[ヨガ教師養成コースなどの紹介]の記事一覧 | シバナンダヨガ上級教師のブログ

Sadhana Intensive「シバナンダヨガ教師向けのコース」

「サダナインテンシブ」はシバナンダヨガ教師向けのコースです。プラナヤマを重視した、2週間の精神修行ができます。指示されたプラナヤマを、各自のペースで黙々と行います。日々の内容は以下の通りです。・サットサンガ3時間・2つのレクチャーとミーティングで4時間・アサナ3回で3時間・プラナヤマ3回で3時間から6時間・クリアやバンダ30分・カルマヨガ30分朝も早く、ATTCよりもハードです。但し、テストと宿題はありません。「Sadhana Intetensive」の参加者は練習に集中できます。ミーティングで各自の体験談や問題点を1人ずつ話します。体験を共有しながら、理解を深めていきます。先生の適切なアドバイスもあります。3日目でアヌローマビローマが40回になります。その後、日々、プラナヤマの数が増えていきます。最終的には2時間を超えます。後半はプラナヤマ漬けでした。食事はおかゆと野菜中心。チャイやクッキーはありません。代わりにハーブティやフルーツジュースが出ました。Sadhana Intetensiveの参加者はシバナンダヨガ教師養成コースで習ったプラナヤマをしっかりと練習できます。ハタヨガプラディピカーに沿った練習です。1日6時間から9時間の自己練習をするので、プラナヤマが上達するし、精神性も高まりやすいです。ただ、長時間の自己練習を求められるので、自己練習に慣れていない人は脱落します。「Sadhana Intetensive」は何も考えず、黙々と1人で練習したい人向けのコースです。

インドでヨガを学ぶために必要な英語力

インドでヨガを英語で学ぶ為に必要な英語力についてお答えします。当時の私の英語力ですが、TOEIC855点を取得後、外資系企業に1年半ほど勤務していました。社内メールはほぼ英語、会議も多くは英語で英語を使う頻度はかなり高く、自分よりも英語が話せない人はいない状況でした。それで、インドで英語でヨガを習いに行ったわけですが、訛りの強いと殆ど聞き取れません。インドでは訛りの強い人が多いので大変苦労しましたね。訛りがなければほぼ聞き取れるのですが、そういう人は少数です。訛りが強いと、アメリカ人でも半分以上分からないそうです。ただ、私は２週間前からヨガヴァケーションで滞在して少しずつ訛りの強い英語にも慣れていきました。しかし、２週間では不十分。１回目の滞在では聞き逃し多数です。しかし、２回目の滞在では５ヵ月滞在し、最後に受講したATTCでは訛りが強い英語でも、大体は聞き取れるようになっていました。何事も訓練が必要です。１回目の滞在のTTCでは英語で苦労したにも関わらず、良い成績でTTCを終了しました。何故でしょうか？それは１年間、日本語でヨガの勉強を徹底的にしていたからです。毎日３０分、休日は３時間ほどヨガの関連書籍を読んでいました。具体的にはヨガの全てが分かる本でヨガの概要を理解しました。その後、本質と実践、瞑想を極める、インド神話入門、バガヴァットギータ、インテグラルヨーガ、シッダールダ等を読み、TTCで習う内容の8割は既に理解済みでした。講義で聞き逃してもテキストの英語は理解できるはずです。既に日本語で学習済みであれば、簡単に感じる事でしょう。TTCは特に浅く広く学ぶので、テストもそういう感じです。英単語を覚えれば、テストはできるし、内容も把握もできます。逆に言うと、どんなに英語力が高くとも、無知の分野を英語で習うのは厳しいと思います。相当な英語力の人でも無知の分野を習う海外大学留学では苦戦しています。しかし、大学院や日本の大学を卒業後に海外の大学に行く場合は、英語力が弱くとも、専門分野の知識の高さで理解し優秀な成績も夢ではありません。私の場合も無知の分野について英語で習うと英語も内容も分からず、無意味な事が多く、基礎を知っている分野について英語で習うと英語の学習と内容の復習で一石二鳥になり良い学習になりました。英語力も大切ですが、ヨガの勉強をする方がTTCでの理解を助けると思います。しいて英語力を言うなら英検準一級もしくはTOEIC730でも十分だと思います。

