Cloud Nine
高校時代に良く聴いたレコード、というかテープかな。沢山あるんだけど、思い入れが強いのはRobert Plant / Now and Zen, Roger Daltrey / Under a Raging Moon, Jimmy Page / Outrider, Keith Richards / Talk is Cheap, Guns and Roses / Appetite for Destruction、なんてあたりが思い出される。殆どがレンタルか、友達にテープにとって貰ったものだったと思う。 やっぱり高校生にはレコードは高くて、そうしょっちゅうは買ってなかった。CDプレイヤーは持っていた(祖父からの入学祝い)けど、まだアナログしか出ないものもあったし、CD化されてない旧譜も多かった。ZepとかCD出てたんだっけなぁ。確か4枚目とCoda以外はアナログで買った記憶がある。 そんな時に出たジョージの新譜、Cloud NineはCDで買った。日本盤はアナログ出たのか、記憶がないんだけど、Got My Mind Set On YouとWhen We Was Fabのシングルはアナログで買ったから、出てたのかな。 とにかく、Set On YouはベストヒットUSAやソニーミュージックTVで良く流れて、当時はジョージ(当然吹き替え)のバク宙がやたら話題になった。曲もカヴァーだったけど、キャッチーで凄く楽しかったし、アルバムを楽しみに待ってたんじゃないかな。うん、シングル先に買ってたはずだけど。でもB面のLay His Headをあんまり一生懸命聴いた記憶がないんだ。地味だったからかな? アルバムは、全然地味じゃなかった。重ためのタイトル曲には一瞬驚いたけどすぐに好きになったし、とにかくポップな曲が多くて良かったな。Wreck of the Hesperusとか前述のFabとか、Fish on the Sandとか。勿論例によってJust for TodayやSomeplace Elseにはまるのはだいぶ後である。でもはまらなかっただけで、基本的には最初から全曲好きだったな。 そんななかでも一番好きだったのはDevil's Radio。キャッチーな上に、なんかTaxmanみたいな悪気のある、ってーか所謂皮肉の効いた歌詞。うわぁ~、ジョージだぁ!って感じで。好きなだけじゃなくて嬉しいんだこの曲は。来日公演(感動!見て良かった)で演ったのは本当に嬉しかったなぁ。 少し話は変わる。というか最初に戻る感じなんだけど。 トラベリング・ウィルベリーズのVolume 1は、リリースは勿論コレより後だけど、あえてアナログで買ったんだ。なんか「アナログで聴きたい!」って音楽だったじゃん。あの頃はまだそういう買い方してたんだよな。コレクションとしてアナログ「も」買うっていう傾向は、決して良くはないよね・・・。