喉元過ぎれば

街中のスナップ写真を撮られている中藤毅彦さんの写真店が奈良市の入江泰吉写真館で開催されていましたので鑑賞に行ってきました。
ISO1600のモノクロフィルム写真による荒れた画像が印象的でして眺めていると、ご本人が居られたのでお話しもさせていただきました。
フィルム写真は好みのフィルムが生産中止になり,今ではデジタル（オリンパスPEN-F）中心になっていることでオリンパスのカメラの話にもなりましたが、面白いと感じたのはスナップ写真の難しさと言いますか・・日本では肖像権という言葉が一人歩きしてせっかくの写真も撮った後作品として出すことが難しくなっている現実でした。
まぁ外国であればわざわざ日本での出版を探すこともありませんが、日本となると出版社やメーカーからダメ出しされることもあるそうです。

そんな写真展の後は近くにある新薬師寺を拝観、写真は撮れません。


奈良市内から移動して宇陀にある大野寺の磨崖仏
だいぶ消えかかっている気もしますが・・・今まで散々この辺りを通りながら気がつかなかった存在、眺めてきました。

モノクロで撮ってみました。
先程の中藤さんの話ですと,デジタル（ミラーレス）では最初からファインダーの画像をモノクロにして写真を撮られているそうです。

大野寺まで行きましたので、近鉄の鉄道写真も。
まぁ今日はほとんどシャッターを切ること無く終わった一日でした。