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単発ドラマ

2015.09.06
XML
カテゴリ:単発ドラマ
エリー@『マッサン』を演じたシャーロット・ケイト・フォックス主演
ということで観ました。


キャサリン・シリーズはどれも未読。
かたせ梨乃版ドラマはチラ見程度。
マンガのみ何作か読んだことあり。
…という程度(笑)

マンガでは、もっと若くて明るくて元気溌溂というイメージなので
シャーロットはちょい大人しい感じ。
でも、所々でオチャメな顔を見せているし
何よりドラマの中で浮いていないところが、さすがですね。

日本のドラマに外国人が出てくると
そこだけ空気が変わってしまった様に見えることが少なくないでしょう?
『マッサン』のおかげか日本人向けするカワイイ系のルックスのせいか
シャーロットは上手く溶け込めていたと思います。

逆を言うと、あまり新鮮味はなかったかなあ>スマソ
CMで見かけると「おお、シャーロットだ!」ってなるのに
ドラマでは、何ていうか…当たり前にそこにいる感じ?
逆の逆を言えば、役者としての強みってことなのかもしれません。


ドラマそのものは、あまり面白くなかったです>スマソ

何つーか、緊張感ないし…寧ろ間延びしてるし
親友を始め多くの人が死んでいるのに悲壮感みたいなのもない様な…

でもまあ、二時間サスペンスってこーいうものなのかも?


お金が絡んだ事件と思わせて
親の復讐と恋愛沙汰(横恋慕と逆恨み?)が真の動機だった―
というところも「らしい」かも?

その代わり、商談の方はどこかへ行ってしまったけど(^^;)

それにしても、あの密室トリックは何なんだ?
ギャグか!?

…という気も(^^;)

トリックそのものもそうだし
もしも、濱田マリが自分も残ると言い出していたら
高岡早紀に警察を呼びに行かせていたら
後始末はどうするつもりだったんでせう?

…ちょっと無理クリ>スマソ


濱田マリは『マッサン』でキャサリンだったので
彼女の本作出演はスタッフの遊び心ってヤツかしら?

他にも、ひじゅにも知ってる有名俳優が大勢出演していて
(それも、朝ドラでお馴染みの人多数)
しかも、その有名どころがアッサリ殺されちゃったりして
そこは面白いというか興味深かったです>ぇ

竜雷太と榎木孝明は役柄が大物なので良しとして
河相我聞なんて台詞もほとんどないし
存在感も示さないまま簡単に殺されてしまって
ちょっと笑ってしまったくらい>こらこら


シャーロットが歌うシーンや
一郎@谷原章介に日本語を教わるシーンは
キャサリンとエリーとシャーロットが重なって
やはり遊び心というかサービス・シーンって感じでしたね。

それにしても
アラサー設定の女性2人(キャサリン&笛木優子)が
『愛燦々』はないよな…という気も>スミマセンスミマセン

いや、『川の流れのように』よりは『愛燦々』の方が良いけれども…
いやいや、美空ひばりの歌唱力はジャンルを超えて素晴らしいと思うけれども…
いやいやいや、ひじゅにが演歌が苦手なのでそう感じるだけかもしれないけれども…

その流れで
キャサリンが愛しているというジェームズも
「ジェームズ・ディーンのことだよ~ん」なんて言うんじゃないだろーな?
と斜めの目をしていたら…亀というオチでした>どっちもどっち?


京流家元の息子@尾上松也をキャサリンが「愚息」と呼ぶところ
何度も自転車を走らせる一郎
SP2人との触れ合い
…等は、面白味があったと思います。

正直、イマイチ乗れなかったのだけど
それは気分の問題もあるから(笑)
乗れれば楽しめる部分だったと思います。

自転車は一郎の魅力に繋がるし

SP2人は車で待機しながら食事をするところが数回あり
   しかも、カッコつけて食べられるものではなく
   麺類だったりお菓子やバナナだったりと工夫してた


キャサリン&一郎と屋台で並んで座って飲食するまでになり

ラストではすっかりキャサリン派になった2人が
京土産(生八ッ橋?)を渡し

…と、フード理論を意識的に取り入れたかの様な描写で
好感持てました。


あと
ひじゅにが美的センスがないことや流行に疎いことを露呈してしまうけど
キャサリンのファッションにも、ちょっと不満が…

最初の方の黒いドレスは綺麗だったし
さり気なく簪を髪に差していたのも素敵でした。

でも、他のシーンでの
身体の線がバッチリ出ている白系のサマーセーター&スカートとか
何かイマイチに感じてしまいました。

赤は似合って可愛かったし
ジーンズや黒のベストは悪くはなかったかなあ…
でも、もう少し彼女を引き立てる服装があったんじゃないかなあ…


いつもは衣装のことなんて大して気にしないくせに
エラソウなことを言ってしまいました。

トンデモナイ勘違いである可能性大(笑)




原作:山村美紗『花の棺』
脚本:岡本貴也
演出:唐木希浩
キャサリン・ターナー:シャーロット・ケイト・フォックス
浜口一郎:谷原章介






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花の棺>電子書籍版


WABI SABI>シャーロット・ケイト・フォックス


生八つ橋>4色詰め合わせ








Last updated  2015.09.14 12:59:44
コメント(6) | コメントを書く
2015.01.29
カテゴリ:単発ドラマ
遅まきですが、ちょこっと感想をば(^^)


エルキュール・ポアロ勝呂武尊
おお、「」と「」だけ合ってる(笑)


一見、イメージが全く違う野村萬斎がポアロ役と聞いて
かなり期待していた。

多分、多くの視聴者がそうだった様に
最初は、あの声&喋り方に、ちょい困惑。

でも、もしかしたら
デヴィッド・スーシェ版ドラマの吹き替え@熊倉一雄へのオマージュかしら?
少なくとも、フィクションだということを強調して
作り上げられた物語世界をお楽しみ下さいということかしら?
つまり彼を案内役として?

