っていけそうです。

 コラボ品は期間限定ですので、恐らく今買って未開封のままにしておけば、今後10年、20年くらいしたころからプレミアがドーンと付いてオークションなんかで高値で取引されるようになるんじゃないでしょうかね。

 ……と思ったらこの前に発売されたノートとペンのセットは公式サイトではすでに完売しています。
 楽天ではまだ取り扱いがありますが、売り切れるのも時間の問題でしょう。
 限定グッヅをお求めの方はお急ぎください。




 私の場合はこのペンを普段用に買いましたので、すぐ開けちゃいます。
 こちらが箱の側面。クロスらしくなく、STAR WARS のロゴが主張しまくっていますね。

CROSS StarWarsペン箱側面

 そしてこちらが箱の背面。
 ダース・ベイダーのトレードマークヘルメットの下に、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の "Luke, join me. It is your destiny" の名セリフが英語、フランス語、スペイン語の三か国語表記になっており、鳥肌まみれになったファンの購買心理をあおりまくります。

CROSS StarWarsペン箱背面

 こちらが開封したところ。
 厚めのプラスチックシールで封がされているので開けにくいですが、使いだしたら箱は用なしなので、このような化粧箱は過剰包装だなあという印象です。

CROSS StarWarsペン開封


 クリップのところにダース・ベイダーのヘルメットがさりげないアクセントになっています。
 さりげなさすぎな感じもしますが、これは好みの問題かもしれません。

CROSS StarWarsペン ダースベイダー

 ペン本体は細身です。
 当方所有の クロス AT0090 と並べてみると、ひとまわりほど細いのがおわかりいただけるでしょう。

AT0090_AT0625SD-17比較

 AT0090 は、黒、赤ボールペンにシャープペンシル + モバイル用タッチパッドがセットになった複合ペンということもあり、軸が若干太めになっています。
 しかし、これでも多機能ペンとしては驚きの細さの部類に入ると思います。

 高級感はもちろんのこと、適度な重みもありますので、軸の重さでペンを運ぶことによって無駄に手先に力が入らずに書けます。
 ここがプラスチック軸の軽いペンと、メタル軸のペンの書き味の差になるともいえるでしょう。
 このモデルは比較的安価の部類になりますが、普段使いに一本持っていると、活躍の場は広がると思いますよ^^。



 最後に書き味を見てみましょう。
 AT0090 (複合ペン)は細めの油性インクですが、机の上に紙一枚置いた状態でもペン先がブレませんし、インクの出もなめらかです。

 スターウォーズ ローラーボールはジェルインクを採用していますので、紙への摩擦感がほとんど感じられない書き味が特徴です。
 ノック式で、細身のペンの割には太くしっかりとした文字が書けます。
 インクの減りは激しそうですが、これは好感度アップです。

AT0090-AT0625SD-17書き味比較


 興味がおありの方は、機会があればぜひ店頭で書き味をお確かめください。
 長く使えそうで、フォースが覚醒しそうなちょっとよさげなペンをお求めの方の参考になれば幸いです。

 






最終更新日  2015.11.28 02:53:49
2015.09.19
 昨年は作業スペースの拡張のために、自宅のデスクトップをデュアルモニタにしたことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。



 慣れとは本当におそろしいものです。
 あれからたった一年で、作業スペースが足りなくなってしまいました。

 プログラミングあるある話ですが、一画面にできるだけたくさんの文字を表示させたいとか、作業効率アップのために画面スクロールを最小限に抑えたいとか、一画面にウィンドウを十数個表示させて作業したいとか、イロイロ要求が増えていくわけでございますよ。 

