キャラメル>『虎に翼』第16週
新潟編スタート。ステージが変わる度個性の強い人物が大勢登場したけど桂場の言う通り、寅子は皆から好意を得ていた。それが今度は微妙…アカラサマな敵意とかではなく一見良さそうな、でもそれだけに厄介そうな人達。タヌキってヤツっすね(笑)…ひじゅにですが何か?「 美味しい物、一人で食べてもつまんない」by優未第16週『女やもめに花が咲く?』優未との「溝」はアッサリ解決することなくかといって殊更大袈裟な取り上げ方もせず下手に優未をメインにしてしまってドラマの軸をブレさせることもなく巧みに飛行を続ける『虎に翼』号!…である(笑)この週は高瀬青年のエピを前面に出しタヌキ達の実態と寅子の立ち位置の微妙な変化を描きそれらに優未や、優未と寅子の関係もさり気なく重ねて見せさらに星航一も絡めラストでは涼子登場!…忙しい(笑)けど、なかなかの流れ。パッと見、人情味があり親切で気が利く人間関係だけれど言葉に出せない威圧感というか上手いこと掌に乗せられちゃってる感がある。高瀬と揉めた森口にしても何か田舎特有の押しつけがましさというか…本人は善意のつもりっぽいのが何とも厄介。高瀬が曖昧に笑ってかわそうとする気持ちはよく分かるよぉ…と思う。でも、それは寅子が言う様に「受け流す」のではなく「受け流さざるを得ない」ってことなんだよなあ…だから高瀬の一件をなあなあに済ませるのではなく処分を受ける方向にした寅子の決断は正しいしお惣菜を届ける手配を断ったことも正しい。私にはとても真似はできないけどね。だから、流されるばかりで心に鬱積していくし時々爆発して事を悪化させてしまうこともある。我ながら最悪でございます(笑)優未との「溝」は変にドラマチックにせず自然にゆっくり埋まって行く…という描き方にしてほしいな。「仕事んい行きたくない」と、寅子が一人でジタバタしているところを優未が見てしまった時自他ともに完璧を求めてばかりと思っていた母が人間的弱さを露呈したと、優未が理解して態度が少し変わるのではと思ったけどそんな単純なものではなかった(笑)優三のことを話せず、ちょっとギクシャクするところも良かった。ギクシャク優先で無理な言動を入れるのではなく寅子自身がまだ冷静に優三を思い出すことができないでいるというところが。そんな母娘が夜中に一緒にキャラメルを食べるーこれが今週のクライマックスって感じで良かった。以前、寅子が花岡に渡したチョコレートを思い出させた。親と子の間を柔らかく繋ぐものは、やはり甘いものなのね。つーか、このドラマは甘いものを象徴的に使っているよね。あんみつとか、お汁粉とか、お団子とか。やはり、甘いものしか勝たん!…と、ところてん好きなひじゅにが言ってみる(笑)それにしてもさ星航一って物凄い洞察力の持ち主だな。人の心の機微もよく理解している。もっと石頭な人なのかと思っていたよ。顔も良いのに中身も良いなんて無敵じゃん>ぉ寅子はまだちょっと固い感じがするので彼が介入するのは素敵だな。それでいてハヤシライスの話を出した時の航一は不器用そうで寧ろ朴念仁って感じで(笑)「誘って下さるの!?」と笑う寅子はとても可愛かった。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4041-7a079199☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ キャラメルおかずセットかさぶたくん