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テーマ:読書日記(1662)
カテゴリ:読書感想
夫が60代を迎え、老害について私たち夫婦も 思うところがあるのでタイトルに魅かれて読んでみた。 老人科、神経内科を中心に高齢者専門の 総合病院での勤務をしてきたので高齢者の味方である著者。 著者は、長生きよりも元気で好きなことを 優先させる生き方を推奨しています。 ・太めのほうが長生き、カロリーを気にしない ・薬は自分の意思でやめてよい ・子どもにはお金を残さない ・生活保護は堂々ともらいなさい ・コレステロールを下げるとがんになる など興味深い内容が紹介されています。 特にコレステロール値についての内容は興味深かったです。 夫が今年人間ドックでコレステロール値について 指摘を受けました。 コレステロール値を下げる薬を飲むように言われ 今現在飲んでいます。 サプリ感覚で飲むように医師からは言われたのですが この本ではコレステロール値を下げる薬について 興味深い内容が書かれています。 コレステロール値を下げる薬を飲むと 免疫力が低下して逆に病気になりやすいと著者は言います。 夫自身、今までアレルギーや花粉症など無縁だったのに アレルギー性鼻炎の症状が今現在出ていてびっくりしています。 薬と言うのは副作用が必ずあることを知って 飲む必要があると実感しました。 さらに著者は、大学の教授は金もうけのために 薬の研究ばかりしているが高齢者になると 薬を飲むことが危ないとも言っています。 「副作用で日常生活の活動レベルを 落とさないように、薬をできるだけ減らしていったほうが よい」という著者の考えに私も賛成です。 老害に関しては、人に迷惑をかけなければ タバコを吸おうと、何を食べようと、車を運転しようと いいのではないかというのが著者の意見です。 その通りだと思います。 しかし、平日に散歩をしていると歩きたばこの 高齢者や禁煙の場所で喫煙している高齢者をかなり見かけます。 受動喫煙の害について考えてほしいと私自身は 感じます。 高齢者がタバコを吸うことに文句はありませんが 吸わない人への配慮ができない高齢者が多いのも事実です。 さらに、運転に関しては法定速度40キロの道路を 30キロで走行したり、ひどいときには20キロ代で トロトロ運転する高齢ドライバーを見かけます。 せめて法定速度は守ってほしいと思います。 あるいは譲れる場所でほかの車に道路を譲る配慮が 欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか? この本を読んでいると高齢者の気持ちも 理解できます。 しかし、世間には迷惑をかけることが当然のごとく 配慮のない高齢者も存在します。 私自身はこんな老害にはなりたくないという 気持ちを常にもっています。 この本を読んで、元気に好きなことをして周囲へ迷惑をかけない高齢者が 一人でも増えてくれるとうれしいと感じました。 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.11 00:00:25
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