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テーマ:釣り好きの人集まれー(7896)
カテゴリ:小ネタ
停車中にバコォン!!って音が!!!
あ、ミラーが・・・・。 って、えっぇぇぇぇぇえぇっ!!逃げてるしっ!! バコォン!と事故られて犯人逃走。確保ぉぉぉっ!!!ミラーをぶつけられて犯人逃走よぉ~し!今日は嫁さんと子どもを送ったらチカでも釣りに行って夜、天ぷらするかなっ!! って、元気よく家を出ました。 まずは嫁を最寄りの地下鉄駅まで。 駅に到着して後部座席の運転席後ろにいた嫁は、走行中の車が過ぎ去るタイミングで車から降りようと様子をうかがっていた。その矢先・・・・・・ バコォンっ!!! ??? 何、何、何、何?? って、運転席側のミラー曲がってるし!! あ、やられた。 と、当てた車を目で追っていると、左ウィンカーを出している。 止まるかな。 はぁ・・・・。朝からついてないなぁ。 って、ゆっくり動き出してその車の後ろにつこうとしたら、 ウィンカーを出しながらそのまま逃走!!! え?まじで? 嫁さんにあの車追うよ!!!っと言って追跡開始!!! その内相手も、ぶつけた衝撃で折れ曲がったミラーを走行中にスイッチを押して元に戻した。 逃走する気満々だっ!!!! 私と、相手の車の間には他の車が一台いる。 通勤ラッシュ時なので、無理はできない。 しかも2車線が1.5車線ぐらいになっているので更に無理はできない。 しかし、このままダラダラついて行ったら、信号のタイミング次第では逃げられるかもしれない。 私はタイミングを見計らって逃走車両の後ろについた。 そして、クラクションとパッシングを繰り返し、前車の様子をうかがう。 この方法が、この状況で正しいのか悪いのかは私は判断できないが、不要にしていわけではない。正当な理由があるのだ。 もし、気が付いていないのであれば、気が付いて欲しい。 しかし、はたから見てたら、私が一方的に相手をあおり倒しているような光景だ(笑) 他の車よ。私は煽っていわけではないのだ。 とにかく前の車に気が付いて欲しいのだ、止まって欲しいのだ!!! 車線が2車線になった。 すかさず隣の車線に移り、クラクションを鳴らして逃走車両の運転手を見る。 80ぐらいのおじいちゃんだ。 助手席の窓を開けて、クラクションを鳴らしながら、止まって!!と呼びかけたらこちらを見て「チッ」とした顔をしながら観念したようで停車した。 そして、私が車から降りて、運転手の元へ向かった。 たま~にこの話題を出しているが 私は体格がいい。 デカイし、ガタイが良いのだ。 また、顔つきは若いころよくハーフに間違われたのですが、どちらかと言うとそんな顔。 濃いか薄いかと言われると濃いのだ。 行きつけの飲食店のマスターには車で何らかのトラブルになって氷河氏みたいな体格の人が車から降りてきたら俺、絶対にビビる、と良く言われていた。 この様子、知らない人が見ていたら、ガタイの良いイカツイお兄さんが、おじいちゃんをあおり倒して、停車させ、殴り込みに行ったように見えたであろう。 しかし、現実は違う。 私は被害者なのだ。 しかも、保育園に行く途中の息子と、出勤前の嫁も乗っている。 根はこんなに優しい人なのに、きっとおじいちゃんには悪魔に見えたであろう。 そして、おじいちゃんの横に立って、「ミラー当ったんですけど、気が付きました?」 と言うと、おじいちゃんは、「え?何か当たったと思うが全然気が付かなった」と。 いやいや、当たったって気づいているのに、気が付かなかったとか訳がわからない。 嘘である。 何故ならおじいちゃんはミラーが当たった時、ウィンカーを出していたのだ。確実に異変は感じていたのだ。 そして、ミラーに異変を感じたおじいちゃんは走行しながらミラーを直す様子を、私は後ろからずっと見ていたのだ!!! しかし!しかしだ!!! 私はお年寄りにはめっぽう優しいのだ。 おじいちゃん、おばあちゃんコなのである。 なので、「おじいちゃんね、さっき私の車のミラーとおじいちゃんの車のミラ-当たったの。でね、少し私の車のミラー壊れてるから」と私。 すると、「あれ、そうなのかい」とおじいちゃん。 くっそ、しらばっくれやがって・・・・。 「とりあえず、私も急いでいるから警察呼んで事故処理だけさせて」 と私。 地下鉄一駅分逃走したおじいちゃんだが、幸いにも交番の斜め前で停車してくれたのだ。 おじいちゃんが、車から降りて来た。 どうやら私の車の損傷が気になるらしい。 すると、道幅が狭く、車がビュンビュン通っているのにおじいちゃんが車道に出て損傷したミラーを確認しに行ったのである。 