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カテゴリ:NCIS: ニューオーリンズ
最終話の1つ前、人情味を深める展開で、これがこのシリーズの本質だったなと思いました。
みな、自分のためではなく、誰かのために努力しています。 やはりバクラさんのドラマですよ。 プライドとリタの結婚式の準備が進む。 母親から過去の犯罪について知らされたコナーは複雑で、プライドを寄せ付けようとしない。 そんなコナーを狙う輩もいるため、プライドは心配する。 FBIがコナーを監視していることに気づき直談判するが、彼らはサーシャをワトキンスのクラブ爆破容疑で逮捕するためにコナーを利用する気だ。 コナーがプライドを避けるのはサーシャの差し金でもある。 ミーナはプライドに心を閉ざすコナーについて、父親はただ見守り愛することだという。 NSA所属のグラハム・モーガン大尉が2日前ギリシャで行方不明になった。 そのパスポートがルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港で使用され、盗まれた他人のパスポートを使った人物と同行していたことがわかる。 モーガンは軍需物資の手配をしており、NCISが2人の捜索をすることになった。 モーガンの連れはシリア人のファイサル・スレイマンとわかる。 ファイサルの父親タリク・スレイマン将軍はシリア諜報部のトップで、ヨーロッパで半アサド派が殺されているのに関わっていると見られる。 ファイサル本人はダマスカス大学で工学を学んでおり、アテネのホテルでモーガンと月に2度会っていることがわかった。 パットンはシリアの諜報部から資金を得ている人物が武器の違法所持で逮捕されていて、偽のIDを使っていることに注目する。 まずは、その偽IDの製作者から捜査を始めることにする。 頑なになるコナーにジミーが自分たちも家族だと話しかける。 ブルサードの血が悪事を働くことになるというが、ジミーは親の罪が子供に移ることはないと言い、結婚式ではコナーにギターを演奏してほしいという。 グレゴリオは狙っていた物件にキャンセルが出て、カーラと引っ越すことになるが、セバスチャンにそのことを告げられずにいる。 ためらったあげく言おうとすると、セバスチャンは2人の引っ越しを喜んでいるという。 サーシャがコナーを引き取ろうとプライドのバーに現れたところ、張り込んでいたFBIがコナーをバー放火容疑で逮捕に入ってきた。 プライドはコナーを告訴していないが、FBIの判断で逮捕はできるらしく、それはサーシャを自首させるのが目的なのは明らかだ。 サーシャはすでに口座を凍結されており、弁護士が頼めないので、リタがサーシャの代理人を引き受け、知り合いにコナーの代理人を頼むという。 リタは用意周到なサーシャが万が一の時に取引の材料を用意していると踏んでいた。 実際サーシャは南東部の犯罪組織の半数を潰せるほどの情報を持っていた。 プライドはコナーに面会し、サーシャがワトキンスのクラブを爆破した容疑でFBIに疑われていると話す。 リタは連邦判事に会って、サーシャの情報提供でコナーを釈放する手はずを整える。 偽のIDを使ってモーテルに宿泊している2人の男をカーターとコーリーが逮捕する。 モーガンはファイサルが母国で殺されるのでアメリカに入国させたという。 2人は愛し合っていたが、シリアでは同性愛は認められず、それを知られて殺されるという。 NCISは対応を考えるが、身分を偽って入国していることから亡命は難しい。 一方、シリア側からファイサルの身柄を返還するよう要望が出ている。 手術を受け退院しようとするファイサルに外交安全局の捜査官が現れ、移民担当判事の国外追放命令を見せる。 さすがにNCISも手を出せないが、何とか時間稼ぎをして国務省を動かす情報を得られないかと考える。 モーガンによると、ファイサルは政府の建築物の設計に関わっており、その情報なら取引の材料になるかも知れない。 リタの働きで取引が成立し、コナーは釈放となった。 しかし、サーシャは仲間を売ったことになり身の危険がついてまわる。 プライドは証人保護プログラムに入るべきだというが、サーシャは自分からコナーを引き離すためだろうと受け入れない。 コナーに一人暮らしをさせようと準備したプライドだったが、ジミーと一緒のコナーが暴漢に襲われ、誘拐されそうになる事件が起きた。 ジミーは負傷しながらも何とか誘拐は免れたが、コナーはこの場所は危険だという認識を新たにする。 ファイサルの政治亡命が認められ、しばらくは身柄が拘束されるが見通しが明るくなった。 モーガンには自分が起こした不祥事で、NCISがJAGの弁護士と共に力になるという。 プライドはコナーを襲った犯人についてサーシャに情報を求めるが、自分を狙う勢力は多すぎるという。 サーシャは証人保護プログラムにコナーと共に入ると言って、プライドを動揺させる。 結婚式の準備が急ピッチで進み、地味婚を望んでいたリタも周囲が盛り上がっていくことに恥ずかしくもあり、嬉しくもあり、でもそれはミーナのためだった。 実際のご夫婦としてはどう感じるのだろうと思いながら見ていました。 コナーは自分の周りであまりにも大きなことが起きて、すぐには受け入れられないでしょう。 時間とスペースが必要だが、サーシャをめぐってはそうのんびりともしていられない。 そこに、ジミーが本当に良い距離感でつきあっていますね。 サーシャにはコナーしかいない、でもコナーには家族がたくさんいる。 この違いはいずれわかる、という言葉が良かったと思います。 ミーナがプライドに授けた母親としてのアドバイスも効きましたね。 そしてついに来た、グレゴリオの引っ越し宣言、もし言ったらセバスチャンが悲しむかなとか、あれこれ気をもむところと、逆に全然平気だというセバスチャンにちょっとプンプンするグレゴリオが微笑ましいです。 片付けが苦手なグレゴリオを心配するセバスチャンが本当に姉弟みたい。 セバスチャンの顔を印刷したクッションは、嫌がらせじゃないでしょうけど、セバスチャンらしいかな。 リタはプライドのために、コナーを取り戻す方法を画策し、見事にコナーを釈放に導く。 さすがですね。 でもサーシャの身はますます危険となった。 それは自業自得なのですが、サーシャは往生際が悪いです。 実質最後の事件となるモーガン大尉の失踪ですが、愛のためだったとはこのシリーズらしいかな。 モーガンは除隊することになるのでしょうが、ファイサルと新しい人生を歩んでいってほしい。 それにしても、アメリカはそれぞれの機関が真面目に仕事をしますね。 取引の材料を持っていることの重要性を感じました。 さて、いよいよ最終話ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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