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2006年02月23日
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 『~S800C編その33・・』でのコメントで、『職人H』さんよりウッドパネルの話題があったので書いてみる・・・。(←話題のパクリ?苦笑)

 2001年、『職人H』さんとSのハナシで盛り上がった時に「Sって純正のステアリングがウッド(中期以降はウッド調)なんだから、トヨ2みたいに『メーターパネル』や『シフトノブ』もウッドだとイイのにね~。」ってな話題になった。
 『職人H』さんはギター本体などもご自分で作ってしまうようなヒト。その気になれば平面なウッドパネル製作くらい屁でもないし、旋盤もお持ちなのでシフトノブもお茶のコさいさい。
「・・・じゃあ、作っちゃおうか~。」という軽いノリでの始まりだった。

 ・・・このブログは製作解説本ではないので、以下大きく端折りますがカイツマんで・・・。
 「ウッドメーターパネル」作成にあたっては当然純正メーターパネルからの現物合わせになることは言うまでもない。
 で、採寸してみて気付いたことをひとつ・・、Sのメーターは5連だが、アンメーターと燃料メーターは一体型なのでメーター穴は全部で4つ、一見スピードメーターとタコメーターの穴の口径は同じ様だが実は違う。スピ-ドメーター穴は95ミリに対し、タコメーター穴は92ミリだった。水温計とアン&燃料計は同じ68ミリ。
 ウッド材質は、職人Hさんがたまたま持っていた『メイプル材』のスライスもの(1.5ミリ)に決定、パネル自体の強度を持たせるために裏打ちとしてアルミ板1.5ミリとの貼り合わせとした。
 そのままクリヤーか木部用スプレー(半透明色モノ)で仕上げても良いわけだが、ここで職人Hさんと私のこだわり(!?)が表れる・・・。

 Hさん「スプレー掛ける前に、染色した方が木目の深みが出るから『オイルステイン』を浸透させよう。」
 私「S用のウッドパネル作ったヒトは全国にたくさんいるだろうから、僕らのはいっそのコト『文字入れ』もしましょうよ~。」

 ハイ、どちらも決行。『オイルステイン』は3日かけて3度染めとし、文字型(書体)は純正メーターパネルのモノ(Sのメーターパネル文字は当時のホンダ社員さんが考案した特殊型:コミーリプロさん談)にこだわって、HさんのCADにて作成。

Sメーターパネル文字スクリーン型枠その1
Sメーターパネル文字スクリーン型枠その2
↑メーターパネル文字のスクリーン印刷用『型枠』2枚:本来ならメーターパネル外形並に型枠を作り印刷位置配列決めでの『一発で位置合わせ』も可能だが、左ハンドル用のパネルのコトも考慮して『一位置ずつチマチマ合わせ』タイプを採用・・・というのはウソ、型枠単価は面積に比例するのでケチった結果である・・^^; 黒囲いの『IGNITION』文字のみ、他の文字より数割程度大きいことが判明。また、赤囲いの文字は純正パネルには本来無い・・・。↑

ウッドメーターパネルくり抜き
↑画像上:ウッドパネルを切り抜いた後の残骸 画像下:純正パネル↑

S用ウッドメーターパネル製作(4枚目)その1 S用ウッドメーターパネル製作(4枚目)その2 S用ウッドメーターパネル製作(4枚目)その3 S用ウッドメーターパネル製作(4枚目)その4
↑2001年に職人Hさんとで初めて作った時には写真撮りしていなかった。この画像のパネルは、献上品(?)としての1枚で約2年前に再び製作した時のモノ。
左上:『オイルステイン』すり染め工程:塗りつけて乾いたら拭き取りという作業をを2~3回繰り返す。
右上:研ぎ慣らし工程:ウレタン塗料吹き付け&乾燥後、サンドペーパー(1000番程度)で面慣らしをする。木製はしみ込みやすいので数回に塗り分けないとなかなか面が均一化しないし光沢がうまれない。
左下:凹凸が無くなるまで『吹き付け&研ぎ』作業を繰り返した後、『文字印刷』。
右下:印刷後、最終吹き付け。この時は印刷後も仕上がりに納得出来るまで3回は吹いた。合計7回は吹いたかな?自分のを塗った時より良い仕上がりになってしまった。↑





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最終更新日  2006年02月25日 15時00分16秒
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