 もう最近ではモニタから頭の位置を動かしたくないとか、ズボラ要求まで出てくる始末でして。


 要求は増えるばかりなので、このタイミングで 27 インチモニタを購入しました。
 BenQ GW2765HT です。



BenQ GW2765HT 仕様抜粋(BenQ 公式サイトより http://www.benq.co.jp/product/monitor/gw2765ht/specifications/):
サイズ:27型ワイド
アスペクト比/パネル:16:9 / IPSパネル
解像度:2560x1440
画素ピッチ(mm):0.233
輝度:350 cd/m2
コントラスト比:1000:1
DCR:2000万:1
表示サイズ(mm):596.70 x 335.60mm
視野角(左右/上下):178°/178°
応答速度:12ms(GTG 4ms)
表示色:フルカラー約10億7000万色
走査周波数:
 水平周波数(KHz):30-89
 垂直周波数(Hz):50-76
入出力端子
 ミニD-sub15ピンx1
 DVI-DL x1
 DisplayPort x1
 HDMI x1
 Audio Line in x1
 スピーカー 1Wx2


 最初は 4K の 27 インチモニタにしようと思っていたのですが、グラフィックカードとの相性やにじみの問題も考慮しなければならないので、今回は同居人おすすめの高解像度(2560×1440)モニタにしておいて、十分使いたおしてから 5K クラスを買うか、といったような話に落ちつきました。

 2560×1440 なら、今載せている Radeon SAPPHIRE HD6450 の解像度に納まるため、イイ感じで作業スペースが広がりそうです。




 交換前はこんな感じ。
 向かって右側が交換対象の DELL 製19インチモニタです。

モニタ交換前

 これまで、この DELL モニタは本当にいい仕事をしてくれて、いろいろなものを見させてくれましたが、どうしても作業領域が足りなくなってしまいましたね。
 残念です。

 薄型・軽量で気に入っていたモニタでしたが、すんなりと引き取り手が決まってよかったです。


 BenQ GW2765HT の話題にもどりますが、外箱はこんな感じです。
 7kg なので思っていたより重いし、大きいです(だから買ったんだけど^_^;)。

BenQ外箱


 梱包を解いたところ。
 モニタなので、本体と土台で終わりですね。
 あとは付属品として電源ケーブル、HDMIケーブル、D-subケーブル、DiplayPortケーブル、ドライバCD、保証書が入っています。

BenQ中身
 

 組み立てもとっても地味です。
 本体を土台に挿して、下からネジでとめるだけ。
 しかも、ネジにはツマミがついていて回すだけという親切設計で、ドライバ要らずで組み立て完了です。

土台のネジ


 あとはお好みのモニタケーブルをつないで電源を入れるだけですが、私の場合はデュアルモニタにしているので、グラフィックカードの HDMIポートを BenQ GW2765HT に、そしてデュアルリンク DVI-D ポートを HDMI に変換して LG DM2752 モニタに割り当てました。


 以下が交換完了後の様子。

モニタ交換後

 向かって右が BenQ です。
 交換前の DELL モニタの解像度が 1920×1080 ピクセルだったのに対し、交換後の BenQ GW2765HT モニタの解像度が 2560×1440 にアップしていますので、ご覧のように同じブログページでも右側の空白がドーンと広くなっているのを確認できますね。

 解像度によるイメージの見え方の変化は、以前にも楽天ブログを使ってご紹介していますので、必要に応じてご覧いただければ幸いです。

参考リンク:

 [楽天ブログ] あなたのブログは訪問者にはこのように見えている





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最終更新日  2015.09.19 22:22:47
2015.07.20
 今から 4~5年前の話になります。
 フジテレビの韓流びいきに関するニュース記事があったんですが、ビジネス上韓流に傾倒した番組があるだけで何ら問題はないだろうという意見を述べたところ、嫌韓意識が強いと思われる方からそのような考え方は到底受け入れられないと言われたことがあります。

 この手の反論があったときに、接点を見出すのはとても難しいです。
 感情が込められた反論に対して反論で返して泥沼化した過去も抱えていますので、そのときは流してしまったのですが、内心このように思いましたね。