と、好意的解釈。

で、結局のところ
それがドラマ全体を象徴していた気がする。


ぶっちゃけ
期待していたほどの斬新さはなかったけれど
懸念していたほどトホホなデキではなかったと思う。

つーか
なかなか面白かったデス。



私にとって初めて呼んだクリスティ作品で
傷跡が12、陪審員と同じ人数…という点が非情に興味深かった。

スーシェ版ドラマでは、ラストでポアロが下した結論が
原作や他の映像化作品とは違い、まさしく苦渋の決断で
その苦悩を深く描いていたところが衝撃的だった。

そして今回は、第1夜の段階で
そもそもの発端である剛力家の事件が身近に感じられ
関係者達の悲しみが切々と伝わってきた。


だから第一夜は良かったと思う。
あまり盛り上がりはなかったけど(酷
まあ、無難に作ってあるねって感じ。
ふぐの一夜干し等のクスグリに三谷節が出ているし。

第二夜は賛否両論ってところかなあ。
いや、面白くはあったんだけどね。


第一夜で剛力家のアレコレが行間から滲み出てくるのが良かったので
第二夜では、そこを直接描くと知って>観るまでは単純に前後編かと
ちょっと過剰じゃね!?と思ってしまった。

実際、第一夜の時ほど切ない感情は湧かなかった。

でも、作り手側としては
こちらの方こそ描きたいんだろうな…と思った。

事件そのものだけでなく
その後、何年もかけて計画を練り実行に至るまでのアレコレも。

原作には詳しく描かれていない部分なのでイジリ甲斐もあるだろうし。


ただまあ長いので緊迫感なくなっちゃってたけど
でも、そこはちゃんと登場人物の言動で説明してもいたしね。

つまり、当事者である彼ら自身が
時の流れにより最初の憤りをなくしてしまいつつあったこと―
計画がゲーム化してしまって、恨みより娯楽の様に変質していったこと―

ラストでは罪を問われなかったことで調子に乗って
必殺仕置き人みたいになろうなんて会話も見られたし…

ここのところは皮肉っぽくて悪くなかったと思う。
後味はイマイチだったけどね(^^;)



ポアロの決断はスーシェ版の様には行かなかったけど
だからこそアレは異彩を放っていて良しとしよう。

こちらの勝呂氏は、あまりにも明るく軽く
自らの信念を曲げてみせたけど(笑)
これが最大の皮肉だったりしてね。

少なくとも
作り上げられた物語世界の案内役として
綺麗に綺麗に纏めてくれた…と言うべきかも?




原作:アガサ・クリスティ
脚本:三谷幸喜
演出:河野圭太
出演:
【一等客室】
野村萬斎(勝呂武尊)、佐藤浩市(藤堂)
沢村一樹(能登大佐)、富士純子(羽鳥夫人)、草笛光子(轟侯爵夫人)
玉木宏(安藤伯爵)、杏(安藤伯爵夫人)、池松壮亮(羽佐間・万年筆販売員)
【二等客室】
藤木隆宏(保土田・輸入車セールスマン)、小林隆(益田・執事)、二宮和也(幕内・秘書)
青木さやか(昼出川・メイド)、松嶋菜々子(馬場・家庭教師)、八木亜希子(呉田)
【その他】
西田敏行(三木・車掌)、高橋克美(莫・鉄道省重役)、笹野高史(須田・外科医)
【剛力家その他】
石丸幹二(剛力大佐)、吉瀬美智子(曽根子)、小林星蘭(聖子)
黒木華(小百合・小間使い)





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ブルーレイBOX


缶バッジ


ふぐ一夜干し








Last updated  2015.01.29 21:51:18
コメント(4) | コメントを書く
2014.12.28
カテゴリ:単発ドラマ
録画してたのを、ようやく観た。
なかなか面白かった。


例によって原作は未読なので、あくまでもドラマの感想―


まず、登場する家が良いな♪

タイトルになっている坂道の家は勿論のこと
最初にヒロイン@杉田りえ子が住んでいた家も
彼女が建てた店も
幼馴染@川添直樹が住むマンションも。

舞台を現代に変えたことを象徴するかの様にモダンなデザインで
窓から光が差し込んでくる様子が素敵だと思った。


物語は、りえ子の少女時代のある出来事から始まる。

穴の上におびき寄せて…ってところは
映画『黙秘』と同じ>ワザと?

あちらは母が…
こちらは娘が…
というところで関連付けてる?

穴の中で母親@鷹子がカッと目を見開くところは
あの瞬間、娘の自分への憎しみに気付いたってことなのかな?