私がインドで滞在した、ヨガ寺院(アシュラム) 4選

私はインドで、4箇所のアシュラムに滞在しました。1日の滞在費は1000円～1500円でした。食事やヨガレッスンは付いています。アシュラムは東南アジアのゲストハウスくらい清潔です。バックパッカー経験者はすぐに馴染めます。朝から晩まで、プログラムが提供されています。テレビやラジオもなく、のどかな雰囲気です。チャンティングや瞑想、説法が毎朝晩、あります。近代化も進み、ネットも使えます。オイルマッサージの有料サービスもあります。1番のおすすめはシバナンダアシュラムです。私は1回目は3ヶ月間、2回目は2週間、滞在しました。1日450ルピー(大体1000円～1500円)です。最低でも3日以上、滞在します。プログラムに参加する人のみが泊まれます。世界中から色々な人が来ていて、時には何百人が滞在します。スタッフも世界各国から来ていて、国際的です。売店やカフェ、クリーニング屋、診療所もあります。行き方は、飛行機でトリヴァンドラムに飛びます。エアインディア、スリランカ航空、シンガポール航空などが着陸します。1番のお勧めはシンガポール航空です。トリバンドラムに着いたら、空港タクシーに乗るだけです。空港から1時間半くらいで着きます。私が利用した時は890ルピー(約2700円)でした。興味があれば、詳細をチェックしてみて下さい。http://www.sivananda.org/neyyardam/

私がインドでヨガを学んだ団体一覧

私がインドで学んだところを紹介します。シバナンダアシュラム　http://www.sivananda.org/　私は以下のコースを学びました。　2008年2月シバナンダヨガ教師コース(ケララ州)　2009年1月シバナンダヨガサダナインテンシブコース(14日間) 　2009年3月シバナンダヨガ上級教師コース(マドゥライ) 　教師コースは共に１ヶ月です。もっともなじみのあるところです。　他にもヨガヴァケーションというゲスト状態で長く滞在しました。ヴィヴェーカナンダ財団ＳＶＹＡＳＡ大学　http://www.svyasa.org/　2008年11月SVYASAヨガインストラクターコース(バンガロール)　１ヶ月の集中コースを取りました。アートオブリビング　http://www.artofliving.org/　スダルシャンクリア呼吸法を受講しました。パート１は東京で４日間。　パート２はインドで６日のコース(滞在は14日)に参加しました。クリシュナマチャリヤヨガマンデラム　http://www.kym.org/　個別相談２回と実際の指導、マントラクラスを受講しました。　ここはアサナ(個別相談)が１時間30ドルと高いのであまり行けませんでした。　マントラ個別クラスは1時間15ドルでした。インドとしては凄い高いです。

シバナンダヨガ上級教師コース(ＡＴＴＣ)の概要

シバナンダヨガ上級教師コース(ＡＴＴＣ)について紹介します。スケジュールは前述のシバナンダヨガのＴＴＣと同様ですが少しきつくなります。毎日のレポートも2種類出さないと駄目になり、勉強量も練習量も多くなります。そのかわり、ＡＴＴＣはＴＴＣ受講済みの者しか受けられないので要領良く進みます。アサナも教えあうことはせず、自己の練習のみなので練習に集中できます。朝はベーシック、夕方のクラスは難しいアサナに挑戦します。頭立ち15分、肩立ち7分他長めのホールドを行うのも特徴です。プラナヤマも充実していてＴＴＣでは習うだけだったものも実践します。サンスクリット語ではマントラを書く練習をしたりします。ヒンズー語と文字は一緒なので学べば駅名とか読めてインドの旅にも役立ちます。ヨガスートラは最も有名なヨガの指導です。日本語版もあり学ぶ事をオススメします。ただ、本当にプラナヤマをやりたいならサダナインテンシブの方が良いです。こっちは1日6時間位やるので練習量が全然違います。私はサダナインテンシブを受講後だったのでＡＴＴＣのプラナヤマは物足りなく感じました。とは言え、先生の指導の元、今までではありえないほど呼吸が止められたりしたので非常に良い経験だった事は間違いありません。以下のようなスケジュールで忙しい日々となりますが良い経験になること間違いなしです。興味があればまずはＴＴＣを受講し、ＡＴＴＣを受講してみて下さい。★日々のスケジュール04時30分：起床04時45分：クリヤ(ネティやナウリ)05時：プラナヤマ06時：サットサンガ (瞑想、チャンティング、ミニレクチャー)07時30分：お茶08時：解剖学09時：アサナ10時：ブランチ11時：カルマヨガ12時：サンスクリット　もしくは　ラジャヨガ(ヨガスートラ)13時30分：お茶とフルーツ14時：講義16時：アサナ、プラナヤマ18時：夕食20時：サットサンガ (瞑想、チャンティング、ミニレクチャー)）

