テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ラットレーのマーリン・フレイクは写真のように大きなフレイクが崩れかかって缶に詰められているのですが、こういう状態であるという事は、本当は折り畳んでパイプに詰めるのではなく、解してからパイプに詰める事を想定しているのではないかと思ってしまいます。
という事で、解してから吸ってみる事にしました。 缶から千切って取り出したフレイクを、5分間くらいかけて良く揉み解しますと、市販紙巻煙草の刻みに近いサイズまで細かくなります。これを普通のラフカット等のパイプ煙草と同じような感じでパイプに詰めます。そして着火。 喫煙序盤、火着きが良いので着火直後から火種が安定し、その分だけきめの細かい煙が来るような感じがします。折り畳んで詰めた場合だと、喫煙序盤では火種が安定しないので、煙が荒くなりがちなのとは対照的です。特にこのマーリン・フレイクは、その差がより大きく感じられるような気がします。マーリン・フレイクは味の組み立てが複雑なので、煙の荒さの違いが分かりやすいのかも知れません。 味そのものには大きな変化は感じられません。塩味っぽい酸味が甘さとコクを上手にまとめている感じは、折り畳んだ時と同じです。ただし、折り畳んで詰めた際は、喫煙序盤を過ぎて火種が安定するまでは、この味のディティールを掴みにくかったので、そういう意味で、序盤からマーリン・フレイクの複雑な味を楽しめる今回の詰め方は、マーリン・フレイクに適しているとも言えます。 火持ちが良いので中盤以降も淡々と吸えますが、その分やや燃焼温度が上がりやすく、燃え進みも速い感じがします。折り畳んで詰めた際は、火種が安定する喫煙中盤以降は、むしろ何の気兼ねもなく吸えたので、この段階では折り畳んで詰めた方が私としては好きな感触です。 ただ、煙のきめの細かさは、最後まで変わりません。 という事で喫煙終了。喫煙前半は、解した方が好ましく、後半は折り畳んだ方が好きな感じになるという事が分かりました。という事は、ボウルの下半分は折り畳み、上半分は解して詰めるという方法にすれば、ベストな喫味を最初から最後まで楽しめるという事が予想されます。 ただ、でも解すのは面倒だなぁと感じるところではあります。テキトーに千切ってテキトーに詰めても、それなりに美味しく吸えるというフレイクの大きな特長は、なるべくなら崩したくないというのが、個人的な思いではあります。 う~む・・・。 [きめの細かい煙草ブログが此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.17 17:41:04
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