母親として、これ以上の苦痛はないだろうな。
いつか娘と2人で町を出たいと言っていた彼女だから。


そうした過去が先に語られたことで
後のりえ子の生き方にも嫌悪感はなかった。

あ、勿論、イケナイことですけど(^^;)

でも、寺島吉太郎に行き当たるまでは
サラッと描かれたせいか、相手の男側も割り切った関係だった様な
ドライな印象を受けたもんだからさ。

その分、寺島の場合は登場時から違う雰囲気が感じられ
彼はズタボロにされちゃうんだろうなあ…
後味悪そうだなあ…
と、ちょっと観続けるのが不安になってしまった。

後半の豹変ぶりに、そんな気持ちは吹っ飛んだけど(笑)

もう、目つきからして別人の様になっていて
さすが榎本明!と思ったよ。


尾野真千子&榎本明のコンビで松本清張モノは以前に『疑惑』があった。
あちらはオノマチが下品ちょっと手前みたいな味わいなのが良かった。
田舎のオジサンが夢中になっちゃうのも分かる、みたいな。

今回は、上品とまでは行かないものの(酷)
美形度が上がったというか、慣れきった日常の少し上に居る感がある。
現実にどっぷり浸っているオジサンが夢を追っちゃうのも分かる、みたいな。

どちらも絶妙と言えるかな。

まあ、今回はもうちょい妖艶な感じでも良かった気もするけど
でも、それではイカニモ危険な女って印象が強くなっちゃうかもな。


ところで、ちょっと疑問に思ったのは

調査会社に頼んだからといえ
母親の一件が殺人であること、りえ子が犯人であることが
簡単に判明しちゃうもの?

一応、事故として片付いてるんでしょ?

寺島が個人的にそう推理したとか
それでカマをかけたとかなら分かるけど
そういう描写じゃなかったよね?

単に私の理解不足?>有り得るあり得る

それから直樹は
あの状況で、あの坂道を、あれだけの氷を運んどいて
りえ子がしようとしていることを全く察することができなかったの?

てっきり 2人で示し合わせての行動かと思っちゃったよ。

それは母親の件でも同じ。
いっそ共犯にした方が良かったんじゃ…?

単に2人して…というのではアリキタリかもしれないけど
準教授だけあって頭良いハズの直樹が計画して
りえ子が実行して
その後は今も昔も直樹はトンズラ
…みたいな結末なら後味悪くて面白かったかも>ぇ


そうではなく彼は潔白、とするのなら
逆に彼も破滅するという結末であってほしい(酷

直樹の婚約者が写真を直樹に見せたシーンでは
りえ子同様“女のシタタカサ”を描いてんのかな?
と思ったけど

りえ子が逮捕されれば嫌でも直樹との関係は発覚するハズだから
直樹は罪に問われなかったとしても、婚約はダメになり
社会的に抹殺されちゃったりしてさ。


まあ、この最後にはバレるってオチは
倫理的には合っているのだろうけど
物語的にはよくあるオチなのが、ちょい残念かも>ぇ

ただ、イカニモ望遠レンズで見てるって感じの映像が何度か出て
その後に調査会社の話が出てきたので、そのカメラだったのかと思わせて
実は…という、どんでん返し風な描き方は面白かったと思う。



最期になりましたが

いよっ、オノマチ!!!

やはりコレを言わないとね(笑)
次作を楽しみにしてるぜ。




原作:松本清張
監督:鶴橋康夫
脚本:池端俊策
出演:尾野真千子、柄本明、小澤征悦、渡辺えり、笛木優子






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原作


極悪がんぼ


水に入れればファンタジー








Last updated  2015.01.02 14:25:51
コメント(2) | コメントを書く
2014.01.04
カテゴリ:単発ドラマ
いよっ、オノマチ!

ということで、やっと観ました(笑)

最初に『サザエさん』のアイディアを思いつくシーンから始まって
過去に一気に話は遡り、再び同じシーンに戻って、その後が描かれる―
という構成はテーマが明確で分かりやすかった。

紙に描かれた長谷川町子の(それも初期の?)絵が
現在放送中のアニメの絵にメタモルフォーゼするところは
ちょい強引な気もしたけど>ぉ
まあ、今の人(ひじゅに含む)はアニメの絵柄の方に慣れ親しんでいるものね。

…決してその乖離を示唆しているわけではないよね>穿ち過ぎ


実は私が『サザエさん』と聞いて真っ先に思い浮かぶのは
原作でもアニメでもなく、石ノ森章太郎の自伝マンガの1シーンなのだ。

若き日の章太郎が恋人にプロポーズするシーンで
「でも私、マンガは『サザエさん』しか知らなくてよ」
「良いんです…それで良いんだ」
という会話が交わされる。

昔、マンガは
田河水泡『のらくろ』に代表される
視点は正面、動きは左右という、いわば舞台劇を観ている様な
二次元的な手法が主だったそうだ。

そこに、いわば映画の様にマルチな角度からの視点を加えるという
三次元的手法を取り入れたのが手塚治虫
構図だけでなく、駒の形や大きさも変えたし
それだけでなく
そこに展開される内容にも、それこそ映画的に
笑いだけでなく、あらゆる要素を含む壮大な物語を描きだした。

石ノ森章太郎は手塚フォロワーとして、やがては独自に
マンガの上に色々な実験を施した。

そんな彼の妻となる人が『サザエさん』しか知らないというのは
当時の状況(マンガ世界の状況だけでなく世間でのマンガの立ち位置)
が伺えるだけでなく
何となく微笑ましいというか、マンガ本来の懐の深さや広さ優しさ…みたいなものを
感じさせて、今だに印象に残っている。

…前置き長過ぎ(笑)


その田河水泡の弟子であり
4コマ・マンガで一世を風靡し
今尚愛され続けている長谷川町子の生涯を
マチコ繋がりで(ぇ)オノマチが演じた。

これは事件です>ぇ


『カーネーション』もそうだけど
14歳の時からオノマチ本人が演じちゃってるところが良い。
髪の毛以外は違和感なし(笑)