SVYASAのヨガインストラクターコースの概要

SVYASAのヨガインストラクターコースは学術的なコースです。SVYASAは大学なので精神性や実践よりも理論重視です。私が受けた当時は６００ドルで１ヶ月のコースでした。ここも全寮制で授業料、滞在費、食費等込みの値段です。シバナンダと比べるとかなり安いです。しかし、設備は充実しています。お湯のシャワーがあり、外人は２人部屋です。私はスリランカ人と滞在していました。食事は、辛かったり油っぽかったり単調だったりして、外人には少し合わない感じでした。朝食は特別に、外人用にサラダやフルーツを出してくれたので何とかやっていけました。ここのカリキュラムもタイトでしかも１ヶ月休みなしなので大変です。ただ、シバナンダヨガよりも中止や変更が多く、見た目よりもかなり楽です。出欠もゆるく、疲れた時などは休み易かったので意外と大変ではなかったです。テストはあります。アサナのテストもあります。知ってるかどうかのテストです。レポートもグループ及び個人で作成するので課題は多いです。教え合う事もします。あとは、ここの特徴としてグループで演劇をすること！ヨガを理解するために演劇をするんですよ。凄い発想で驚きましたがまあ楽しかったです。生徒はインド人が最も多いですが国際的です。シバナンダは先生も外人が多いですがここはインド人のみで、仕切りもインド人。インド社会です。オーガナイズがインド式で、変更だらけ。とにかくコロコロ予定変更で驚きました。ここは大学なので、講義もアサナも学問という感じで理屈っぽいです。アサナは簡単なものが多くジョギングなどの準備体操もあって変な感じでした。講義は理屈中心ですが、講師陣は話し上手な人が多くて良かったです。食事やオーガナイズに問題があったせいか、過去には外人の脱落者が多かったようです。しかし、私の時にはその事を踏まえて外人会合を召集して特別対応してくれてました。アサナが簡単すぎる、食事が辛すぎなどを解決する苦情処理係りもいました。60名ほどいた同期においては、おかげで脱落者は数名だったと思います。あと、ここの悪い点は、バジャンが軽視されている事。金切声で歌う人もいて、あまり良い感じではなかったです。出欠をとらない日はほとんど人もいなくて余計にさびしかったです。とはいえ、安いから文句は言えません。宿泊設備は良いし、講義も充実。カリキュラムも中止が多いとはいえ、授業総時間数は相当なものです。最後はミニ旅行もあってインド人の友達も沢山出来て良い経験になりました。カリキュラムを紹介しておきます。変更は多いので参考程度です。4時15分：起床5時：アサナ6時：プラナヤマ7時15分：朝食8時：バガバットギータ8時45分：カルマヨガ(各自の部屋の掃除)10時30分：レクチャー11時30分：アサナ14時：レポート15時30分：アサナ16時30分：モルトかミルク(チャイではなくここでは牛乳系の濃い飲み物)18時：サットサンガ19時30分：夕食20時：トラタカ(ろうそくを見つめる目のクリヤ)や各種催し興味があれば受講してみて下さい。