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テーマ:お勧めの本(7219)
カテゴリ:本
『こころの処方箋』(河合隼雄/新潮社) 55篇からなりそれぞれにタイトルがついています。 以前からルームに置いてあり、仕事の日には必ず手に取り、 その日目に留まった1篇を読んでいます。 何となく心が落ち着いて、基本に戻って仕事ができる気がするのです。 「人のこころなどわかるはずがない」「理解ある親を持つ子はたまらない」 「灯を消すほうがよく見えることがある」「どっぷりつかったものが本当に離れられる」・・・ などなどカウンセラーとしても一人の人間としても私にとっては 「なるほどそうかぁ」と頷けるものがたくさん。 そして、「あとがき」にある河合先生の言葉、 『私は新しく相談に来られた人に会う前に「ひとの心などわかるはずがない」ということを 心の中で呪文のように唱えることにしている。それによってカウンセラーが 他人の心の中がすぐわかったような気になってしまって よく犯す失敗から逃れることができるのである』 私はこの先生の言葉を仕事の前にはいつも呪文のように唱えているのであります^^ 心にちょっとだけお薬が欲しい方、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。 思い込みや常識だと思っていたことへの見方が少し変わることで もしかしたら生きやすくなるヒントが見つかるかるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年05月10日 22時36分16秒
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