この手のドラマって、ダイジェスト風になってしまうのは免れないんだけど
それほどには気にならなかったのは、やはりオノマチの演技力かなと思う。
だって繋がりがスムースで、次のシーンにもすんなり入り込めたから。


『カーネーション』といえば
現在放送中の『ごちそうさん』で、ヒロインが陣痛の最中に餅を食べてるシーンがあって
『カーネ』の糸子@オノマチが陣痛の最中にスルメを齧ってた姿を連想し
とても懐かしかったんだけど
この長谷川町子もマンガ執筆中(ある意味、陣痛の最中)にスルメを齧ってたので
ちょっと嬉しくなってしまった(笑)


内容的には
天才プロデューサーな母親や>でもノホホンとした性格なのが○
行動力ある社長の姉や>でも上品な感じが○
一番の読者である妹>自分は平凡と嘆いてたけど平凡な幸せを唯一掴んで○
と、家族それぞれの様子が描かれたていた。

でも、それ以上に
父親の影響が凄く強かったんだなあ…と、そこに感銘。

まあ、ファザコンとも言えるけど。
海老蔵に恋心を抱いたのも父親の面影を見たからというのが大きかった様子だし。

でも、イッセー尾形なんだものなあ。
そうなるのも分かるよなあ>ぉ

絵が好きで、あらゆる紙に描いてしまう…というのは共感わく。
真っ白なノートをプレゼントされて凄く嬉しいという気持ちもよく分かる。
そのノートをくれたのが父親なんだものなあ。


肝心のマンガの方は、絵が好きという前提があるだけで
深くは描いていない。
田河水泡への弟子入りも、水泡のキャラありきって感じで
町子自身の凄さみたいなのは、あまり伝わってこなかったな。
スランプに悩むところも、素人にも想像できる範囲でサラッと…って程度。

“ダイジェスト”だと思えば、それで良いのだろうけど
彼女が未婚のまま一生を過ごしたことで「幸福か否か」を判断しようとしている様で
ナンダカナ…な気はした。

創作の喜びと苦しみ…
“選ばれし者”としての喜びと苦しみ…
を、もっと掘り下げてくれれば彼女の「幸福」がもっと強く迫ってきたかも?

この“選ばれし者”ってのは、海老蔵とのエピでチラリ語られたし
結婚で象徴される“当たり前の幸せ”ってヤツは妹の人生でチラリ示されたし
創作に関しては水泡からの励ましの言葉に込められてはいたし
全く描かれてないってわけじゃないんだけど…>望み過ぎ?


でも、全体的には面白かったです。
長いのに長さを感じなかった。

これからも頑張れオノマチ!

↑結局これかい(笑)




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サザエさん うちあけ話


長谷川町子 思い出記念館


サザエさんの東京物語







Last updated  2014.01.04 19:42:28
コメント(6) | コメントを書く
2012.12.30
カテゴリ:単発ドラマ
いよっ、オノマチ!


遂に観た。
これは素晴らしい。
「どうしよう?」と思うくらい。
「どうしてくれんのよ!?」と叫びたくなるくらい。


これは、一言で表すならラブストーリー。


死を意識したことで故郷の島に籠り
身体的には“健康的”な生活を送りながらも
精神的には死に囚われ
その歪みが作品の低下という形で表れている老作家と

暗い色のスーツに身を包んだ
固い意志を秘めている様に見える女性編集者の。


冒頭、赤い金魚と黒い金魚が会話を交わしている様な仕掛けで
地元民の軽い噂話を通して作家の状況が示される。

それから作家のモノローグへ移行。
赤い花束を抱いた作家が病院の階段を上って行くシーンは
上方が白い光で透けていて、まるで天国への階段の様だった。


ここで“”と“”のイメージが提示される。


作家が女性編集者に興味を持ったのは
彼女が砂浜に海藻で描いた龍の絵がきっかけだった。

その後、彼女が作り演じる影絵の紙芝居を通して
作家は彼女に好意を持ち始めた自分に気付き、戸惑う。

それから、彼女が魚拓の技術を持っていることを知り
自分が可愛がっていた赤い金魚の魚拓を作らせる。

全てに(いわゆる)芸術が絡んでいるのが面白いし説得力があるな、と思う。
直接的な言葉や説明がなくても、互いの心に流れ合うものが見える。


…淡々とした語り口。
作家と女性編集者の辛辣だったりユーモアが漂っていたりする会話。


作家が描く官能小説の登場人物@金魚娘は
赤いミニスカートから伸びる足の美しさを誇っている。
暗い色のスカートから伸びるオノマチの足は綺麗だけど逞しい。

一見クールで
知的で落ち着きがあって
適度に距離を置いている印象のある
上品な敬語を纏い
オノマチの表情が微妙に変化する。

金魚の魚拓を取るところは息が詰まる様だった。

そして、病院の廊下で作家を見上げるオノマチの表情…
凄いなあ…
本当に凄い女優だと思う。


勿論、原田芳雄も素晴らしい。

聞くところによると、撮影時、彼は既に癌で余命宣告されていたそうだ。
その状態で、この役柄を演じるとは…役者は凄いなあと思う。

フレディ・マーキュリーが『The Show Must Go On』を歌う様なもの?
↑ちょっと例えが変?


