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台風一過の晴れた空、あんだけ人の物ぶっ壊しといてケロッと晴れている辺りが何となく腹立たしいのですが。 和歌山の街中、電信柱が折れるわ、看板曲がるわ、と派手な壊れっぷりです。家屋も3匹の子豚ではありませんが藁の家(無いか)・木の家が吹き飛ばされています。 ただ地震や津波の損害に比べれば酷いけどまだマシだと思っています。 火災保険も数十年前に比べると内容は相当良くなっています。昔は時価額限度の保険金支払いだったものが、今は大半が新価(実損害)での保険金支払いですから。 時価額というと自動車保険の車両保険のように、時価相場限度で限度額までは壊れた金額実額を受け取れるのが当たり前と思う人が大半でしょうが、あれは自動車保険だけの話。 火災保険における時価額限度の支払いは損害として認定される金額も減価償却された結果になります。つまり修理見積りはあくまでも「新品に置き換える値段」であってそこから減価償却された金額が保険金ってこと。「保険会社はいざという時、満額払わない」と言われますが、規定通り払うとそうなるって事です。 今の火災保険は修理代金が保険で埋め合わせできる内容になっていますが、台風一過の今日の時点で建築業者の修理は予約一杯、建築資材は売り切れの状態です。 ちなみに台風で壊れた自動車の修理も順番待ちで代車はありません。 最近のニュースで思った事ですが、どの業界でも「安い」が一番。安くなければ企業努力をしていない、と断罪されてしまいます。 「携帯電話料金は今より4割安くなるはず」などという発言があり、某社(パンダがキャラの)の携帯電話参入・・・あるニュース番組で、なぜ安い価格設定ができるのか?それは副業である金融事業等に誘導することで全体での利益が挙がるからです・・素晴らしいですね!との発言・・・・馬鹿じゃねーの。と思っています。要は携帯電話の本来の必要経費考えたら赤字じゃね? 業種単位での赤字当たり前を褒め称えてるようじゃ、その業界は遅かれ潰れれるねって思います。 そんな業界の社員の給与が増える訳も無く、収入から支出を切り詰めないと生きていけない辺り、デフレ思想から未だ抜け出せないんだと諦めています。 日本の全国民中流意識という意図しなかった理想的な共産主義国家の時代はもう戻ってこないと思いますが、自己責任で生き抜いていくという発想は羊の群れの中で生きてきた昭和の国民にはどうも合いませんねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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