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カテゴリ:日常の出来事
兄は1500円、弟は300円持っていたが、 兄が弟にいくらか渡したので、 兄の所持金は弟の所持金の3倍になった。 兄が弟にX円渡したとして、Xについての方程式をつくりなさい。
中1の数学の問題。 所持金の変化前は、兄が1500円、弟が300円。 所持金の変化後は、兄は弟の3倍。 変化後から等式をつくって、 1500-X=3(300+X) なぜ変化後から等式をつくるのか? なぜ変化後を考えるのか? 今日は超文系的角度から、生徒に話してみた。
自分が兄の立場になればわかるよ。 300円しか持っていない弟を見て、 かわいそうだなと思い、自分の小遣いを分けてあげようと思う。 でも、さすがに、自分の所持金より、 弟の所持金が多くなるようにはしないよね。 弟にお金を渡した後の、 自分の所持金と弟の所持金のバランスを、 渡す前に考えないと、かっこ悪いことになるぞ。 「あっ、やばっ! ちょっと渡しすぎたから、返して!」 って、ちょっとかっこ悪いよなぁ。 弟の手前、兄の威厳っていうもんがあるもんな。
殆どの生徒が、兄弟・姉妹がいるので、 問題の内容と、自分の生活が、重なったようです。 「兄の所持金は弟の所持金の3倍になった。」という変化後を、 まぁ、妥当なラインだよね。 ちょっと、兄はケチだなぁ。 俺だったらせめて2倍ぐらいにしとくよ。 私だったら、同じ金額になるようにしてあげるのにぃ~。 (それはないかなぁ?) こんな風に生徒それぞれ、感じることが違うみたいです。 上の問題を理解し、解いた後で、 生徒それぞれがイメージする「変化後」の文章問題をつくってみるのも 試してみようかな?
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問題を解くときに頭を使うけど、問題を作るときはもっと頭を使うようですね。
私も時々作らせます。県立高校の入試問題にたまにこの種の「問題を作れ」 という問題が出ますので。 非現実的な数値になって“こいつ何考えてるの?”って爆笑になることも (^-^)/ (2007.11.14 23:40:23)
>問題を解くときに頭を使うけど、問題を作るときはもっと頭を使うようですね。
> >私も時々作らせます。県立高校の入試問題にたまにこの種の「問題を作れ」 >という問題が出ますので。 なるほどぉ~、勉強になりました^^ いろいろ他県の入試問題など、もっと研究してみようと思います。 ありがとうございます^^ >非現実的な数値になって“こいつ何考えてるの?”って爆笑になることも (^-^)/ それは楽しいですね^^ 入試問題の自由英作文の問題でも、 同じように、爆笑になることがありますね^^ コメント、ありがとうございま~す^^ また、よろしくお願いします! (2007.11.15 09:48:49)
いや~がっきー先生やもちざくら先生の授業って生徒からみたらめちゃくちゃ面白いのでしょうね。
僕も、生徒の記憶に残るようにいろんな話をして盛り上げています。 たまに話の内容ばかり記憶してしまう子もいてちょっと困ることもありますが(^^) (2007.11.15 18:59:16)
いやいやいや、照れちゃいます(汗)
先生の記事からはいつも「エネルギー」を強く感じます。 そのエネルギーを注がれてる生徒さんは、幸せだと、 いつも感じております。 インフルエンザが流行っているらしいので、 お互い気をつけて頑張りましょうね^^ コメント、ありがとうございま~す^^ (2007.11.15 19:31:25) |