ほとんど、この2人だけで構成されている。
そういえば、同じ渡辺あや脚本の『その街のこども』も
ほとんど、2人だけで進行するロードムービーだった。

こちらも、場所はあまり動かないけど
精神のロードムービーと言えるかもね。


まさに2人が火花を散らし
その火花でお互いを照らし合い
この上なく輝いた作品に仕上げてくれたと思う。



「お前が持って生まれ、そしてお前なりに守り通すであろうその命の長さに
 俺が何の文句をつけられよう」

この台詞は凄く切ない。
これを聞いた時点で涙が溢れた。


「心配するな、俺とて後に続くのにそんなに時間がかからんさ」

いずれ訪れる“死”を遂に受け入れることが出来たことを
示しているんだよね?


「だが、それでももし叶うなら、今生何処かでまた逢おう」

そしてその上で、“生”を見つめている。
“死”そのものというより、“死”への恐れという呪縛から
抜け出せた時に“生”への希望や意欲を取り戻せる。


「タバコ吸いてぇ~」

最後にこういう叫びで終わらせる、このユーモア感覚が優しくて良いね。
彼女が指摘した作品の低迷が吹っ切れたことの証だよね。


最初は“老い”を強調している様子だったけど
それは隠れ蓑に過ぎない。
彼の孤独を表面的に説明するための。

“死”も“生”も年齢や立場には関係ない。

鮒や鯵と金魚を分けるのは、やはり“赤”なんだと思う。
で、多分、“赤”というのは表面の色ではなくて
互いの間に生じる火花なんだと思う。





2009年/日本
原作:室生犀星『火の魚』
脚本:渡辺あや
演出:黒崎博
出演:原田芳雄(村田省三)、尾野真千子(折見とち子)





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Last updated  2012.12.30 14:57:57
コメント(10) | コメントを書く
2012.11.11
カテゴリ:単発ドラマ
いよっ、オノマチ!


例によって原作は未読>ダメじゃん
過去に4回映像化されているそうだが、どれも未見>ダメじゃん

一番最初の映画版は動画サイトで一部分だけ観ることが出来るのだが
球磨子(桃井かおり)も佐原弁護士(岩下志麻)も
今作とはキャラがだいぶ違う。

他3作はTVドラマで、どれも佐原役は男性が演じているので
やはりイメージは違う様子。

加えて今作は現代を舞台にしていて
携帯電話は登場するし裁判員制度も取り入れているので
全く別モノとして観るのが正解かも?>言い訳?



全体的にはとても面白かった。
不満はないわけでもないのだけど>ぉ



街灯のアップで始まる。

裏側が先に映ったので、すぐに何かは分からず、面白い導入部だと思った。
この街灯の光が意味を持っていることが後で判明するので、
思い返してさらに面白さを感じた>一粒で二度美味しい?(死語)


そして、オノマチ

某民放ドラマは初回を見逃したので、そのまま見ず仕舞い。
だから『カーネーション』以来、本当に久しぶりのオノマチ。

怒鳴る演技は糸子を彷彿とさせる。
ただ、今回は標準語だから
イマイチ歯切れが悪い様な気もしなくもなかった>スマソ

でも、やっぱ彼女の演技は好き。

糸子のストレートに感情を表に出すのとは逆に
激しい言動の裏に何かを隠している様子が表現されている。

蓮っ葉な感じを出しながらも下品になり過ぎず
かといって勿論お上品で浮いているわけでもなく(笑)

妖艶とは言い難いものの適度に色気を出してるし
何より美しい。
地味な大地真央と思ってたけど>ぇ
堂々たる美人じゃん。

だけど、どことなく田舎っぽく
同じく田舎の金持ち(に見えた)オヤジを夢中にさせるのに
程良い緩さみたいなのがあるし

それに、やはり、どことなく
寂しさの影みたいなのが漂ってもいる。

そうしたところがラストに生かされていると思うな。


常盤貴子も可愛かった。
竜雷太とのコンビが抜群。

激しいオノマチとノホホンとした常盤貴子の
それぞれのシーンが交互に描かれていた前半は
対照的ゆえにお互いを引き立てるためのドラマ的手法だと思うけど
ちょっとばかり分離していて相殺されてしまいがちだった気がしなくもなくも…

いよいよ裁判となり2人が顔を合わせてからも
宣伝文句程に緊迫感がないというか
2人の女のぶつかり合い…みたいな印象はあまりなかったな。

でも、常盤貴子が飄々としていながら鋭いところを突いてくるところや
だんだんと事件にのめり込み、思わぬ発見をし推理を進めて行くところは
なかなか面白かった。

彼女がお金を注ぎ込んでいるのが歌舞伎…
というオチはイマイチだったけどね(^^;)

てっきり、病気の子供か親がいるのでは…なんて
シリアスな理由を勝手に思い描いていた私が悪いのだけれども(笑)



それより恋人であるかの様に検事の名前を挙げるシーン
いや、シーンとしては良いんだけど
その名前が岡本ヤスユキって…

てっきり、ドラマだからちょっと変えてはあるけど
岡村靖幸のことを言っているのかと思っちゃったよ(笑)

…なんてことはどーでもいいんですが(^^;)



刑事(松重豊)や過剰報道をする記者の姿があまり掘り下げられなかったところは
ちょっぴり物足りなかったかな。

でも、白河福太郎(柄本明)は、出番も台詞も少ないながらも良い味を出していた。
特に水中に置き去りにされる時の表情は秀逸。



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Last updated  2012.11.11 22:05:21
コメント(6) | コメントを書く
2012.05.02
カテゴリ:単発ドラマ
まあ、沢尻エリカのPVって感じだったな。


