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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
ハウスの仲間思いの面が見られたエピソードでした。
今シーズンはしっとりとした話が多いですね。 それにしても、出来事を全て覚えている事なんかできるんだろうか。頭が爆発しそう。 ヒントは最初から出ていましたね。 タイトルは聞き覚えがあるなと思ったら、映画「カサブランカ」で有名な「As Time Goes By」の歌い出しですよね。 それを思うと、なかなか粋なタイトルでしたね。 ウェイトレスのナディアが仕事中急に足が動かなくなり、ハウスたちの診断を受ける事になった。 CK値が高く、何よりも思春期以降の全ての出来事を記憶しているというのがハウスの興味を惹く。 チームは毒物の影響を考えて職場と自宅を捜索する。 タウブが病理学の認定試験で及第点に至らなかったため、ハウスは仲間同士で対策するように命じる。カディの命令だという。 タウブは風邪にせいで調子が悪かったと言い、フォアマンに面倒を見てもらいたいという。 ハウスは元妻と別れたウィルソンを力づけようと考えるが、「サラ」という存在がいると聞いて急に気になり出す。 患者の自宅には趣味なのか大量のジグソーパズルがあり、最近ベジタリアンになったらしいが、下剤を飲んでいたようだった。 マグネシウムを大量に摂取した高マグネシウム血症かというが、血圧や心拍数に変化がない。 患者の記憶がどれほど詳しいのか試したハウスは若年性パーキンソン病を疑い、神経学的検査と薬物治療をオーダーする。 ウィルソンの家に忍び込んだハウスは、ウィルソンが猫を飼いだした事を知り、それは独身男の末期的症状だという。 ウィルソンは隣家の猫を引き取っただけだというが、ハウスは何とか猫を諦めるよう画策する。 ナディアの姉エレーナが見舞いに現れるが、ナディアは急に胸が苦しくなり出す。姉妹は不仲で6年間あっていないという。 不整脈の症状はパーキンソン病ではなく、QT延長症候群ではないかというので、ハウスは負担検査を命じる。 そのために、マスターズはエレーナの存在がナディアにストレスを与える事を利用する。 ナディアは昔エレーナに車でぶつけられた事を根に持っており、2人が激しい言い合いを始めると案の定心拍数が上がる。 マスターズはエレーナに事情を説明するが、エレーナは妹が過去のことを決して忘れず許してくれないので嫌なのだと去っていく。 ナディアの呼気にアンモニア臭があり、腎不全の症状が見られた。 自己免疫疾患などの病名を検討するが、ハウスはステロイドの投与と透析を命じる。 タウブはテスト勉強をする気が全くなく、ハウスはもし合格しなければ、家庭教師役のフォアマンを保険担当の仕事に追いやるぞと脅す。 タウブはカディが気にしているのではなく、ハウスが自分を必要としているのだと思う。 フォアマンはホテル住まいのタウブに兄の部屋を貸し、勉強しろと迫る。 ナディアは姉を恨んでいるのではなく、一緒にいると損をすることが多く、悪いことを忘れる事ができないので閉め出すという。仕事もあえて他人と関わりのない場所を選んだ。 その時、ナディアは呼吸が苦しくなる。 それは自己免疫障害とは関係なく、さらに皮膚に湿疹が出てハウスは透析湿疹だと言う。 こうなると、腎臓移植しか助かる方法はないが、仲が悪い姉はドナーになりそうにない。 ハウスは姉妹がぶつかるきっかけを作ったマスターズにエレーナを説得するよう命じる。 意外にもエレーナはあっさりと移植に同意し、手術が行われる。 テスト勉強するタウブは、さっぱり点数が取れず弱気になる。フォアマンは励まし続けるが、とうとうタウブは金で問題を手に入れる方法を選ぶ。 手術は上手くいったが、目覚めたナディアはけいれんを起こす。 ステロイドが効いておらず、自己免疫疾患の検査も全て陰性だった。 ハウスはもしナディアが損得勘定で動いているのなら、エレーナに例を言うはずだと言い、確かめろと言う。 チェイスは血栓を疑い、ヘパリンで治療することにする。 エレーナに面会したナディアは腎臓を与えてくれて例を言う。 打ち解けた姉妹は幼い頃の思い出を話し始めるが、やはりナディアは嫌な記憶を思い出してしまい、面会を途中で打ち切ってしまう。 チェイスは患者の手が勝手に動いているのに気付く。 ハウスはウィルソンを誘ってバーに行き、ウィルソンは知り合いのバリスタと気があって2人で出ていく。 しかし、その後は上手くいかなかったらしい。次の手を考えなければというハウスに、カディは自分が幸せになったら、ウィルソンに罪悪感を感じるのかと言い、今を楽しむべきだと言う。 ナディアの診断が行き詰まるが、自宅にたくさんのジグソーパズルがあったことを聞いたハウスは有棘赤血球の検査を行うように言う。 ハウスはナディアが紙コップの向きを気にするところを指摘して、強迫性障害だという。 過去のことを忘れられないのもそのせいだが、他の症状は遺伝性のマクラウド症候群だという。 これらは血液や神経の異常、強迫性障害などを引き起こす。 ハウスは治療はできないが投薬で症状を緩和でき、あと20年は生きる事ができると説明する。 チェイスはSSRIで特別な記憶力は弱まり普通の人になるかも知れないと言って薬を手渡す。ナディアは考え込む。 ウィルソンの猫を追い出すことは失敗したが、ウィルソンはハウスに次の女性を見つけるという。 フォアマンはタウブに開いている部屋にこれからも住むように勧める。 ナディアはついに薬を飲むことにする。 ハウスがウィルソンやタウブを大切にする気持ちを持つというのは、明らかに変化ですし、それはカディとのラブ×2の生活がもたらしたものなのでしょうね。 これまでは幸せ貧乏というのか、急にハッピーになってとまどうハウスが愛おしいです。 フォアマンとタウブのブロマンスにはちょっと意外な感じがしましたが、強面のフォアマンもNo.13がいなくなって寂しいのでしょうね。 タウブもどこまで落ちて行くのでしょうか。 できれば狭い人間関係に頼らないで、幅を広げて欲しいですが。(笑) そういうチームの状況に対して、今回の患者は本当に気の毒でした。 嫌なことを忘れ去ることができれば、人間はもっと幸せになれるのに。 そもそも、嬉しいことよりも辛い事の方が多いというのは良くあることだと思います。 でも、そこで「As Time Goes By」ですよね。 本当に覚えておかなければならないのは何か。 例えここで世界平和のために2人が別れる事になっても「私たちにはパリ(の思い出)がある。」あの恋は本物だった。決して君を忘れない。 私は「カサブランカ」が好きなので、もうこの引用だけで満足です。(爆) その他にもいろいろポップカルチャーの引用が多くて、遊び心満点でしたが、フォアマンがカイザー・ソゼをばらしたら、ダメでしょう。 これから映画を見る人もいるのにね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 15, 2013 09:22:52 AM
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