|
カテゴリ:税理士の仕事
今年も年末調整の時期がやってきました。
顧問先から、従業員の扶養控除等申告書など、年末調整の資料を預かります。 『平成○○年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書』には、「平成○○年中の所得の見積額」という欄があって、扶養になる人の所得見込み額を記入してもらうのですが、 未だかつてこの欄にきちんと所得で書いてきた人を見たことがありません。 私たちが思っているほどには、一般の方は収入と所得の区別をしていないようです。 配偶者がパートに出て給与収入が発生している場合に、上記の「所得の見積額」欄に“100万円”と記入があるとき、「きっと、収入なんだろうなぁ~」と思います。 “50万円”と記入があるときは、「もしかして、所得なのかな!?」とも思いますが、結局は収入を書いています。 一応、用紙の裏には「記載についてのご注意」として、所得の説明がありますが、毎年記入しているものだし、改めて書き方の確認はしないようです。 所得だけでなく、23年分では同居老親だった方が、24年分で住所が特別老人ホームに代わっているケースだと、 「もしかして障害者控除の適用はあるかしら?」と、書面に記載されていなくても気になります。 コンビニのアルバイトは、生年月日から判断して学生かどうかが気になります。 正確に○印をつけてもらうのは難しいようなので、書面だけでは伝わりきらない事実も見つけてあげたいと思っています。 さいとうれいこ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.22 08:19:16
コメント(0) | コメントを書く
[税理士の仕事] カテゴリの最新記事
|