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カテゴリ:NCIS:ハワイ
本家、LAとのクロスオーバーの2話目。
途中までダラダラとした流れで興味を失いそうでしたが、最後はなかなかだったかな。 「NCIS」シーズン20第10話『チームプレー』の続き。 DCから誘拐されたテナントとジミーは、サム・ハンナも捕らわれている事を知る。 監禁されている場所は移動の時間からハワイと見られるが、そこにスタンガンを持った黒尽くめのグループが現れ、リーダー格の女がここは非友好国だという。 女はCIAのメリーナ・デヴリンと名乗り、NCISのサイモン・ウィリアムズの捜査が迫り本人だけでなく周囲を危険に晒していると説明し、捜査内容について真実を話せば、テナントらの質問にも答えるという。 パーカーがハワイ支局に到着する。 サイモン・ウィリアムズの共犯者はハワイにいるはずだとして、FBIのウィスラーと共に捜査を始めるが、ヴァージニア州でサイモン・ウィリアムズを名乗って死んだ男の身元はいまだ不明だ。 ただウィリアムズの暗殺事件で関連がある人物として、メル・カノという男の名前が上がった。 フリーの工作員でFBIの監視対象となっており、パーカーがハワイ入りした数時間前に到着していた。 アーニー・マリクがカノを追跡すると、空港でレンタカーを借り現在車はワイキキの駐車場にあるという。 しかしカノは車のトランクの中で遺体で見つかった。 そこにもう一人CIAのメリーナ・デヴリン(*)と名乗る女が現れ、カノは3捜査官を誘拐した事件とは関係ないという。 パーカーやハワイの捜査官たちはCIAが国内で活動することに疑問を持つが、デヴリン(*)は見学と助言のためにここにいると言い、カノはウィリアムズの仲間だが、ウィリアムズに殺されたという。 捜査側の動きはウィリアムズに筒抜けで、政府内にスパイがいるらしい。 さらに、ハワイにはウィリアムズの本拠地があるという。 FBIの鑑識がカノの体に付いていた土を分析し、ハワイでは珍しい微生物を含んでいることがわかる。 ノーマン・デルが所有するノームズ・フローラという種苗店が輸入しているという。 不思議なことにノーマンの情報が全くたどることができず、パーカー、ジェシー、デヴリン(*)が現地に向かう。 テナントらの前で、デヴリンはサイモン・ウィリアムズに情報が漏れることを恐れ、安全のためにわざわざNCIS捜査官たちを誘拐して話を聞くという。 死んだハーディングのメールも電話も傍受されていたが、ハーディングはCIAの元工作員だった。 CIAは長年ウィリアムズを追っており、核心に近づく度に情報提供者や証人が死んでいるという。 テナントやサムはデヴリンの言葉を信じられずに押し問答が続くが、デヴリンは妥協してパーカーにだけ電話連絡することを認める。 テナントはCIAの施設でメリーナ・デヴリンに尋問を受けていると報告し、パーカーは戸惑う。 テナントは誠意を見せると言ってデヴリンを安心させ、反撃に出る。 サムもCIAの戦闘員たちを倒し、ジミーも参加してその場を制圧する。 ノーマンのオフィスを捜索していると、デヴリン(*)がパーカーらに銃を向け、ウィリアムズの情報を教えろと脅す。 その時、ノーマンが外からオフィスに銃弾を撃ち込み現場は混乱する。 沈静化した時にはノーマンもデヴリン(*)の姿も消えていた。 ノーマンがウィリアムズで、あの女はウィリアムズの手下だったのかもしれない。 一同はハワイ支局に集結し、情報を共有する。 サムはカレンと連絡が取れないと気にする。 ノーマンがウィリアムズだとすると、なぜ彼は手下を殺すのか。 テナントらが取り押さえたデヴリンを取り調べると、身元は10年間CIAに所属するメリーナ・ルース・デヴリンと確認された。 しかし、もう一人CIAに7年所属するメリーナ・マリー・デヴリンも存在することがわかる。 デヴリン(*)は偽物でモーガン・ミラーという名前だという。 ただ、モーガンもまたある意味CIAで不正工作や諜報活動をする請負人なのだ。 そのモーガンはウィリアムズの手下で、彼の手下があちこちにいるのでデヴリンは秘密裏に動かなくてはならなかったと説明する。 アーニーが調べたところ、ノーマンは17もの偽名を使っていることがわかり、その偽名もメル・カノやハーディングが使っていたこともわかる。 社会保険番号や職歴など手の込んだ経歴を使って身元を偽装していることなどから、政府が絡んでいることは間違いない。 