「日本人のにわかファン心理をあまりわかってないんだな……。」


 日本の視聴者は確かにマスコミに流されやすいかもしれません。
 しかし、ネット上では様々な意見が交わされていますし、いくら韓流好きな人たちが多かった時期であったとしても、韓国のネガティブな部分も同時に日本に流れてきているわけですよ。
 それに、いくら流されやすい国民性だったとしても、いろいろな情報を提供してくれる人が身近にいたり、マスコミを疑う姿勢を少しでもみせれば、うさんくさい情報などだいたい見当もつくというものです。


 日本で活動している韓国タレントが、日本人の優しさとか、日本食のおいしさとか、日本の社会が自国より優れた部分もあるというビジネストークを展開することは、日本のファン獲得のために必要な要素でもあります。

 公共の電波に乗って活動するにはスポンサーの力がものを言います。
 また、日本で韓国の愛国心をさらすことは自分の芸能活動を阻むことも彼らはよくわかっているはずです。
 だから内心日本に対して複雑な心境を抱えているとしても、それを公の場で口に出すことは絶対に許されないんですよ。
 日本人相手のビジネスなのですから。

 ヘリョンという女性コメディアンが自分の出した韓国語教材で独島の歌を使うようなことをしてしまい、その結果日本の芸能界を追放されたことは有名な話ですね。
 日韓問わず、国際的に微妙な問題に触れることが深刻なスポンサー離れを引き起こす典型例といってよいでしょう。
 彼女は韓国に戻っても活動の場をなかなか見つけられず、今は中国でひっそりと過ごしていると聞きます。
 
 一部の日本人のファンは韓流スターのリップサービス込みのビジネストークを鵜呑みにしてしまう可能性はあります。
 しかしながら、多くのファンは彼らの音楽パフォーマンスやドラマや映画作品に興味があるだけで、韓国社会までひっくるめて好きだというわけでもないでしょう。
 上っ面のファン意識で、カッコよさ、可愛さ、面白さといった、イイトコ取りだけをしたい人たちを集めるために韓流ブームというビジネスが成り立っていたと言っても過言ではないでしょう。


 韓流ブームの火付け役になったドラマ『冬のソナタ』が日本で大ヒットしたとき、日本男児もヨンさまみたいだったらいいのに、という幻想を抱いた女性たちも結構いましたね。
 甘いルックス、男らしさ、一途さ、包容力、カネ、キャリア……それらのすべてをかね揃えた男は周りを見渡してもそうはいません。
 だから愛情表現が下手と言われる日本男児のヘタレ具合に辟易していた中高年の女性を中心に日本でウケたのです。



 しかし、韓国社会は儒教思想が根づいていますから、上下関係にとても厳しく、想像以上に家族や親戚の結束が強く、年中行事はもちろんのこと、週末がくるたびに呼び出されるという、日本的には一昔前の家族意識がそのまま生きている社会であることを知れば、普通の日本人の感覚ならとてもついていけないと感じることでしょう。

 日本の社会で生きて行くのがよっぽどストレスがないことは断言してもいいです。

 そして、韓国社会の家族のありかたは、韓国ドラマや映画の中でも正確に表現されています。
 ですから、ある程度コアな韓流ファンなら、しっかり心の距離を置きつつ、韓流作品を楽しんでいると考えてよいでしょう。

 ここまで書いていてナンですが、『冬のソナタ』はまだ一回も観てないんですよ。
 あらすじは人から聞いて知っていますが、なんかそれでいいやという感じになってしまいまして^_^;。


 さて、あれから時は流れ、今や韓流は下火になりました。
 新大久保のヘイトスピーチがその原因の一端になっているというよりも、単に一般視聴者の興味が薄れたからと考えるのが妥当でしょう。

 韓国ポップス、映画、ドラマ、どれをとってもある一定のパターンがあります。

 ドラマなら、金持ちの御曹司とビンボーな娘が恋をして、家族の猛反対に揉まれながら一度は別れを選択するも、やはり運命の人だったと再認識して一気にハッピーエンド、みたいな流れですね。
 しかも、すべての事件がソウルで起こっているというイッツ・ア・スモールワールドで。
 ホラ、もう韓国ドラマそのものでしょう。
 第一回でこの設定が分かれば、後はどの恋愛ドラマを観てもだいたい同じなのです。