原作を読んだのは遥か昔なので雰囲気しか覚えてない(笑)
その雰囲気に今回のドラマが合っていたかというと
微妙…

でも、改めて原作を読み返してみないことには
断言はできないな。


確か原作は、ヒロイン公子の死後
章ごとに違う人物が彼女との出逢いを語る―
という形になっていて

その人物のフィルターを通して描かれる公子は
それぞれがまるで別人の様に印象が異なっていた。
いわば『羅生門』風。

ドラマの方は沢山栄次を狂言回しにして
彼女に関わった何人かの人々の話を引き出す―
という形になっている。

つまり第三者ではなく当事者も当事者である沢山が
渡瀬義雄、鈴木タネ、尾藤輝彦をメインに話を聞き、
他の人々の証言も所々に交え、
自分が知らない公子の色んな顔を知っていく―
っちゅーことで
フィルターにフィルターがかかっているとも言えるし
結局のところ一つに集約されてしまったとも言える。

公子を巡って何があったの?
という“謎”を探るのにはストレートで良いのかもしれないけど
『羅生門』的面白さはかなり薄まってしまった。
その分、人物像も物語も平板になてしまった気がする。



公子を演じる沢尻エリカは、
まあ色々ネガティブなイメージがあるけど、個人的にあまり気にならないので
なかなか良かったと思う。

15歳の頃の姿は本当に可愛かった。
それも甘ったるく薄っぺらい可愛さではなく、力がある。

大人になるにつれ妖艶さが出てきたし。
お金を要求して自殺未遂してみせるシーンにしても下品さがないし。

ただ、ラストの方では若過ぎるとは思ったけど(笑)


鈴木タネを演じる余貴美子は小狡い感じが出ていて良かったな。
公子とは、ある意味同類であり、ある意味対照的でもある。

もうちょい下品でもOKだったかも?
公子が尾藤輝彦と一緒にいるところを怒鳴りつけるシーンは
原作ではもっと凄い言葉を使っていた様な記憶。


沢山を演じる船越英一郎は微妙…かなあ…。
証言者の一人沢山としてなら悪くないけど
中心になって皆の話を聞いて回り自分なりの結論をつける―
という大きな役回りに関してはイマイチな気もする>スミマセンスミマセン

つい最近観た映画『白夜行』でも同じ様に物語を引っ張る役で
やはり少しばかり違和感というか、物足りなさを感じてしまったのだった。

二時間サスペンスのせいかコミカルなイメージと
奥さん@松居一代のイメージが付きまとうからかも?

今回、その私生活を逆手に取ってドラマの宣伝を頑張ってたみたいだけど(^^;)


そしてラスト。

原作では、自殺か事故か、はたまた他殺か全く分からないまま終了。
皆の証言から受けるイメージも様々なれど、タイトルも相まって
それなりの公子像は読者の中に出来上がってきたところで
息子のファンタジックとも言える言葉に何だかホッとするものを感じ
後味を良い物に変えていた。

ドラマでは、本人に自殺の意志がハッキリあったか否かは分からないにしても
冒頭でワザワザ屋上に上がり自ら飛び降りた様な描写をしてしまっていたので
息子の言葉も何も大した意味合いはなし…って印象だったな。

それほど意外性もなく淡々と公子像が出来上がって行ったし。


ちゅーことで今回のドラマ化は、私的には
悪くはなかったけど、残念でもあった。




原作:有吉佐和子
脚本:池端俊策
演出:鶴橋康夫
出演:沢尻エリカ(富小路公子)
船越英一郎(沢山栄次)、上地雄輔(渡瀬義雄)、渡辺大(尾藤輝彦)





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Last updated  2012.05.02 14:42:18
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2011.05.11
カテゴリ:単発ドラマ
う~ん…あんまり面白くなかったデス>スミマセンスミマセン
でも、後味は爽やかだったし、嫌いじゃないよ>フォロー


舞台となるのは岐阜県各務原市。
町おこしのために各務原キムチが作られるまでの物語―
というのは興味深い。

それに淡いラブストーリーを絡める、というのも“王道”だし
相手が韓国人男性というのも、題材に合っているし
ブームにも則っているし
韓流イケメンは目の保養>ぇ

だから、各要素は良かったと思いマス。


朝、ヒロインみのりが目覚めるところからドラマが始まるのは
絵的にも雰囲気的にも悪くない印象だったのだけれど、
食事中の従妹@春香に、目覚ましを止めただろうと言うみのり―
朝食抜きで出勤するみのりに無反応の春香―
そもそも何故、従妹が同居しているのかも説明されないし―

なんてことが軽く引っかかってしまったけど…まあ、このくらいは目を瞑りませう。

各務原姉妹都市@チュンチョンからの交換職員@イ・ウォンジュンとの出逢いが
道で転んだところを助けてくれた―って
いつの時代の少女マンガよ!?

