カテゴリ:国際政治
クロニクル 小泉首相訪朝
2002(平成14)年9月17日 15年前のこの日、「北朝鮮」訪問を決断した小泉首相は、平壌(ピョンヤン)を訪問、金正日総書記と会談しました。 席上金正日総書記は、日本人拉致の事実を認め、生存者の日本訪問を認め、拉致の事実について、遺憾の意を表しました。しかし、拉致された人々の多くが、既に死亡している旨の報告に、日本側出席者は驚きを禁じえず、強硬派は交渉を打ち切って即時帰国を主張するなど、訪朝団の中で、足並みの乱れが問題となる局面もあったようです。 しかし最終的には、首相の判断で交渉は継続され、日本側は日本の植民地支配を謝罪し、北朝鮮は日本人の拉致を認めて謝罪しました。両者は国交正常化交渉の再開を約し、「日朝平壌宣言」に調印しました。 それから15年。3家族5人の拉致被害者とその家族の帰国は実現しましたが、死亡したとされた人々の死亡時の状況、遺骨などの返還は進んでおらず、今なお、今後の課題とされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[国際政治] カテゴリの最新記事
|
|