車の損傷はミラーの外側が少し割れたぐらいの軽症だったのだが、 案の定、今にもおじいちゃんが他の車にひかれそうになっている。 見かねた私は「おじいちゃん!!!!車にひかれるからそんなところに立っちゃダメだよ!!」 と、強い口調で。 そして、おじいちゃん「警察呼んだの?急いでいるんだ」 と、私に訴えてくる。 え、私も急いでるんですけど・・・・。ってか、迷惑かけてるのそっちなんだから警察呼ぶの本来ならアナタですよっ!!!!! しかし、私は「そんな一時間も二時間かかる処理じゃないから、30分もあれば十分処理してくれるから」 と言うと、「9時から病院なんだ。間に合わない」とおじいちゃん。 どこの病院?と聞くとすぐ近く目の前の病院で、時刻は8時15分。 十分間に合うのである。とにかくこの場から去りたいおじいちゃん。 が、私は逃がさない。 色々私も人生経験がありまして、事故処理は普通の方よりかなり慣れているのである。 ちょっと、イラっと来た私は「おじいちゃん、気持ちはわかるんだけどね、本当はまず最初に、体は大丈夫?ケガはない?ごめんないさい。が先じゃないかい?しかも車に赤ん坊、嫁乗ってるの見てるんでしょ?」と話をぶった切りました。 しかし、おじいちゃんの攻撃は続く。 「修理代はいくらなるの?」と。 え、いきなりそこに話飛ぶの・・・・・。 私の怒りのボルテージは徐々に上がってきた。 「私、車屋じゃないからわからないけど、ミラーだけだと思うからそんにしないんじゃないですか」 と。 まだ、冷静だ。 ここで、おじいちゃんがまたまた、攻撃を仕掛けて来た。 「もう何だか面倒だから、今1万円あげるからこれで無かったことにしてくれよ」 と。おじいちゃん。 私はこの時、クリリンがフリーザにヤラれた時を思い出した。 あ、やばい、金髪になりそう。 しかし、堪えるんだ。私はお年寄りには優しいのだ。 なので、 「おじいちゃん、1万円じゃ足りないよ」 と私。 ふーーーーーーーーーーー。 プッツンの山を乗り越えたぜーーーー。 とりあえず、嫁に息子を連れて保育園に行ってくれと言い警察を待つことに。 すると、すぐに警察が到着した。 警察とのお話合いが始まる。 警察はおじいちゃんに「どんな感じの事故だったのですか?」と聞く。 するとおじいちゃんはおじいちゃんの車の右ミラーを指さして、このミラーがあの車のミラーに当ったんだと私の車の左ミラーを指さした。 おいおいおいおい!!!! 違うだろ!!!! それじゃ私が停車中のおじいちゃんの車にぶつけたみたいじゃないか!!!!! 慌てた私は、警察官に「逆逆逆逆!!!!!」 と説明。 「私が、停車している時に、後ろから来たおじいちゃんの車がミラーをぶつけてしまって、ここまで気が付かないで走って来ちゃったと言っていたんです!!!」 と説明。 その後も警察とのやり取りが怪しいおじいちゃん。 私もため息が出て来たので、警察官と少し離れたところで 「おじいちゃん、ちょっとボケ気味アピールしてますけど、私の車に当てた後、何回も停車するように呼び掛けたんですけど、この信号に捕まるまで逃げ続けたんですよ。多分確信犯だと思います。」 と説明。 すると、警察官。 「そんな感じしますよね・・・・。雰囲気は感じてます。言ってることに信ぴょう性がないですね。それではそのように事故処理しますね。」 と、お話しを理解してくれました。 おじいちゃんとはその後、連絡先を交換して別れました。 結局その後、嫁を会社まで送って、家に帰って来たわけですが、車の修理工場に行ったりなんなりしてたら、とてもじゃないですが、釣りに行く時間では無くなってしまったので、本日の釣り予定。 終了でございます。 その後、買い出しに行ったり、トイレ掃除したり、テーブル磨いたり、床掃除したり、お風呂掃除をして、晩御飯の準備をして、次に釣りに行く時に嫁さんが気持ちよく私を送り出してくれるようにポイント稼ぎをしたんだとさ。 ちゃんちゃん。 クソー!!どなたか慰めて下さい!!(笑) まとめ話に続きがありまして、夕方におじいちゃんから電話が来て、ひたすらごめんなさいって謝っていました。きっと奥さんにしこたま怒られたんでしょうね(笑)謝っている相手に追い打ちをかける必要はないので、「お互い怪我がなくて良かったですね。おじいちゃん、病院も大事だけど、ちゃんと前見て運転するんだよ!」って言っておきました(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.11 10:10:37
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