 ヨンさまで成功したからといって、手垢まみれのストーリーラインで日本の視聴者がいつまでも喜ぶはずはありません。
 こういったパターンに慣れてしまえば、マンネリ化して人は離れて行きます。結果、視聴率は落ちていきます。
 視聴率低下はスポンサーにとって大損害につながりますから、採算の取れない番組を続けるわけにはいかなくなります。
 民放では次々に番組契約が打ち切られ、本土で放送中の人気ドラマも日本にほとんど入らなくなっているのではないでしょうか。

 結局、一昔前の米国シットコムシリーズや、ドラマシリーズと同じ道を辿っただけにすぎないと思いますね。
 マイケル・J・フォックスが出ていた『ファミリー・タイズ』とか(すんごい古いけど)、『ER』とか、『24』とかはそれぞれ爆発的な人気を博し、それなりに熱狂的なファンもつきましたが、回が進むにつれて人気は下火になりましたから。


 それだけ熱しやすくて冷めやすいってことです。
 人の興味っつーものは。



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最終更新日  2015.07.21 18:05:06
2015.06.22
 今年 11 月にデフ・レパードが来日します。

 DEF LEPPARD/デフ・レパード [UDO 公式サイト]

 デフ・レパードは、80年代~90年代のロック音楽をガッツリ聴いていたなら知らない人はいないほどの超・超大物ハードロック(ときどきヘヴィメタル風)グル―プです。

 以前にも当ブログで取り上げたことがありますが、90年代に入ってから音楽の方向性がポップロックになってしまったため、だんだんと聴かなくなってしまった方も多いと思います(コアなファンの方すみません)。

 どうでもいい話ですが、キャッチ―なメロディ、女心をくすぐる歌詞、そこそこイケてるビジュアルなどがそろっていても私はそこまでのめり込みませんでしたね。
 そんなことを言いながらも、こちらのアルバム『ヒステリア』だけはどういうわけかビニール盤を持っていました。



 さて、今回のデフ・レパードのコンサートチケット料金ですが、このようになっています。
 (以下、上記 UDO 公式サイトより)

 S ¥13,000(アリーナ席・1F席・2F席[座席指定]/税込)
 A ¥12,000(2F席後方数列[座席指定]/税込)

 私が学生の頃、ライブ会場に足繁く通っていた頃は S席で 6,000~8,000円前後のチケット料金でしたから、あれから 2 倍弱の値段に跳ねあがっていることになります。
 さすがにポップロックを聴くにはボッタクリ感が半端ないなあと感じたわけですよ。

 90年代に北米のアイスホッケーアリーナでスコーピオンズとアリス・クーパーの夢の共演を鑑賞したときは、チケット代は $30 くらいだったと記憶していますから、かなり強気の価格設定にもみえます。
 しかし来日公演ともなると、アーティスト招致にたんまり金を積みますからそれだけチケット代も吹っかけられるのも無理はありません。

 そんなことを思いながら、海外でのデフ・レパードのチケット販売状況はどんなもんかと ticketmaster で調べてみました。

 参考:ticketmaster によるデフ・レパードコンサートチケット販売ページ [外部リンク]

 直近のコンサートスケジュールが 6月23日フロリダ州 MIDFLORIDA Credit Union Amphitheatre で 19:00 開演となっていますが、この会場のチケットを調べてみます。