彼らの経歴に出てくる「ヘイヴン」という会社の名前は、デヴリンによるとCIAの情報センターで、潜入工作の支援をする組織だという。 しかし、何年も前に閉鎖されており、それはハワイにあった。 サムはカレンを探すためにLAに戻り、パーカーはヴァンス局長が尋問するためにデヴリンをDCに連れ帰る。 モーガンが使う偽名で宿泊先が判明し、カイとウィスラーが侵入する。 そこにNCISの捜査官の顔写真が貼られたボードがあり、突然姿を現したカレンがウィスラーに銃を向ける。 カイとカレンが知り合いだったことでやっとお互い味方であることがわかる。 サイモン・ウィリアムズのかつての基地という地下壕にテナントとジェシーが足を踏み入れると、そこは大量の資料と情報機器が並ぶ秘密基地だった。 2人はいきなりノーマンに襲われるが、ノーマンはサイモン・ウィリアムズは人ではないという。 サイモン・ウィリアムズは架空の殺し屋の名前で、CIAが80年代にテロ組織のリーダーや麻薬王を暗殺するために作り上げた計画そのものだった。 工作員は軍の特殊部隊を中心にスカウトされ、ノーマンもハーディングもメンバーだった。 標的を与えられた者がウィアムズとして痕跡を残す。 しかしこの計画は1993年に政権交代の際閉鎖されていた。 それが何者かが再開したという。 本来の目的ではなく、もう20年もターゲットが私物化されていると見られ、初期の関係者が次々と死亡していった。 ハーディングは国防総省からサイモン・ウィリアムズのデータを盗み消去したが、その件でハーディングはハワイに来るつもりだったと見られる。 アーニーの情報では、3日後にサイモン・ウィリアムズ関係者について公聴会が開かれることになっていて、元工作員がサイモン・ウィリアムズとCIAの関係を証言するはずだったという。 ハーディング以外にもう一人生き残りがいるらしい。 ノーマンはその名前を明かず、ハーディングが仲間の名前を守ったように、自分もこの基地を爆破して消滅させるという。 テナントとジェシー、ノーマンが基地の外に出ると、モーガンが率いる軍団が現れた。 ノーマンが元工作員の名前が知りたければ中にあるというと、部下が中に入る。 その時ノーマンが起爆装置を押して、爆発が起こる。 それをきっかけにモーガン一味との間に銃撃が起こり、ノーマンは撃たれ死亡した。 カレンとカイ、ウィスラーが到着して激しい銃撃戦を制するが、撃たれたはずのモーガンが姿を消した。 地下壕からはほとんどの情報が失われたが、辛うじて手にした古い写真をジミーが修復すると、30年以上前のメンバー、ハーディング、ノーマンらの姿が浮かび上がる。 このうち4人が数週間内に死亡しており、一人がキルブライドであることがわかる。 生存している残りの一人はキルブライドで、命を狙われているという。 一同はLAへ向かう。 「NCIA:LA」シーズン14第10話『A Long Time Coming』へと続く。 3つのシリーズのメンバーをシャッフルしていつもとは違う組み合わせを楽しむ回だったかもしれません。 個人的にはテナント、サム、ジミーの組み合わせは全く機能していないなあと思いました。 CIAだという女とのやり取りが退屈だったのと、あのサムまでが誘拐されたのが無理っぽい感じ。 パーマーくんが単独で笑いを取っていたのが多少救いになっていたと思いますが、サイモン・ウィリアムズの本拠地があるというハワイにわざわざ連れて行くのも、余計に危険に近づくような気がするなあ。 せっかくのハワイの風景を楽しめなかったのも残念。 ジミーもアーニーとせっかく直接対決するのだから、もっと遊べたかも。 まあ、中間のエピソードなので損なところはありましたね。 ノーマンが殺されたのは残念でした。 諜報の世界が説明されて、やっとストーリーが繋がりましたが、たまたまアクションチャンネルで「エージェント・ハミルトン」を見たばかりだったので、通じるところはありますね。 作戦上工作員の名前をコードネームみたいに、個人の名前にするのって、リアリティはあるのかしら。 現役のCIA工作員と元CIA工作員で請負人というのも、複雑ですよね。 これだと、CIAは犯罪者を大量に養成していることになって、これで良いのかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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