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テーマ:読書日記(1660)
カテゴリ:読書感想
父を27年前に胃がんで亡くしている私は、 父の痛みと苦しみをこの本を読みながら知りました。 シャネルズ(現ラッツ&スター)として活躍し、 その後、志村けんさんとのバラエティー番組にも出演していた著者。 長年の不摂生、そして検査をぎりぎりまで受けなかったため 気づいて病院へ行ったときには大腸がんのステージ3bだったそう。 大腸がんと宣告され、抗がん剤治療、手術、人工肛門 そして音楽への復帰、今現在の生活を赤裸々にこの本で 紹介しています。 大腸がんの闘病生活の本は初めて読みますが、 過酷な現実が理解できます。 自分のことを「オレ、弱虫なのよ」と言い 現実を突きつけられるのが怖かった。 だから、血便が出ても「痔だよ、お尻が切れちゃったんだ」 って思いこもうとした。 この気持ち、すごく理解できます。 抗がん剤治療の苦しみ、つらさに関して 「抗がん剤に殺される」という言葉で表現しています。 その時の著者の正直な気持ちだったのでしょう。 抗がん剤の治療を続けるか、やめるか 医師の言葉を聞きながら最終的には自分で選択することの 大切さも書かれています。 最終的には、抗がん剤治療を途中でやめる決断をし 今現在は自己免疫力を高めていく生活を自分なりに 考え実践しているようです。 大腸がんになるとどんな症状で、どんな治療をして どのような苦しみが待ち受けているのかを 正直に書いているので大腸がんの患者が読むと 勇気をもらえると感じます。 しかし、この本は大腸がんの患者だけではなく 今現在元気な若者にも読んでほしいです。 不規則な生活をし、カップ麺を食べ、酒を飲み、たばこを吸う生活を 長年続けてきた著者ですが、大腸がんになり禁煙、禁酒し 今では規則正しい生活をして食も大切にしています。 最終的には、食生活や日頃の規則正しい生活が 大切だということがわかります。 そして定期的な検診、体に異常があれば早めの受診が大切ですね。 最後に、病気になったからこそ、家族の大切さ、 毎日を楽しむこと、目標を常に持って生きていくことの大切さが 理解できたと著者は語ります。 そう。オレはきっと寛解します。 という締めくくりの著者の言葉がとても印象的です。 私のインスタです↓ よかったらフォローお願いいたします! 本が好きに参加しています。 本は楽天で注文‼ 読み終わった本は、ブックオフに! 店舗に持っていくのは大変なので 買取宅配を利用しています。 旅に出よう! 今年は、楽天ふるさと納税をメインにしています! ポイントが貯まるし、ポイントが使えるのでお得。 生活スタイルの変化に伴って、食材宅配をはじめよう! Oisix(おいしっくす)のおためしセットが大人気 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.27 00:00:22
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