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テーマ:お勧めの本(7217)
カテゴリ:本
「永遠の0(ゼロ)」百田尚樹/講談社文庫(2009年度本屋さん大賞受賞) 本を読みながら涙がこぼれることはしばしばあります。 この本を読んだ時はボロボロ泣きました。嗚咽した場面もあったな。 (あらすじは書きませんね。是非読んで下さい) 実は特攻隊や零戦に関する詳しいことは、 高校日本史教科書の内容程度しか知りませんでした。 私はこの物語の中で主に語られる軍人から、 自分に誠実に「No」と言える勇気、万人に対して対等で真摯な姿勢、 愛する人を守り抜こうとする強さ(それは肉体は滅んで魂になってからも)など これから私が生きていく上で大切な心の姿勢を教えてもらった気がします。 まさにアサーティブな人。 そして戦争が本当に本当に多くのかけがえのない命をいかに粗末に扱ってきたか、 信じられない思いと同時に悔しくて悲しくてたまりませんでした。 物語も読み進めていくうちに徐々に真実が明かされて、どんでん返しが待っている… 一気に最後まで読まずにはいられない、という感じです。 先日亡くなった児玉清さんが解説を担当されています。ぐっときます。 国家とは、人間とは、これからの日本・世界はどうあるべきか…etc.考えずにはいられません。 是非お勧めしたい1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年05月27日 21時48分57秒
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