 まずは LAWN(外野芝生)席から。
 こちらは一般チケットが $25 となっていますね。

外野芝生

 お次はセクション 17 後部座席。
 こちらも $25 ですね。

セクション17

 お次はセクション 15。
 中央席なので値段が $49.50 に跳ね上がりましたね。

セクション15

 つづいてセクション 13。
 前から 4 列目は $69.50 です。

セクション13

 お次はセクション 10。
 ここはチケット転売で $124 のお値段がついています。

セクション10

 まだまだ続きます。
 セクション 8 は前から 3 列目で $89 です。

セクション8


 セクション 7 にもなるとかなりステージに近いのでチケットは後部でも高めです。
 後ろから 4 列目でも $125。

セクション7


 セクション 5 は前から 4 列目で $125。

セクション5

 セクション OR1 も後ろから 3 列目で $125。

セクションOR1

 セクション OR2 は前から 4 列目が転売で $366 です。お高めですね。

セクションOR2


 参考情報として、7月3日のバージニア州バージニアビーチで開催されるデフ・レパードのコンサートはスティクスとテスラとの大型ジョイントコンサートになっていますので、チケットは少々お高めです。
 
 ステージから一番近いセクション ORCH2 の座席は $718 となっています。
 値段だけ見ると激高ですが、残りチケットが少ないので、楽しみにしている人の多さをうかがわせますね。
 私はテスラを観たいです^^。

Sec ORCH 2


 観賞場所によってこれだけチケットの値段が違います。
 汗粒まで飛んできそうな位置で鑑賞できる座席と、音くらいしか聞こえてこないような座席(というか芝生)で金額が異なるのは当然といえば当然ですね。

 日本でもアリーナ席、A席、S席くらいのチケット区分があるのが普通ですが、だいたい同じくらいの金額を支払えば一様にライブを楽しめる価格設定になっているのが海外のチケット価格との大きな違いといえるでしょうか。

 これを公平と感じるか、それとも不公平と感じるかは人によって受け止め方はかなり違ってきそうです。
 アーティストとしての知名度とチケットの希少性で値段はいくらでも変わりますが、これだけのライブ活動をこなしているところを見ると、デフ・レパードは精力的に稼ぎまくっていますね。
 いつまでもお元気にがんばってほしいと思います。


 ライブに足を運んだ経験のある方ならご存知のことですが、ライブではスタジオレコーディングしたようなクオリティの楽曲が楽しめるわけではありません。
 特にハードロックやへヴィ―メタル系は音響設備がイマイチだったりすると音割れも起こしますし、ヴォーカルもノドが潰れて音程を下げて歌うことも普通にあります。歌詞も勝手に変更されたり、忘れたりなんてこともあります。
 しかし、臨場感、熱気、合唱、そして二度と訪れることのない時間を記憶に刻むには価値のある体験になることでしょう。
 また、アーティストはいつかは解散したり、引退したりするのが運命ですので、期限つきのお楽しみ会なのです。

 先に書いた、スコーピオンズとアリス・クーパーの組み合わせは異様な空気感でしたね。
 アリスクーパーは女装網タイツ姿でマネキンを持っての登場でしたので、何かの見世物コーナーのようなノリでしたし、スコーピオンズはボーカルのクラウス・マイネがビュンビュン投げたドラムスティックを素手でキャッチしたのが貴重な体験です。
 ちなみに、クラウス・マイネは歌声は超ハイトーンですが、地声は思いっきり低くてビビりましたよ。

 このようなこともライブコンサートに通う楽しさでもあります。
 ここまで書いておきながら、いまのところデフ・レパードを観に行く予定はございません ^_^;。
 しかも彼らのステージパフォーマンスの素晴らしさについては一言も書いていないという……(ホントすみません)。

 おまけ程度ですが、特筆するとすれば、ヴォーカルのジョー・エリオットよりベースのリック・サヴェージの方が歌唱力が上ということと、ドラムのリック・アレンが 1984年に自動車事故で片腕を切断し、その復帰作となった『ヒステリア』(前述)で世界的大ヒットを飛ばしたというところでしょうか。ネタとしてはごくありきたりでございますが。

 スコーピオンズは 2010 年に一旦活動休止宣言しましたが、その後撤回してますので、まだもう少し彼らの活動を楽しめそうです。
 また日本に来てくれるのだろうか……。


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最終更新日  2015.06.23 09:55:30
2015.05.17
 以前、ヘッドフォンコードがベロムケになってしまったので新しいものを購入したことについて、本ブログでご紹介しました。