と思ってしまったけど…まあ、そこもスルーしませう。

マッコリでグデングデン―
肝心のキムチ作りのアイディアは酔った勢い―
う~ん…別に笑えないしぃ~
何なんだよ、って感じだしぃ~
少しばかり引いてしまったけど…これも軽く流してあげるべきでせう。

―と、色々葛藤しながら観続ける私であった(笑)


ウォンジュンがキムチを取り上げたことに苦言を呈したのは
逆に日本の“おふくろの味”を外国人に適当&不満顔で簡単に作れるなんて言われた
と思えば、すんなり理解できると思うんだけど、
頭ごなしに嫌な男扱いで逆切れしちゃう、みのり…

「母親が家族を思って作る味」という言葉も、
そうした韓国の歴史とか愛情とかに思いを馳せ、
心を込めて作ろうと受け止めれば良いのに
「精神論」と安易な括り方をして突っぱねるし
「幼い頃に母親を亡くした自分には作れないと言いたいのか」
などとイチャモンつけるし
何だか好きになれないヒロインだなあ(^^;)

それには、
母の味を覚えていない寂しさや地元と自分を重ねてのコンプレックスや
父親との意志の疎通が上手くいってないことや
その父親が作る「金魚飯」でクラスメートにからかわれたトラウマがあること等
彼女なりの苦悩が裏にあることが段々に明かされてはいくんだけど…

だからって
「無理もないよね、分かるよ」なんて共感できた、とか
「あ、そうだったのか」と観ているこちらの心も解れた、とか
…いうことはなかったんだよなあ(^^;)

ウォンジュンとは
最初は反発し合っていたのが、やがて心を開きあう様になる…という定番の展開だけど
何か、みのりが一人で意識し過ぎていて一人で凝り固まっていて一人で騒いでいるだけで
ラブストーリーも空回りって感じ>スミマセンスミマセン

しかも、心が解れるきっかけとなるのが、
ウォンジュンも母親を亡くしていると知ったこと…って…

父子の葛藤にしろラブストーリーにしろ
無理矢理ツンデレ展開にしているというか、
いや、そういう展開は結構なんだけど
そのための設定が弱い感じ>エラソウ


貫地谷しほりは好きだし
いつもよりも(いつもにも増して?)綺麗に映ってるし
演技にも好感持てるのだけれど
みのりのキャラがイマイチ魅力がない感じ>スミマセンスミマセン

キムチ作りのシーンも
「頑張れよ」と声援を贈るよりも
「その髪の毛、何とかせんかい」と叫びたくなってしまったし>ぉぃぉぃ


後は、
市長とのアレコレは、肝心のキムチの進展に関わることなので
悪くはなかったけど、もうちょい細やかに行かなかったのかなあ…

でもまあ、あのくらいの匙加減が良いという見方もできるから置いといて

上司や同僚達は存在感薄過ぎ。
味見してもらったとこくらいしか覚えてない>ぇ
だからイキナリ唐辛子の着ぐるみで上司が登場するところなど、
唐突だし視点がブレるし…

父親との仲も、父親がそんなに目立つ存在でもなかったので(酷
やはり、みのりが勝手に怒ってるだけみたいな印象だったし
母親が残したイラスト入りレシピも本当は感動どころだとは分かるのだけれど
『四十九日のレシピ』で使ったネタだし、あっちは良いドラマだったので分が悪い>ぉ


何か、ベタなだけに安定感のある要素を多く取り入れながら
描き方がイマイチって感じだった>本当にスミマセン

でも、好感は持てたよ>フォロー
ユナク君は可愛かったし>そこかい
各務原キムチ、食べたくなったし赤ハート



NHK岐阜開局70周年記念ドラマ 2011年/日本
出演:貫地谷しほり(伴野みのり)ユナク(イ・ウォンジュン)




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Last updated  2011.05.11 10:29:39
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2011.05.01
カテゴリ:単発ドラマ
手塚治虫作品の映像化って失敗することに決まってるのかも?

…と、全ての映像化作品に目を通したわけでもないのに決め付けてはいけませんね(笑)
なので、まずは良かったところから挙げる。


*BJが着ているのはコート
マントと勘違いしている人も少なくないので、この点は良かったっす。
つーか、マントだなんて何考えてんだよ!?
『ドン・ドラキュラ』じゃないんだから(笑)

*傷跡は控えめ(?)
マンガでは寧ろカッコイイBJの風貌だけど、まんま実写にしちゃったらダメ(笑)
でも、皮膚の色が違っていることは重要なので、まああんなもんで妥当かも。
髪型も変に忠実に作り上げず、まあ自然だったと思う>ちょっとボリュームあり過ぎだけど

*BJがイケメン
私的にはBJは美形なんですっ。
とにかく目は“吸い込まれそうに綺麗”でなきゃいけないんですっ。
岡田将生君は、イメージぴったりとは行かないけど、まあよろしいんじゃないでせうか。

とにかく「先生の宍戸錠」(byピノコ)でなくて良かった>ぉ

*最初と最後に『畸形脳腫』のシーン
エピソード0を描くには、その後に登場する要素を所々に散りばめるのは必定。
単に現在の様子を匂わせるだけのシーンでも悪くはなかったけど
ピノコが誕生する重要なエピソードを持ってきたのは、なかなかだと思う。

ついでに言うと、渚が描く絵本にまんまピノコが登場するのは
アイディアとしては面白い気がするけど、ああやって出てくるとワザトラシイ…

*安易なラブストーリーではない
ここは本当にホッとしましたわ(笑)


こんなもんかな…
え?良いとこって、これだけ?


