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CSI :Miami Files Annex

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January 31, 2013
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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
今回の新人女医(医学生)は倫理面、誠実さをモットーとする、いわばキャメロンの役割のキャラでしたね。
ハウスの口からもはっきりと、自分が投げた球を投げ返してくれればよい、ということなので、ハウスにとって診断をする上で必要なだけで、言わば使い捨ての存在です。
思い出してみると「House」ではチームと呼ばれる医師たちを首にしたり、新しく雇うために競わせたりの繰り返しで、個々人のバックストーリーを扱うことも初期にはありましたが、今は全くないように思います。
全体としてネタ切れというのか、辛うじてシーズンを続けているなという感じが否めません。
その中で唯一新しいステージに進んだハウスとカディの関係が興味深いですが、それもいつまで続くのか、微妙なところですね。



アンダーソン上院議員の選挙参謀、ジョー・デューガンが湿疹の症状で診断を受ける事になった。肝機能が下がっており、単なる肝障害かと見られたが、肝炎の検査では陰性だった。
カディは自分が選んだ天才医学生のマーサ・マスターズをチームに加えるよう、ハウスに命令する。
マスターズは知識は豊富だが、ハウスの勢いに気後れしてしまい、さらにデューガンの家を勝手に捜索することについても道義心から不法侵入になるのでできない、と玄関で立ち尽くす。
タウブはなぜかマスターズが苦手で、フォアマンたちはその理由を詮索する。
デューガンの自宅には未殺菌のサイダーがあり、大腸菌に汚染されたのかと考え、抗菌薬を投与し血漿交換を行う。
まもなく選挙があるというのでデューガンは病院でも仕事を続けていたが、突然身体が麻痺してしまう。
症状が緩和したので、血栓による一過性の脳虚血発作かと考える。ハウスはなかなか自分の意見を言わないマスターズを徹底的に攻撃する。
デューガンがアンダーソン候補に不利なCMを流出させたというので、判断力が低下しているかも知れないと考えられ、神経内分泌腫瘍ではないかという。
ハウスは血液検査でDICを探し出せと命じる。
ハウスは患者の命を救うために医師は患者に嘘を付いて良いかどうかで、マスターズと対立する。
マスターズもすっかり自信をなくし、辞めたいと言いだす。マスターズを首にするというハウスに、カディはチャンスをあげて欲しいと言う。
MRIでは腫瘍は見つからず、患者はCMを流出させたのはアンダーソン議員本人で、自分は判断力は鈍っていないという。
DICは確認されなかったため、残りは毒物が考えられる。患者の症状は腎臓にも及び、マスターズはHSPではないかという。
治療法としては化学療法とステロイドがあるが、ハウスは時間がかかる化学療法を選ぶ。
マスターズは患者本人に選ばせるべきだと言い、選挙まで5日しかないので患者はステロイドの治療を選んでしまう。
しかし命を守るためには化学療法だというハウスは、本人には黙って勝手に薬を変えてしまう。義務を果たすべきだというマスターズは患者にそのことを話しハウスは再びクビを命じるが、患者は肺水腫を起こしていた。
患者の家に住血吸虫を起こす巻き貝を飼っていたかも知れないと調べる事にするが、巻き貝はいなかった。タウブ、フォアマン、チェイスは不法侵入で逮捕されてしまう。
カディとハウスはマスターズをクビにするかどうかで激しく対立する。
しかし、タウブたちが診断に参加出来なくなったため、ハウスはマスターズを雇い直すことにする。
アンダーソン議員は記者会見でCMを流出させたのはデューガンだったと決めつけ、解雇するという。そのニュース映像を見たハウスは議員の手の甲に紅斑があるのを見つけ、議員と患者が関係してC型肝炎に罹ったのではないかと考える。
しかし患者は性的な関係もコカインの回し打ちもしていないと答える。
ハウスは最初に肝炎の疑いがなかったのは肝臓が血清タンパク質を精製してC型肝炎を隠していた可能性があるという。
インターフェロンを投与したところ効果が無く、打つ手が無くなったハウスに対して用済みとなったマスターズはA型肝炎に罹患させれば15%の確率で治るかも知れないと答える。
しかし、そんな危険な治療法はカディが許すはずが無く、C型肝炎である証拠が必要だという。
患者の検査結果からはC型肝炎の擬陽性は出ておらず、ハウスは悩んでウィルソンに相談する。ウィルソンは患者の命を取るか、カディとの恋愛関係を取るかどちらか決めろという。
ハウスはアンダーソン議員の血液検査を行い、その結果を患者のものとしてカディに報告する。
マスターズはハウスの意向に楯を突き、事実を患者に伝え、A型肝炎に感染させる。
症状は回復していくが、アンダーソン議員は当選しても患者の事を切り捨てる。
タウブはマスターズをホプキンス大学の入試面接で担当し、そのことをマスターズが覚えていなかったようなのが気になっていたという。
マスターズは正式に雇われることになったが、カディはハウスの虚偽の報告に気付く。



ハウスにとって、真実を知ること、病名を決定することが一番の関心で、患者の命を救うことはあまり興味がなかったような気がするのですが、今回は医師として嘘を付かないことと、嘘を付いてでも患者の命を救うことを天秤にかけ、ハウスは後者の立場を採りました。
これも意外という気がしましたね。長い間にキャラクターが変化したのかな。
一方、カディは常に病院を訴訟から守り、リスクを避ける方向に来ていました。
そこに個人的な関係が入ったため、医師として嘘を付くハウスをどう判断するかを悩まざるを得なくなった。
ハウスとしてはカディとの関係を失ってもでも、患者の命を救いたかった(それも賭けでしたが)ということになり、さて、2人の関係は今後どうなるのか。
確かに複雑な関係になりましたね。
タウブのためらいはあまり深刻な事ではないと思いますが、年のせいかとフォアマンたちにからかわれているのがおもしろかった。
なぜか、2人でバスケの対戦をやって、意外にがんばるところを見せたタウブ。
先週はアジア系の小児科医にけちょんけちょんに言われて、そういう年代なのだろうか。(笑)
マスターズのような、周囲とは異質な存在はやはりおもしろいですね。
「ハウス」にはキャメロンのような存在が必要だったと言うことかな。


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Last updated  January 31, 2013 03:08:22 PM
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