 AKG K619 ですが、結論から申し上げるとヘッドバンドが折れました(号泣)。

 それも左右両方でございます。

AKG_K619箱あけたところ



AKG K619 の話を読んでみたい方はこちら:ベロベロ~ンになった AKG 買い替え


 AKG ヘッドフォンは買い替えながら 15年は愛用してきていますが、メーカーを問わず、毎日のように使っていれば断線や故障はどうしても避けられないものです。

 いくらなんでもよぉー今回は早すぎるぜ……。

 自宅作業でも酷使していたので、それだけ耐久性が落ちるのは想定の範囲内でしたが、ショックがデカすぎたのと、急ぎだったこともあり、写真を撮るのも忘れて修理センターに送りましたよ。

 保証書と購入履歴、外箱を含め商品一式を送ったのですが、ヘッドバンド部分のみの交換かと思いきや、交換品の在庫がもうないとのことで、同等のモデル無償交換で勘弁してほしいと連絡がありました。

 サポートのしっかりしたメーカーなら、状況に応じて故障品を新品と交換してくれるのはままあることです。
 それで今回送られてきたのが Y55。



 前回の購入価格が 5,700 円くらいでしたから、4 倍近くの価格帯のものが送られてきたことになります。
 なにこのエビで鯛を釣る的な展開 ^o^/
 ありがとうごぜえます。これからも愛用させていただきやす。

 K619 のヘッドバンドの耐久性がイマイチということで、Y シリーズではそれが改善されているとのことです。
 今後同モデルをご希望の方は、ヘビーユーザーや音楽関係の方なら多少値が張っても、耐久性の面で Y シリーズの方が長い目でお得感がアップするような気がします。

 それでは開封してみましょう。
 こちらが外箱。
 一見どちらもよく似ているので、比較しにくい部分もありますが、Y55 の箱は一回り小さく、しかも軽くなっているような気がします。

Y55パッケージ


 外箱を外すとこんな感じです。
 K619 に付属していた延長ケーブルは Y55 には付属していませんので、同モデルをお求めの方はこの点にご注意ください

Y55内観

 中身を取り出して並べます。
 使用上の注意と保証カードは付属していますが、使用説明書(仕様書)が付属していないのも K619 との大きな違いです。

Y55本体と部品

 仕様は外箱または公式サイトで確認すりゃ十分でしょということなのでしょう。
 仕様書作成のコストを製品開発に回すアイディアには賛成です。

Y55裏面

 参考:AKG Y55 商品ページ [公式サイト]

 ヘッドフォンケーブルは、K619 は本体と一体でしたが、こちらの Y55 はセパレート式になっています。
 これによって、携帯時にケーブルが断線するトラブルから解放されますし、半田リケーブルの手間もなくケーブル交換できますので嬉しいですね。
 ケーブルはちょっと短めですので、必要に応じて延長ケーブルを別途購入する必要があります。

Y55プラグ形状

 プラグの形状も、本体側とプレイヤー側は異なっています。
 ご覧のように、本体側は 直径 2.5mm、プレイヤー側は直径 3.5mm となっていますので、挿し間違えることはまずないでしょう。
 ただ、ケーブル交換の際はプラグの直径をよく確かめる必要があるでしょう。

 つづいて、前回の K619 で折れてしまったヘッドバンドです。
 使用中は、イヤ―パッドとヘッドバンドの結合部に最も力がかかり、しかももろくなりやすいという問題があります。
 Y55 では、イヤ―パッド部分が柔軟に曲がり、しかも回転するようになっていますので、力を分散する工夫が施されていることがわかります。

 それでは順にご覧ください。
 写真は Y55 のヘッドバンドですが、前回折れたのがこの黄色で囲った部分です。

Y55アーム部分1

 折り曲げたときがこちらです。
 K619 よりなめらかに曲がります。
 また、回転もしますので、携帯ポーチにしまう時にムリな力がかからないようになっています。

Y55アーム部分2

 別のアングルでもう一枚。

Y55アーム部分3

 イヤ―パッドの柔らかさと耳への圧力は K619 と同等ですが、Y55 の方がイヤ―パッドは若干小さめになっています。
 そして、今回の音チェックに使った CD がイエスの『ビッグ・ジェネレーター』^^。

