|
カテゴリ:アニメ
今回のテーマは「好きなアニメはなんでしょう」なんですが、最近のアニメはあんまり見ていない傾向にありますが、私の好きなアニメは音楽同様に80年代中心ですね。今回取り上げるのは「超獣機神ダンクーガ」。
「ダンクーガ」はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズをプレイしたのがきっかけで好きになったのですが気がつけば10年ファンをやっております。10年もファンを続けられた理由というか作品の魅力を追っていきたいなと思います。 「超獣機神ダンクーガ」は「機動戦士Zガンダム」と同じく1985年製作のアニメで宇宙人の侵略に軍の特殊部隊が立ち向かう筋で所謂スーパーロボットアニメといわれるのですが、普通のスーパーロボットアニメとはちょっと違うんですね。 命令系統など軍隊のことを描いていたり、登場するメカにリアルロボット的な要素が組み込まれているのです。 キャラクターにおいてもメインキャラの4人は派手なルックスをしているのですけど戦いにおいて精神的に成長したり、葛藤を抱えたりします。「ダンクーガ」で人間ドラマの真骨頂は主人公・忍とヒロイン・沙羅そして沙羅の元彼氏のシャピロの三角関係です。沙羅とシャピロは恋人同士。で、シャピロは自分の野望のため異星人ムゲ帝国の手先となり、沙羅は複雑な感情を抱いたまま戦い続けるのですが、37話でふたりの愛憎関係にケリがつく話は見ていて虚しかったですね。愛した男を殺すことでしか愛憎関係にケリがつかなかったことを考えると。 忍と沙羅の恋の進展も気になるところで、お互い不器用すぎて距離が縮まらないのですけどふたりの不器用さを見ていると他人事ではなかったりするんです(自分自身不器用な生き方しか出来ないんで)。 主人公の忍も当初はただの「熱血馬鹿」と思っていたのですが作中で戦争孤児のローラに対して優しい所を垣間見せたり、民間人の女性・アネットとロマンスをやったりするんですが、33話でアランに自分の過去を話すシーンで「熱血馬鹿」という考えを捨てました。実は彼、リアルロボットの主人公にありがちな「トラウマを抱えた主人公」だったのですよ。自分も過去に心に傷を負ってしまったのでそういうキャラクターに心引かれるフシがあるようです。 スタッフも「重戦機エルガイム」同様若手スタッフが多く参加しており、「美少女戦士セーラームーン」で知られる只野和子さんや「グラヴィオン」の監督大張正己氏、「蒼穹のファフナー」の監督羽原信義氏らが参加していたのですが「種」のキャラデザである平井久司(「ダンクーガ」では平井寿名義)さんがダンクーガと獣戦機デザインをしていたのには驚きましたね。平井氏の没個性なキャラには飽きたので新作アニメでメカのデザインをしてもらいたいな・・・と思うのは私だけでしょうか? 日記を書いていたらDVDかLDを見たくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ] カテゴリの最新記事
|
|