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カテゴリ:Law&Order:組織犯罪特捜班
ステイプラーのハードボイルドを味わい、ストーリーもサクサクと進んで良い気分です。
Law & Orderのフォーマットからははみ出しますが、最新の話題を入れる工夫が楽しいですね。 ただまあ、冒頭のタコはさすがにいかん、他のものではだめだったのか。 イーライを守るため、ステイプラーは2人の男から暴行を受けたが、表向きには駐車場の場所で取り合いで争ったと説明する。 子どもたちは悪夢にうなされる父を心配し、キャスリーンは専門家の治療を受け薬を飲むべきだという。 ウィートリーのオフィスに仕掛けたマイクで、ヴァージニア州の不動産業者の男が脅されていることがわかる。 シナトラ殺害に使われたのと同じ線状痕を持つ弾丸が、ヴァージニア州で使われたことがわかり、ベルとステイプラーが現地に向かう。 被害者は郡の企業立地担当ジョスリン・ハウウェルで、処刑スタイルで額に一発撃ち込まれている。 片田舎のこの地は電気代が安いということで、世界中の70%のサーバーが置かれており、ウィートリーはここでデータセンターを建設しようとしたが、環境保護規定に違反しているということで許可が降りなかったという。 自前のデータセンターが欲しいのは当然で、ウィートリーはグアルド一家にも作るように勧めていたという。 ベルはグアルド一家にはジーナという潜入捜査官がいると明かす。 ジーナはウィートリーのメンバーに入り込もうと目論んでいるという。 特捜班はウィートリーの部下に脅されていたダニー・ライザーから事情を聞く。 ウィートリーはジョスリンに10万ドルを提示して、データセンター建設の許可を得ようとしたが、ジョスリンが欲を出して金額を釣り上げたらしい。 ウィートリーは激怒してジョスリンを殺したのか。 ライザーを脅した男は外国人風でイスラエルの訛りがあるようだ。 ステイプラーはライザーにデータセンターの内覧が許可されたとウィートリーに連絡させ、その画面に登場する。 ステイプラーはそのケーブルを切って、ウィートリーを激怒させる。 ウィートリーの元妻アンジェラは、長女のデイナがウィートリーの事業に本格的に任されているのが気に入らない。 アンジェラはステイプラーを密かに呼び出し、娘を守りたいのだという。 ウィートリーの財団の理事長でもあるデイナが、無料で地域の人々にワクチンを接種するイベントを開くのでステイプラーも来て欲しいと言われ、特捜班は手入れを計画する。 そこにはウィートリーも顔を出すのだが、アンジェラはデイナを連れ出して逮捕を免れるつもりだった。 特捜班がワクチンを違法に入手した疑いで、イベント会場に入るが、そのワクチンは盗まれたワクチンのロット番号とは異なっていた。 ウィートリーの逮捕はできなかったが、ステイプラーはライザーを脅した男を見つけ、持っていた銃を押収する。 特殊部隊の兵士などが使う銃で、男はイスラエルのモサド出身で傭兵をしていたアイザック・ベッカーとわかる。 銃はシナトラとジョスリンを殺した凶器と断定された。 ベッカーはバイクで女のところに通っていることがわかっている。 ベルはジーナにウィートリーの息子リッチーに接近し、自宅のワインセラーの中にマイクを仕込むように指示する。 リッチーはジーナにぞっこんで、ジーナはグアルド一家のジョーイの恋人になっていた。 リッチーはジーナに今夜誘いに行くという。 クラブでグアルド一家がVIPルームで飲んでいるところに、リッチーがジーナを誘い出そうとして騒ぎとなる。 取り巻きがウィートリーに連絡し、その場にウィートリーとベッカーが現れ、何とか騒ぎを収める。 ジーナはウィートリーに取り入り、誕生日パーティに招待された。 ベッカーはウィートリー親子と別れ、バイクで出かけたところを特捜班が2重殺人の容疑で逮捕する。 私はジーナ推しですね。 NYPDにこういう人材がいるのですね、ウィートリーに殺されないかハラハラしながら見ることにします。 ボコボコにされたステイプラー、ますます人相が悪くなっていきますね。 ベルにはグラディエータータイプと認識され、男社会の権化、ベテラン警官が女性上司の下でどう動くのか。 助手席に座ることに慣れていないでしょとか、黒人で女性でゲイというベルにはたった一度のミスも許されないのだ、とか、意味ある会話がありました。 もちろんドラマの主役はステイプラーなので、2人は同等のパートナーという形で落ち着いたようです。 アンジェラは極悪人の元妻として、臆することなくウィートリーに対しているのが好感が持てます。 むしろ、ベルよりもドラマの要という感じですね。 彼女の協力があれば、捜査にも大きな援軍となるでしょう。 ジェットも印象的だし、そういう意味では女性陣が頑張っていますね。 ワインセラーが電波が漏れないファラデーケージになっているということでしたが、そこから携帯電話をかけて繋がるのか、と素朴な疑問を持ちました。 ところで、冒頭のタコですが、本物を出すことはできなかったのかなあ。 日本人にはおなじみの生き物なので、あれではあまりに嘘くささが気になってマイナスです。 欧米人には悪魔のイメージがあるから、脅しに使う気持ちはわかるけれど、飼育は難しいらしいですよ。 逃げ出すし、それを飼っているウィートリーはさすがだということが言いたいのかも知れませんが、あれはやめたほうが良いです。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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