BigGenerator_YES

 感度は数値上はどちらも 100dB/mW ですが、K619 に比べると Y55 の方が低音のこもりがさらに改善されているだけでなく、シンセサイザー、ドラム、ヴァイオリンのクリスピー感も気持ちよく鮮明に再現されています。

 個人的には、Y55 の方が K619 より音の立ちがイイ感じになっていると思います。
 後でデスメタルでもチェックしてみる予定ですが、低音の音がいいので期待大です。


 商品を検討中の方は、一度商品を実際に手に取り、音をチェックしてからの購入をおすすめします。


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最終更新日  2016.01.25 11:31:21
2015.05.14
 同居人の客人があったんですが、手みやげがケーキでした。
 手ぶらで来いと言ってあったので、最初はそのつもりだったらしいですが、途中駅でつい誘惑に負けたらしいです。

シフォンケーキ外観

やわっこいケーキ再び


 リボン解いてみたら、あれ、と思ったわけですよ。

ケーキ包装


 これって、ケーニヒス クローネのクマだよな……。

ケーキ上部
 

 盛りつけただけで食い散らかしたような状態になった、あのブヨブヨフルーツケーキが脳裡をかすめました。
 そんなわけで、お礼を言う私の声は少し裏返っていました。

― 回想はじめ ―
 
フルーツケーキ外観

 原形をとどめることなく、無残な姿……。

拡大しても盛り付けがイマイチなフルーツケーキ

― 回想おわり ―

 この写真を客人に見せると、「落としたの?」と言われましたね。

そのときの話を読んでみたい方はこちら:ブヨブヨなケーキをフライングゲット


あの轍は二度と踏むまじ


 前回はフレッシュケーキを片付けたあとに切り分け方を知ることになるという、甘いはずが苦い思いをしましたので、今回は何としても一発で切り分けに成功したいと思いましたよ。

 ケーニヒス クローネのシフォンケーキのきれいな開け方がわからず困ってらっしゃる方も、参考にしていただければと思います。

 紙の型は外からはがすのがコツでしたので、今回もその要領でやってみます。
 四角いシフォンケーキって初めてです。

外からはがす

 ノリがしっかりくっついているので、なかなかはがれませんでしたが、なにとかここまでできればあと一息ですね。

全部はがしたところ

 中央は手ではケーキがはがれないため、ナイフを使ってゆっくりと型からはずすとよいのではないかと思います。

中央はナイフではがそう

 ここで軽くひっくり返すとパカッと外れます。
 が、私はきれいにはがれたときに喜びすぎて、皿の上に転がしてしまったため、角がつぶれてしまいました。

皿にのせた

 あとはお好きなサイズに切り分けましょう。
 でもやっぱりシフォンケーキなのでふわふわ、ブヨブヨしてます。

切り分けた


 上部はきれいなきつね色の焼き色、そして少々ざらめ感が残っているのがいいですね。
 そして中央部は卵焼き感を残した理想のシフォンになっています。

いただきます

 軽い甘さですので、強めのコーヒーや紅茶との相性がとてもよいと思います。
 多くの方にはこれくらいがちょうどよい甘さと感じられるのではないでしょうか。

 個人的にはもっと砂糖は少なくてもよい気はしましたが、砂糖を減らしすぎるとメイラード反応が起きにくくなりますし、しっとり感も失われてしまいますので、恐らく研究の末、この配分になっているのでしょうね。

 小さいスライスをチビチビといただいている間に、とっとの残りのケーキが消えましたとさ。
 おいしゅうございました。


 参考:ケーニヒスクローネ 公式サイト [外部サイト]



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最終更新日  2015.05.15 12:14:13

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