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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
意表を突くオープニングで、一種のロードムービーみたいなところがありましたね。
久しぶりのあの人に一体何があったのか。 タイトル通り、深く掘り下げていきました。ハウスの人柄が良く出ていたと思います。 ハウスは、1年前に姿を消したNo.13がニュージャージー州ミドルベリーの刑務所から出所するのを迎える。 ハウスはそのまま3日病院を休んで、チリ・コンテストとポテト・バズーカ大会に参加するのに、No.13を同行させるつもりで、道中、なぜ彼女が刑務所に入っていたのか知りたがる。 No.13はハウスがドミニカと結婚したり、カディと付き合っていたという話を聞いて驚く。 病院では36歳の中学教師が喀血しているのを診断するつもりだったが、ハウスが休むと聞いた男たちはマスターズに任せて自分たちも休もうとする。ハウスはNo.13と一緒であることを隠す。 喀血以外にも、頭痛、悪寒、胸痛があり、マスターズは中毒の可能性を挙げたため、ハウスは血液の培養テストと自宅の捜索を命じる。 患者はよく鼻血が出るというが、コーチをしているバレーボールで、数ヶ月前にボールが鼻に当たったという。 患者の自宅は片付いておらず、ゴミや収集物で溢れていた。家は電気もガスも止まり、フォアマンとタウブは患者が精神的な症状のために物を集めていると考える。 家の中の腐った物からあらゆる毒素が出ていると考えられるが、感染症は認められず、精神科での検査でも正常と判る。 No.13は半年間服役して、医師免許は審議会の結果が出るまで停止中だった。 何か不法な医療行為に関わったのではないかと疑うハウスは、No.13が高校生の時に科学フェアで賞を取っている事を調べ上げ、ポテト・バズーカ大会で力になってくれるはずだという。ハウスはここ4年間ハロルドという選手に負けてずっと2位だった。 No.13は同行を了承するが、その前に寄るところがあるという。 とある家を訪れたNo.13は出てきた男を蹴り上げる。しつこく理由を尋ねるハウスにNo.13は「人を殺した」と答える。 フォアマンはタウブが新人の看護士とデートをすると聞いて、気になり相手に理由を尋ねる。ところが今夜のデートはキャンセルになったと聞き、自分が家を空けている間に誰かを連れ込むのではないかと考える。 患者は病院に来てからの方が症状が悪くなっており、自宅の毒素が逆に悪化を防いでいたのではないかという。もう一度患者の自宅を調べていたマスターズは、女性が隠れているのを見つける。 それは患者の妻のニーナで、そもそも物を収集していたのはニーナだった。家にアライグマの糞がとってあったので、チェイスはQ熱を疑い、抗生物質で治療する。 現地についた2人はハロルドに挑発され、No.13は俄然やる気になってバズーカの改良に勤しむ。 ハウスは資格の審議会が早く開かれるように手を回してやろうと申し出る。それまでは助手として雇ってやっても良いという。 No.13はカフェで出会った男とバカなことをして、男が薬物の過剰摂取で死んでしまったと答える。 妻の行動に対して患者は寛容な態度を見せてきた。やがて患者の容態は回復するが、ニーナは心臓発作を起こす。 Q熱ではなかったということになり、収集癖が症状の一つだとするとやはりMRIで脳を調べるべきだという。 タウブのデート相手は別れた妻のレイチェルで、フォアマンの留守を狙って2人は家で会っていた。 そんな関係をフォアマンはレイチェルをもてあそんでいると批判する。 MRI検査で異常はなく、自宅の硫化水素のせいかともう一度家の中を調べる。 マスターズはニーナが積み重ねられた物の中から、彼女の人生の軌跡を辿る。 ハウスは夜中にNo.13が泣いているのに気付く。翌日、子供の頃の話をしていたNo.13は自分以外にも兄弟がいると口を滑らせてしまう。 ハウスは殺した相手が他人であれば、それほど悲しむはずはないと言い、病気の兄弟を安楽死させたのかと問う。 No.13は、症状が進み自分の身体をコントロールできなくなった兄弟から死なせて欲しいと頼まれて、薬を過剰に与えて安楽死させた事を認める。 そして自分は一人きりで、死にたくなったとき誰が死なせてくれるのだろうかと涙を流す。 無言のままのハウスに、No.13はそんな事だからカディに捨てられても当然だとなじる。 No.13の努力もむなしく、今年もハウスは2位に終わる。 ニーナの収集物を年代的に調べていたマスターズは、一番下からベビー服を見つける。 夫妻は不妊症で子供ができず、それが物を集め始めたきっかけだったという。 その報告を聞いていたNo.13は、それだけではないはずだと声を出してしまう。 ニーナは流産の原因となるエーラス・ダンロス症候群で、3度の流産をしていた。それを聞かされていなかった夫は9年間も嘘を付かれ、収集癖のせいで病気になりながらも君を認めてきたのにと腹を立て、病室を出て行ってしまう。 タウブはレイチェルにもう会うのを辞めようと言うが、レイチェルは結婚していて頃とは違い、今はこの関係が楽しいのだという。 患者の夫が病室に戻り、ハウスはNo.13を家に送り届ける。 「俺がお前を殺してやる」というと、No.13は月曜から病院に戻ると笑顔で答える。 多分、オリビア・ワイルドが映画か何かでしばらく撮影に出られなかったということなのでしょうが、クレジットにはずっと名前がありましたし、いつかは戻ってくるのだろうと思っていました。やはりきれいです。今が盛りの花というか、女優さんとしても乗りに乗っているという感じがしました。 役柄としてはこういう形で戻ってくるのは意外でしたが。 毎年参加しているポテトバズーカにウィルソンを誘ったが、断られた。それならばと、どこから探し出したのか、No.13が出所する情報を得た。 カディと別れ、ドミニカとはもちろん心を通じることはなく(というか、あえて拒み)、No.13の失態でもからかいながら暇つぶしをしようと思ったのでしょうね。 しかし、普段から自分の事は何も言わない彼女が月を見上げて泣いているのは本当に初めて見る姿でしたね。 病気に対する恐怖もあったけれど、ここまで悔いているのは一線を越えたからだとハウスは気付く訳ですね。 No.13の孤独感はハウスだからこそ判るのでしょう。 通り一遍の慰めの言葉はムダだと判っているし、共に仕事をしてきた仲間の支えが期待できると言っても、「俺が殺してやる」とまで言えるのは肝が据わったハウスしかいない。 最低限のそして最大の支えがあることで、No.13は元に戻ることができるのでしょう。 これで少し盛り上がりますね。 患者の妻は気の毒な経験で次第に物が捨てられなくなっていった。 夫はその姿を温かく見守っていて、その愛があるならこの先も大丈夫だろうなと感じました。 治療をしながらも幸せを得ることはできるのじゃないでしょうか。 とりあえず、清潔な家に住むことは健康のためにも大切です。 まあ、今週もマスターズのおかげで診断がついたわけですが。 タウブと元妻の話は本当にどうでも良いことですが、フォアマンがそれを気にしてちょっと「ミニ・ハウス」しているところが面白かったです。 フォアマンはNo.13の復帰にどう対応するでしょうね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 26, 2013 12:06:42 PM
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