イマイチなところはね、
まあ細かいところを一々挙げても仕方ないので止すとして>ぉ

全体的に何か安っぽいしさー
話運びも強引だしさー
容易に先が読めちゃうしさー
各キャラに深みも魅力もあんましないしさー
母親に関する“奇跡”も感動どころというよりナンダカナ感が強かったなー。

まあ、母親を絡めたところは手塚っぽいと言えば言えるけど。


仲里依紗は好感持ってる女優さんなんだけど、彼女の演じる優奈は
嫌な女とまではいかないけど、何かウザイ>言っちゃった

最初は前髪が鬱陶しい、と思った程度だったんだけど>こらこら
手帳をワザトラシク横に置くし
なかなか返さない上に取りに来いなんて言い出す始末…
止められても勝手に奥の部屋まで侵入するし
妹を「もう一人の私」なんて言って自己中っぽい言い草だし
さっさと手術着に着替えて強引に手術に立ち会うし
結局のところ透明なビニールで囲っただけだから外側からも見えてたのに(笑)

で、結局
BJを紹介する役割だけで他にはコレといった活躍なし。

彼女の魅力や存在感が大きくないと、桐生先生の変貌に説得力が生まれないよね。


で、その桐生先生だけど…
ラストのアレはないでしょう。

そりゃあアイディアとしては、あそこであのキャラを誕生させるというのは良いと思うよ。
でも、キャラが違い過ぎますがな。

時代が変わっているのだから細かい設定が変えられてしまうのは仕方ない。
BJが巻き込まれた爆破事件などは、ああいう形でも「あり」だと思う。
ついでに言うと本名が違ってて、本来の本名@黒男がサイン様の偽名なのも
まあリアリティという意味で許す(笑)

でも“彼”の場合は、もっと残酷でもっと凄い経験を経ての変貌でなければ
キャラそのものが軽くなってしまう。

医師としてのプライド、挫折感、嫉妬、妬み…
女性@優奈も絡んでの嫉妬や憎悪…
そうした複雑なものが引き金になったと描いているつもりなんだろうけど
成功しているとは言い難いよな>エラソウ

成功していたとしても、“彼”はそれだけのキャラじゃないと思う。
BJと表裏一体というか…いや、もっと近い…ほとんど双生児…のハズ。
だから桐生先生じゃ根本からして違うと思うんだけどな。


そして白髪(爆笑)

上で外見は押さえ気味で良いと書いたばかりだけど
(だから白髪はワザと「なし」にしたのかとさえ思ってた)
そこで白髪発生かい…って感じで(^^;)


『ブラックジャック』の凄さの一つは、
16ページ~20数ページくらいで一話完結の形式で
見事なまでに物語を描ききっていること。

時間を長くすれば、その分、
深みが増すんじゃないか…
エピも多く盛り込めるから面白さも増すんじゃないか…
と素人には思えるんだけど、そんなことはないんだと分かった。

手塚治虫の偉大さを改めて理解できて、その点だけは非常に良かったと思う。




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Last updated  2011.05.01 23:41:24
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2011.01.09
カテゴリ:単発ドラマ
なかなか面白かった。

第1シリーズを何回か観たことがある…という程度なので
今回のドラマ内に、また回想シーンに、続々登場する豪華メンバーも
どんな役柄でどう主人公と関わってきたの、ほとんど知らない(^^;)
それでも全く支障なく楽しむことができた。

まあ、それだけベタってことなんだろうけど
嫌なベタさじゃないんだよね。

予想通りの展開になっても
合間にオチャラケが入っても
ちっとも嫌味じゃない。

昔の映像と乖離していないところも良い。
雰囲気も人々も全然変わってない様に見えた。
中居君は少々老けたけど>スミマセンスミマセン
でも、それが伊橋の成長ぶりを窺わせ、却って好感持てる。

古き良きドラマ、って感じかな。

じゃあ今回登場する新キャラが浮いているかというと、トンデモナイ。
皆、ドラマ世界にすんなり溶け込んでいる。

山本祐典は役柄上、最初は少し浮いているんだけど、
その新人類(死語)ぶりを示すエピが変に大袈裟だったりせず自然なので
その手のエピに付き物のイライラ感がなく、観ていて辛い気持ちにはならない。


でもって、中居君@伊橋―

腕は良いけど人の使い方が下手ってことで、
その下手ぶりとか、本人も焦ったり悩んだりしていることとかが
やはり自然に描かれている。

それがあるから、京都の菊華庵に行ってから
板前達の心を掴んでしまうまでが、あっという間でも
ご都合主義とは感じなかった。
コンビニおにぎりやサンドイッチと、手料理の対比も鮮やかだったし。

で、そんなところに
さり気に伊橋の成長も描いている。
包丁を磨くところ等も含めて、ね。


何だか絶賛モードだなあ(笑)

ツッコミどころがないわけじゃない。
大傑作とも言い難い。
ノスタルジーというベールがかかっているのも否定しない。

でも、
明るく温かく爽やかで
物語も焦点を絞って分かりやすく、綺麗に纏めてもいるので
肯定することしかできません、って感じ(笑)

まあ、アカラサマに船場吉兆をネタに使っているのは賛否両論かな、って思うけど(笑)

でも、吉兆の関係者がこのドラマを観たら
憤慨するどころか、励まされたかもね。

良い役者が揃っているってのも、好感度高い理由のひとつ。
小林稔侍を始め、“大人”達がそれぞれカッコイイ。

若者におもねるのではなく、
ご都合主義っぽく時々苦言を呈するだけの存在でもなく、
ちゃんと背景を持った重厚な存在として立ってる様に思えた。


山本祐典だけでなく貫地谷しほりまでもが藤村に修業に来るというオチは、
纏まりにはなっているけど、それ以上に「続編狙ってんのかい?」な気がしたけど(笑)
こういうドラマなら、もっと続いてくれても構わないな。

説教がましくはないのだけど、メッセージは伝わってきたし
前向きに頑張っていくよう励まされた。


あの、胡麻カステラは微妙だったけど(笑)
アイテムとしては意味ありなんだけど、美味しそうじゃなかったので>スミマセンスミマセン
でも、逆に食べてみたくなった>ぇ




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Last updated  2011.01.09 23:17:03
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