前回の記事で、スイスでは退去前に内見に人が来るという話をしました。
既に6人(6世帯)が内見にきておりまして、
普段関わらないような人とも話す機会があって興味深い体験をしています。
ただ、住宅の情報見てきてる?(;^ω^)と疑問な人も中にはいて
わざわざ毎回掃除をして時間を作っているこちらとしては
不便な思いをすることもしばしば。。。
ある女性が内見を希望していると連絡があったので
日程調整のために連絡を取ったところ『今見たい』との事で
たまたま次の人が来るまで時間があったのでその日、急遽来ることになりました。
子供2人と行きます。との事で待っていたらなんと…
お母さんが裸足できました。(笑)
娘さん(8才ぐらい?)と弟と3人できました。
お子様は靴も靴下も履いていたので脱いでもらって案内をしたのですが
お母さんの足の裏は真っ黒で…
黒い足で家じゅうを見て回られるのは
正直、土足で家を歩かれてるのと同じ気分でした。(+o+)
そのお母さん、どうやら最近離婚をしたそうで4人の子供がいて
大きな家を探しているけどこの家は家賃が高いといってましたが
値切るといって申請書を持って帰りました。(*_*;
まだ築6年なので値引きはほぼ無理だと思いますが、
正直、4人の子供を育てながらお母さん一人で働いて払える家賃ではないのは
元々分かっていたのでは?と疑問に思いましたが仕方ありません。(;_;)
また、ある夫婦(40代ぐらい)も内見にきました。
スイス人の特徴として、思ってなくても『ほんとに綺麗なお家ね』と
口を揃えて言う事に気が付きました。
我々には本音を言ってもらっても何も審査には関係ないのですが
気を遣ってくださってるんでしょうね。
そのご夫婦は、我々の家からそう遠くない場所に住んでいますが
道路に面した家に住んでいて、うるさくて引っ越すそうです。
家自体に文句はないそうですが、騒音が気になると言って
内見に来た際も、騒音をかなーり気にしておりました。(';')
でも正直、見た目が良くても住まないと分からない事は山ほどあります。
でも早く次の入居者を決めてもらいたいので悪い事は大抵言いません。
もちろん、聞かれたら答えますが…(*_*;
今の家(メゾネットタイプ150㎡)の嫌なところ
・協会の鐘がうるさくて朝6時に目が覚める
・バスルームは2つあるけど2階にはない(毎回下まで降りないといけない)
・2階は夏サウナ状態になる
・時々、近所の農家さんが早朝からうるさい
・ボイラーが年に一回壊れるので水風呂
・実は作りが安い
・2階のWifiが微妙
・配管が詰まる
私の引っ越す理由の一番は、立地です。
なので毎回聞かれる『何で引っ越すの?』という内見者からの質問には
運転免許が無くても大丈夫な都心に住みたいから。と答えてます。
でも、こんなに協会の鐘うるさいんだとか配管詰まるんだとか
住んでみないと絶対分からないんですよ。
こればっかりは、経験を積み重ねるしかないんですよね。
とにかく、スイスは家賃タカスギ。
バスタブ欲しい、築10年以内がいい、洗濯機ほしい、地下駐車場がいい
理想を言うと本当にキリがない。
それに加えて騒音問題や景色なんて言い出したらもう…。
幾ら働いても出ていくお金が本当にいっぱい( ^)o(^ )
ではまた内見に行ったら報告します。